四半期報告書-第22期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)

【提出】
2023/08/14 9:13
【資料】
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社はコンテンツメーカーとして、オリジナリティあふれるゲームコンテンツ及びサービスの創出を行い、その魅力を様々な分野・プラットフォームを通じて世界中のお客様にお伝えすることに努めております。
当第3四半期累計期間の製品部門におきましては、日本ファルコム創立40周年記念タイトル「英雄伝説 黎(くろ)の軌跡」や「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-(クリムゾン・シン)」をPlayStation5/PlayStation4向けに販売したほか、「英雄伝説 閃(せん)の軌跡」シリーズや「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)スーパープライス」「イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)スーパープライス」などを販売しました。
2022年12月には音楽アルバム「英雄伝説 黎の軌跡 SUPER ULTIMATE」を、2023年2月には「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-オリジナルサウンドトラック上巻・下巻」を発売しました。
また、Nintendo Switch自社参入タイトル第二弾「イース・メモワール -フェルガナの誓い-」を2023年4月に、第三弾「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)for Nintendo Switch」を2023年6月に発売しました。
そして、「イース」シリーズ最新作「イースⅩ-NORDICS-(ノーディクス)」をPlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch向けに、2023年9月に発売する予定です。
その結果、製品部門の当第3四半期累計期間の売上高は189百万円(前年同期比43.1%増)となりました。
ライセンス部門におきましては、PlayStation5/PlayStation4向け「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-」繁体字中国語版及び韓国語版を2022年10月に、PlayStation5向け「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」英仏語版を2022年11月に、PlayStation4、Nintendo Switch、PC・Steam向け「英雄伝説 碧(あお)の軌跡:改」英語版を2023年3月に発売しました。また、Steam向け「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-」繁体字中国語版及び韓国語版を2023年1月に、「英雄伝説 黎の軌跡」日本語版を2023年3月に、PlayStation5向け「イースⅨ-Monstrum NOX-」英仏語版を2023年5月に発売しました。
そして、Nintendo Switch向け「イース・メモワール -フェルガナの誓い-」繁体字中国語版及び韓国語版を2023年5月に、「東亰ザナドゥeX+ for Nintendo Switch」繁体字中国語版及び韓国語版を7月に発売しました。
スマートフォン用アプリ「イース6 Online~ナピシュテムの匣(はこ)~」やオンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売のほか、「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」「イースⅨ-Monstrum NOX-」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-」「東亰ザナドゥeX+」の英語版なども引き続き展開しております。
2023年1月からTVアニメーション「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」の放映を行い、スマートフォン向け新作RPGの配信も決定しております。また「英雄伝説 ガガーブトリロジー」のスマートフォン向けRPGゲームアプリの配信に関する契約を締結しました。
なお、Nintendo Switch向け「英雄伝説 零の軌跡:改」「英雄伝説 碧の軌跡:改」日本語版を2023年8月に、「イース」シリーズ最新作「イースⅩ-NORDICS-(ノーディクス)」繁体字中国語版及び韓国語版をPlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch向けに2023年9月に発売する予定です。その他、PlayStation4、Nintendo Switch、PC・Steam向けに「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」「那由多(なゆた)の軌跡」のそれぞれ英語版を展開する予定です。
その結果、ライセンス部門の当第3四半期累計期間の売上高は1,290百万円(前年同期比4.6%減)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高は1,479百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は740百万円(前年同期比10.7%減)、経常利益は752百万円(前年同期比17.4%減)、四半期純利益は522百万円(前年同期比16.5%減)となりました。
(2) 財務状態の分析
(総資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は、主に現金及び預金が380百万円増加したことに対し、売掛金が634百万円減少したことにより9,393百万円(前事業年度末比3.1%減)となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、主に買掛金が129百万円、未払法人税等が374百万円減少したことにより249百万円(前事業年度末比71.1%減)となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、配当金の支払い205百万円があったことに対し、四半期純利益を522百万円計上したことにより9,144百万円(前事業年度末比3.6%増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、416百万円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。