有価証券報告書-第29期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/25 15:53
【資料】
PDFをみる
【項目】
125項目

事業内容

当社グループは、平成22年7月1日、志摩グループ(株式会社志摩電子工業及び同社の子会社である香港法人、マレーシア法人、香港法人の製造委託先である中国委託工場)を傘下に収め、さらに平成23年7月28日にTKRグループ(株式会社テーケィアール及び同社の子会社である国内法人3社、マレーシア法人2社、香港法人2社、中国法人)との経営統合を図りました。これにより、当社グループが標榜する「製造業の戦略的パートナー」の地歩を固め、製造アウトソーシング事業の一層の拡大を目指し、事業コンセプトを新たに「neo EMS」と定義し、グローバルに日本のモノづくりを展開すべく「設計・開発、試作・評価、生産・品質管理、検査、修理・CS」とワンストップに木目細かくサービスを提供してまいります。当社グループは、取引先の生産プロセスに着眼し、製造・修理の分野において取引先の構内で人材の提供と製造ラインの管理を請負う「インラインソリューション(IS)事業」、製造・修理の分野において自社テック(自社工場)で受託する「カスタマーサービス(CS)事業」、設計・開発の分野において日本人技術者・外国人技術者を派遣する「グローバルエンジニアリング(GE)事業」、顧客のニーズを捉え、設計、開発から電子基板実装、組立まで幅広く対応する「エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス(EMS)事業」の4つの事業を有しております。事業間の相乗効果を発揮しながら取引先にトータルなアウトソーシングソリューションの提供を行なっております。また、社内に「人材のSCM(サプライチェーンマネジメント)」を構築し、事業間を越えて人材を活用・育成することで人材の有効活用と、より有能な人材の提供を目指しております。これにより当社グループの事業戦略コンセプトである「neo EMS」を確立し、日本のモノづくりに貢献してまいります。
なお、当連結会計年度より、当社グループにおける重要性が増したため、北京中基衆合国際技術服務有限公司(インラインソリューション(IS)事業)及び北京日華材創国際技術服務有限公司(グローバルエンジニアリング(GE)事業)を新たに連結の範囲に含めております。
また、当連結会計年度に子会社化した無錫市濱湖人力資源服務有限公司(インラインソリューション(IS)事業)は、当社グループとしての重要性がないため連結の範囲から除外しております。
以下に、各事業の事業系統図を記載いたします。
0101010_001.png