四半期報告書-第18期第1四半期(平成28年3月1日-平成28年5月31日)

【提出】
2016/07/08 15:09
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、政府や日本銀行による経済・金融政策により企業収益や雇用情勢に改善が見られるなど、緩やかな回復基調にあるものの、急激な円高・株安の進行、新興国経済の減速などを背景に世界規模で先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、徹底的なコスト削減を諮り、新規顧客獲得に努め、利益の向上に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間につきましては、売上高1,559百万円(前年同期比44.9%減)、営業損失74百万円(前年同期は197百万円の営業利益)、経常損失58百万円(前年同期は202百万円の経常利益)となり、最終損益として32百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失(前年同期は63百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
なお、前連結会計年度末において株式会社ライフプランニングの株式を譲渡し、それに伴い株式会社NSFが当社の子会社ではなくなったため、当第1四半期連結会計期間からシェイプファンデ事業を廃止しております。
また、アイラッシュケア事業につきましては、前第3四半期連結会計期間に新設されたため、前年同期比較は記載しておりません。
(システムソリューション事業)
当事業におきましては、引き続き学習者向け問題集アプリケーションの開発に注力し、受託開発に関しましては、新規顧客開拓も展開して参りましたが、既存顧客からの注文数減少により売上高も減少しております。その結果、売上高は69百万円(前年同期比43.1%減)、売上構成比は4.5%となりました。セグメント利益(営業利益)は20百万円となり、前年同四半期と比べ3百万円(前年同期比13.0%減)の減益となりました。
(メディアソリューション事業)
当事業におきましては、新規クライアントの獲得や営業基盤の強化をより一層行って参りましたが、競合他社との価格競争の影響等により減益となりました。その結果、売上高は1,227百万円(前年同期比50.0%減)、売上構成比は78.8%となりました。セグメント損失(営業損失)は51百万円となり、前年同四半期と比べ257百万円の減益となりました。
(コストマネジメント事業)
当事業におきましては、サービスの多様化に努め、既存顧客に対しての継続的な高品質なサービスの提供を行ってまいりました。その結果、売上高は58百万円(前年同期比33.3%減)、売上構成比は3.7%となりました。セグメント損失(営業損失)は6百万円となり、前年同四半期とほぼ同等に推移いたしました。
(アイラッシュケア事業)
当事業におきましては、より良い品質のまつげエクステの開発、よりお客様に満足していただける技術を磨き、より良いサービスの提供を進めてまいりました。その結果売上高は203百万円、売上構成比は13.0%となりました。セグメント利益(営業利益)は7百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて379百万円減少し、3,019百万円となりました。これは、主に現金及び預金が372百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて12百万円減少し、1,431百万円となりました。これは、のれんが24百万円減少したことなどによります。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて391百万円減少し、4,450百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて293百万円減少し、2,150百万円となりました。これは、買掛金が317百万円減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて55百万円減少し、983百万円となりました。これは、長期借入金が56百万円減少したことなどによります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて43百万円減少し、1,316百万円となりました。これは、利益剰余金が32百万円減少したことなどによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。