四半期報告書-第24期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から各種政策の効果もあって雇用・所得環境が改善し、緩やかに回復しております。しかしながら、海外景気の下振れリスクや物価上昇、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある状況です。
一方、当社グループの既存事業と密接に関連する新築マンション市場、特に首都圏マンション市場におきましては、個人消費に持ち直しの動きがみられるものの、当第2四半期連結累計期間の供給戸数が前年同期比17.4%減(出典「株式会社不動産経済研究所」)となり、厳しい状況で推移いたしました。
このような状況のなか、既存取引先とのさらなる関係強化及び新規法人開拓の強化に注力してまいりました。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高1,543百万円(前年同四半期比41.8%増)、営業利益9百万円(前年同四半期は営業損失21百万円)、経常利益47百万円(前年同四半期比3,108.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益120百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失7百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ハウスケア事業)
ハウスケア事業に関しましては、マンションデベロッパー及び管理会社との取引関係のさらなる強化及び新規法人開拓の強化に注力するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響が比較的少ないアフターメンテナンスに力を入れた結果、売上・利益ともに、比較的順調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるハウスケア事業の経営成績は、売上高353百万円(前年同四半期比45.7%増)、営業利益49百万円(同71.6%増)となりました。
(ビル総合管理事業)
ビル総合管理事業に関しましては、新規現場の獲得等があり、売上は順調でしたが、人件費及び材料費の増加や求人募集費の高騰に伴う経費増があり、厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるビル総合管理事業の経営成績は、売上高811百万円(同2.6%減)、営業利益33百万円(同14.2%減)となりました。
(総合不動産事業)
総合不動産事業に関しましては、想定以上の販売が出来たため、売上利益ともに好調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における総合不動産事業の経営成績は、売上高378百万円(同2,869.3%増)、営業利益22百万円(同2,779.5%増)となりました。
(その他事業)
その他事業に関しましては、本格的な販売に至っておらず、厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるその他事業の経営成績は、売上高はありませんでした(前年同四半期の売上高はありませんでした。)。営業損失0百万円(前年同四半期は営業損失0百万円)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,999百万円となり、前連結会計年度末に比べ99百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が221百万円、未収入金が23百万円増加したことなどによる一方、販売用不動産が181百万円、仕掛販売用不動産が152百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は1,102百万円となり、前連結会計年度末に比べ242百万円増加いたしました。これは主に投資有価証券が251百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、総資産は3,102百万円となり、前連結会計年度末に比べ143百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は305百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円減少いたしました。これは主に未払金が33百万円、その他が14百万円減少したことなどによるものであります。固定負債は186百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円減少いたしました。これは主に繰延税金負債が50百万円増加したことなどによる一方、役員退職慰労引当金が78百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、総負債は491百万円となり、前連結会計年度末に比べ75百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,611百万円となり、前連結会計年度末に比べ218百万円増加いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が115百万円増加したこと及び親会社株主に帰属する四半期純利益120百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は80.2%(前連結会計年度末は76.1%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ220百万円の増加となり、当第2四半期連結累計期間の資金残高は、1,488百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は304百万円(前年同四半期は200百万円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は83百万円(前年同四半期は62百万円の獲得)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金はありませんでした。(前年同四半期は9百万円の使用)
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、本日(2023年8月10日)公表いたしました「2023年12月期第2四半期累計期間の連結業績予想と実績との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から各種政策の効果もあって雇用・所得環境が改善し、緩やかに回復しております。しかしながら、海外景気の下振れリスクや物価上昇、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある状況です。
一方、当社グループの既存事業と密接に関連する新築マンション市場、特に首都圏マンション市場におきましては、個人消費に持ち直しの動きがみられるものの、当第2四半期連結累計期間の供給戸数が前年同期比17.4%減(出典「株式会社不動産経済研究所」)となり、厳しい状況で推移いたしました。
このような状況のなか、既存取引先とのさらなる関係強化及び新規法人開拓の強化に注力してまいりました。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高1,543百万円(前年同四半期比41.8%増)、営業利益9百万円(前年同四半期は営業損失21百万円)、経常利益47百万円(前年同四半期比3,108.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益120百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失7百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ハウスケア事業)
ハウスケア事業に関しましては、マンションデベロッパー及び管理会社との取引関係のさらなる強化及び新規法人開拓の強化に注力するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響が比較的少ないアフターメンテナンスに力を入れた結果、売上・利益ともに、比較的順調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるハウスケア事業の経営成績は、売上高353百万円(前年同四半期比45.7%増)、営業利益49百万円(同71.6%増)となりました。
(ビル総合管理事業)
ビル総合管理事業に関しましては、新規現場の獲得等があり、売上は順調でしたが、人件費及び材料費の増加や求人募集費の高騰に伴う経費増があり、厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるビル総合管理事業の経営成績は、売上高811百万円(同2.6%減)、営業利益33百万円(同14.2%減)となりました。
(総合不動産事業)
総合不動産事業に関しましては、想定以上の販売が出来たため、売上利益ともに好調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における総合不動産事業の経営成績は、売上高378百万円(同2,869.3%増)、営業利益22百万円(同2,779.5%増)となりました。
(その他事業)
その他事業に関しましては、本格的な販売に至っておらず、厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるその他事業の経営成績は、売上高はありませんでした(前年同四半期の売上高はありませんでした。)。営業損失0百万円(前年同四半期は営業損失0百万円)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,999百万円となり、前連結会計年度末に比べ99百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が221百万円、未収入金が23百万円増加したことなどによる一方、販売用不動産が181百万円、仕掛販売用不動産が152百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は1,102百万円となり、前連結会計年度末に比べ242百万円増加いたしました。これは主に投資有価証券が251百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、総資産は3,102百万円となり、前連結会計年度末に比べ143百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は305百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円減少いたしました。これは主に未払金が33百万円、その他が14百万円減少したことなどによるものであります。固定負債は186百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円減少いたしました。これは主に繰延税金負債が50百万円増加したことなどによる一方、役員退職慰労引当金が78百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、総負債は491百万円となり、前連結会計年度末に比べ75百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,611百万円となり、前連結会計年度末に比べ218百万円増加いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が115百万円増加したこと及び親会社株主に帰属する四半期純利益120百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は80.2%(前連結会計年度末は76.1%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ220百万円の増加となり、当第2四半期連結累計期間の資金残高は、1,488百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は304百万円(前年同四半期は200百万円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は83百万円(前年同四半期は62百万円の獲得)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金はありませんでした。(前年同四半期は9百万円の使用)
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、本日(2023年8月10日)公表いたしました「2023年12月期第2四半期累計期間の連結業績予想と実績との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。