有価証券報告書-第23期(2022/04/01-2023/03/31)
6 セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。当社グループでは「メディカルプラットフォーム」、「エビデンスソリューション」、「キャリアソリューション」、「サイトソリューション」及び「海外」の5つを報告セグメントとしています。
「メディカルプラットフォーム」は、国内における、医療従事者専門サイト「m3.com」を核としたインターネットとリアルオペレーションを活用した各種マーケティング関連事業を行っています。
「エビデンスソリューション」は、臨床試験等(治験、大規模臨床研究等)の業務支援事業、治験実施医療機関における治験業務全般の管理、運営支援事業等を行っています。
「キャリアソリューション」は、国内における医療従事者を対象とした人材サービス事業を行っています。
「サイトソリューション」は、医療機関の運営サポート事業や訪問看護事業等を行っています。
「海外」は、米国、英国、中国、韓国、インド、フランス、ドイツ及びスペイン等での医療従事者専門サイトを活用した医療関連会社マーケティング支援、調査、治験支援、人材サービス等の各種サービスを提供しています。
(2) 報告セグメントの売上収益、利益又は損失及びその他の項目
当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目は以下の通りです。
なお、報告セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
※1 「その他エマージング事業群」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンシューマ向けサービスの他、医療福祉系国家試験対策サービス等を含んでいます。
2 調整額の内容は、以下の通りです。
① セグメント間取引の消去
② 各報告セグメントに帰属しない収益及び全社費用
3 「海外」のセグメント利益には、Medliveの支配喪失に基づき認識した「子会社の支配喪失に伴う利益」9,443百万円及びMedliveが新株を発行したことによる「持分変動利益」21,906百万円が含まれています。
4 新型コロナウイルス感染症の影響等により将来の収益性を見直した結果、のれん及び無形資産等について減損損失を計上しています。
5 将来の収益性を見直した結果、のれんについて減損損失、無形資産について減損損失の戻入を計上しています。
(3) 主要な製品及び役務からの収益
「(2) 報告セグメントの売上収益、利益又は損失及びその他の項目」に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています。
(4) 地域別に関する情報
地域別の外部顧客からの売上収益
売上高は、事業拠点の所在地を基礎として分類しています。
地域別の非流動資産(金融商品、繰延税金資産及び持分法で会計処理されている投資を除く)
(5) 主要な顧客に関する情報
単一の外部顧客との取引による売上収益が当社グループの売上収益の10%以上である外部顧客がないため、記載を省略しています。
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。当社グループでは「メディカルプラットフォーム」、「エビデンスソリューション」、「キャリアソリューション」、「サイトソリューション」及び「海外」の5つを報告セグメントとしています。
「メディカルプラットフォーム」は、国内における、医療従事者専門サイト「m3.com」を核としたインターネットとリアルオペレーションを活用した各種マーケティング関連事業を行っています。
「エビデンスソリューション」は、臨床試験等(治験、大規模臨床研究等)の業務支援事業、治験実施医療機関における治験業務全般の管理、運営支援事業等を行っています。
「キャリアソリューション」は、国内における医療従事者を対象とした人材サービス事業を行っています。
「サイトソリューション」は、医療機関の運営サポート事業や訪問看護事業等を行っています。
「海外」は、米国、英国、中国、韓国、インド、フランス、ドイツ及びスペイン等での医療従事者専門サイトを活用した医療関連会社マーケティング支援、調査、治験支援、人材サービス等の各種サービスを提供しています。
(2) 報告セグメントの売上収益、利益又は損失及びその他の項目
当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目は以下の通りです。
なお、報告セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円) | |||||||||
報告セグメント | その他エマージング事業群 (※1) | 調整額 (※2) | 連結財務諸表計上額 | ||||||
メディカルプラットフォーム | エビデンスソリューション | キャリアソリューション | サイトソリューション | 海外 (※3) | 計 | ||||
売上収益 | |||||||||
外部顧客への売上収益 | 83,180 | 21,899 | 13,353 | 34,660 | 51,811 | 204,903 | 3,256 | - | 208,159 |
セグメント間の内部売上収益又は振替高 | 2,749 | 856 | 740 | 525 | 20 | 4,890 | 104 | △4,994 | - |
計 | 85,928 | 22,756 | 14,094 | 35,184 | 51,831 | 209,793 | 3,360 | △4,994 | 208,159 |
セグメント利益 | 39,553 | 5,654 | 4,646 | 3,399 | 44,837 | 98,091 | △601 | △2,348 | 95,141 |
金融収益・費用(純額) | 1,045 | ||||||||
税引前当期利益 | 96,187 | ||||||||
その他の項目 | |||||||||
持分法による投資損益(△は損失) | △69 | - | - | - | △30 | △99 | △2,331 | - | △2,430 |
減価償却費及び償却費 | 2,839 | 211 | 97 | 1,117 | 1,796 | 6,061 | 214 | - | 6,274 |
減損損失(※4) | 345 | - | - | 1,789 | 322 | 2,457 | - | - | 2,457 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円) | |||||||||
報告セグメント | その他エマージング事業群 (※1) | 調整額 (※2) | 連結財務諸表計上額 | ||||||
メディカルプラットフォーム | エビデンスソリューション | キャリアソリューション | サイトソリューション | 海外 | 計 | ||||
売上収益 | |||||||||
外部顧客への売上収益 | 90,196 | 26,527 | 13,869 | 34,979 | 62,070 | 227,641 | 3,177 | - | 230,818 |
セグメント間の内部売上収益又は振替高 | 2,902 | 630 | 669 | 316 | 25 | 4,543 | 107 | △4,649 | - |
計 | 93,098 | 27,157 | 14,538 | 35,295 | 62,095 | 232,183 | 3,284 | △4,649 | 230,818 |
セグメント利益 | 41,147 | 7,662 | 4,644 | 3,745 | 16,990 | 74,189 | 945 | △3,151 | 71,983 |
金融収益・費用(純額) | 2,335 | ||||||||
税引前当期利益 | 74,318 | ||||||||
その他の項目 | |||||||||
持分法による投資損益(△は損失) | 238 | - | - | - | 1,088 | 1,326 | 145 | - | 1,471 |
減価償却費及び償却費 | 2,735 | 549 | 99 | 1,222 | 2,577 | 7,182 | 252 | - | 7,434 |
減損損失(※5) | 796 | - | - | - | - | 796 | - | - | 796 |
減損損失の戻入 (※5) | 820 | - | - | - | - | 820 | - | - | 820 |
※1 「その他エマージング事業群」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンシューマ向けサービスの他、医療福祉系国家試験対策サービス等を含んでいます。
2 調整額の内容は、以下の通りです。
① セグメント間取引の消去
② 各報告セグメントに帰属しない収益及び全社費用
3 「海外」のセグメント利益には、Medliveの支配喪失に基づき認識した「子会社の支配喪失に伴う利益」9,443百万円及びMedliveが新株を発行したことによる「持分変動利益」21,906百万円が含まれています。
4 新型コロナウイルス感染症の影響等により将来の収益性を見直した結果、のれん及び無形資産等について減損損失を計上しています。
5 将来の収益性を見直した結果、のれんについて減損損失、無形資産について減損損失の戻入を計上しています。
(3) 主要な製品及び役務からの収益
「(2) 報告セグメントの売上収益、利益又は損失及びその他の項目」に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています。
(4) 地域別に関する情報
地域別の外部顧客からの売上収益
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
日本 | 155,707 | 168,131 |
北米 | 22,347 | 26,634 |
欧州 | 19,269 | 22,665 |
その他 | 10,836 | 13,388 |
合計 | 208,159 | 230,818 |
売上高は、事業拠点の所在地を基礎として分類しています。
地域別の非流動資産(金融商品、繰延税金資産及び持分法で会計処理されている投資を除く)
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2022年3月31日) | 当連結会計年度 (2023年3月31日) | |
日本 | 47,002 | 60,352 |
北米 | 10,365 | 18,569 |
欧州 | 34,076 | 50,416 |
その他 | 6,099 | 6,213 |
合計 | 97,542 | 135,550 |
(5) 主要な顧客に関する情報
単一の外部顧客との取引による売上収益が当社グループの売上収益の10%以上である外部顧客がないため、記載を省略しています。