四半期報告書-第19期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/14 15:29
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
一方、当社グループの既存事業と密接に関連する新築マンション市場、特に首都圏マンション市場におきましては、当第3四半期連結累計期間において供給戸数が前年同期比微増したものの、契約率において、好調の目安である70%を6ヶ月連続で割り込む等(いずれも民間調査機関調べ)厳しい状況で推移いたしました。
このような状況のなか、マンションデベロッパー及び管理会社との取引関係のさらなる強化及び新規法人開拓の強化に注力してまいりました。
この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高2,391百万円(前年同期比32.5%増)、営業利益44百万円(前年同四半期は営業損失24百万円)、経常利益56百万円(前年同四半期は経常損失20百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益33百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失41百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①ハウスケア事業
ハウスケア事業に関しましては、密接に関連する新築マンション市場、特に首都圏マンション市場が厳しい状況で推移しましたが、マンションデベロッパー及び管理会社との取引関係のさらなる強化及び新規法人開拓の強化に注力し、中古マンション市場及び外注営業が結果を出し、売上においては、順調に推移いたしましたが、外注費や販売促進費の増加により、利益面においては、厳しい状況で推移いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間におけるハウスケア事業の業績は、売上高780百万円(前年同期比15.5%増)、営業利益124百万円(同9.9%減)となりました。
②ビル総合管理事業
ビル総合管理事業に関しましては、新規取引先の獲得等で、売上は伸ばすことが出来ましたが、求人募集費や現場人件費の増額等で、利益に関しては、厳しい状況で推移いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間におけるビル総合管理事業の業績は、売上高1,011百万円(同2.0%増)、営業利益27百万円(同48.2%減)となりました。
③総合不動産事業
総合不動産事業に関しましては、6物件の販売をすることができ、売上・利益ともに想定以上の状況で推移いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間における総合不動産事業の業績は、売上高579百万円(同353.9%増)、営業利益146百万円(前年同四半期は営業損失12百万円)となりました。
④その他
その他に関しましては、本格的な販売には至っておらず、厳しい状況で推移いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間におけるその他の業績は、売上高19百万円(同103.9%増)、営業損失41百万円(前年同四半期は営業損失0百万円)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、27百万円であります。
また、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況のセグメントごとの変更内容は、次のとおりであります。
①その他事業
ブレイントレーニング事業において新商品開発(メンタルスコープ)を行いました。