有価証券報告書-第18期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/24 9:10
【資料】
PDFをみる
【項目】
105項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
(資産、負債及び純資産の状況)
当連結会計年度末の資産につきましては、流動資産は前連結会計年度末に比べ1,064,285千円増加し5,313,517千円となりました。これは主として現金及び預金が36,639千円、開発プロジェクトの一部が完了したことに伴う営業出資金が830,000千円減少したものの、株式会社蓮田ショッピングセンターの連結子会社化等により販売用不動産が1,963,187千円増加したこと等によるものです。この結果、資産合計は前連結会計年度末と比べ1,070,467千円増加し5,407,350千円となりました。
当連結会計年度末の負債につきましては、流動負債は前連結会計年度末と比べ82,050千円減少し1,220,413千円となりました。これは主として短期借入金が214,500千円、1年内返済予定の長期借入金が62,062千円増加したものの、前受金が595,529千円減少したこと等によるものです。固定負債は前連結会計年度末に比べ1,209,122千円増加し1,292,989千円となりました。これは長期借入金が1,194,438千円増加したこと等によるものです。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ1,127,071千円増加し2,513,402千円となりました。
当連結会計年度末の純資産につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益202,890千円が計上されたものの、配当による減少259,494千円により、2,893,947千円となりました。
(2) 経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は2,321,315千円(前年同期比63.4%減)、営業利益は442,468千円(前年同期比57.0%減)、経常利益は360,975千円(前年同期比63.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は202,890千円(前年同期比79.0%減)となりました。
売上高の主な減少要因は、販売用不動産の売却及びJV等を通じて前期以前より出資していた開発プロジェクトの分配利益、不動産分野でのM&Aコンサルティング活動を行ったことによる手数料収入を計上したものの、前年同期において大型開発案件「芝公園プロジェクト」の売却を行ったことによるものであります。
営業利益及び経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の主な減少要因は、前年同期において大型開発案件「芝公園プロジェクト」の売却を行ったことによるものであります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因
当連結会計年度における経営成績に重要な影響を与える要因は、第2 事業の状況 4 事業等のリスクに記載のとおりであります。
(4) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。