有価証券報告書-第30期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社は、顧客の製品運用を支援することにより既存顧客との信頼関係を強化し、また、製品の品質及び機能を向上させることにより新規ユーザーを獲得すべく営業活動を行なってまいりました。
当社の売上は、大別して、商品売上および製品&サービス売上により構成され、さらに、製品&サービス売上は、製品売上、受託開発売上および保守売上により構成されます。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、受託開発売上高および保守売上高が増加しましたが、商品売上高、製品売上高が減少したことにより、減収減益となりました。
その結果、当事業年度の業績は、売上高は557,988千円(前期比4.6%減)、営業利益は2,578千円(前期比90.7%減)、経常利益は10,009千円(前期比74.0%減)、当期純利益は6,126千円(前期比80.3%減)となりました。
各セグメント別の業績は以下のとおりです。
(イメージング&プリンタコントローラ事業)
当事業におきましては、主に産業用インクジェット・プリンタ用制御ソフトウェア、広巾長尺プロッタ用制御ソフトウェア、ポストスクリプト・ラスタライザの開発、販売および保守業務を行なっております。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、受託開発売上高および保守売上高が増加しましたが、製品売上高が減少したことにより、減収減益となりました。
その結果、売上高は156,055千円(前期比21.1%減)、利益は55,385千円(前期比30.3%減)となりました。
(ストレージソリューション事業)
当事業におきましては、主に可搬型記憶媒体システムの開発、販売および保守業務を行なっております。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、商品売上高および保守売上高が減少しましたが、製品売上高が大幅に増加し、増収となりました。セグメント損益としては損失が増加することとなりましたが、この理由としては、中長期的な営業活動に必要な研究開発費を含む販売費および一般管理費が増加したことがあげられます。
その結果、売上高は37,462千円(前期比43.6%増)、損失は29,342千円(前年同期の損失は16,649千円)となりました。
(セキュリティ事業)
当事業は、セキュリティプリントシステム部門および統合監視映像システム部門により構成され、主にセキュリティプリントシステム、統合監視映像システムの開発、販売および保守業務を行なっております。
セキュリティプリントシステム部門の当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、製品売上高および保守売上高が共に増加したことにより、増収増益となりました。
統合監視映像システム部門の当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、保守売上高が増加しましたが製品売上高が減少したことにより、減収減益となりました。
当事業全体の当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、製品売上高が僅かに減少しましたが、保守売上高が増加したことにより、僅かではありますが、増収増益となりました。
その結果、売上高は331,411千円(前期比0.1%増)、利益は92,308千円(前期比18.6%増)となりました。
(ビジネスソリューション事業)
当事業におきましては、主に顧客のニーズに応じた特殊なソフトウェアの受託開発、販売および保守業務を行な
っております。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、受託開発売上高および保守売上高が僅かに減少しましたが、商品売上高および製品売上高が増加したことにより、増収増益となりました。
その結果、売上高は33,058千円(前期比11.6%増)、利益は8,897千円(前期比27.4%増)となりました。
財政状態につきましては以下のとおりです。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,652千円減少し、1,075,051千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,062千円減少し、155,178千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ1,590千円減少し、919,873千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は136,609千円減少し、265,594千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果使用した資金は85,598千円となりました。主な要因は、税引前当期純利益8,373千円を計上し、減価償却費が13,465千円、仕入債務が14,853千円増加するとともに、売上債権が96,796千円、たな卸資産が27,554千円増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は43,042千円となりました。主な要因は、保険積立金の積立による支出19,426千円、有形固定資産の取得による支出19,420千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は7,963千円となりました。これは配当金の支払による支出7,963千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、記載しておりません。
(b) 商品仕入実績
当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 受注実績
当事業年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2. 受注残高合計の内、平成31年3月期に売上が見込まれる受注残高は148,367千円であります。
(d) 販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.最近2事業年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。見積りについては過去の実績や合理的と考えられる要因等に基づいて判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。
なお、重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 財政状態の分析
当事業年度における資産、負債及び純資産の状態は、以下のとおりです。
(流動資産)
当事業年度の流動資産合計は657,270千円と前事業年度末に比べて19,919千円減少しました。減少した主な要因は、売掛金が112,255千円増加しましたが、現金及び預金が136,609千円減少したこと等によるものです。
(固定資産)
当事業年度の固定資産合計は417,781千円と前事業年度末に比べて16,266千円増加しました。増加した主な要因は、有形固定資産が7,272千円減少しましたが、長期前払費用が4,880千円、保険積立金が19,426千円増加したこと等によるものです。
(流動負債)
当事業年度の流動負債合計は85,615千円と前事業年度末に比べて2,177千円減少しました。減少した主な要因は、買掛金が14,853千円増加しましたが、未払金が17,050千円減少したこと等によるものです。
(固定負債)
当事業年度の固定負債合計は69,562千円と前事業年度末に比べて114千円増加しました。増加した要因は、繰延税金負債が114千円増加したことによるものです。
(純資産)
当事業年度の純資産合計は919,873千円と前事業年度末に比べて1,590千円減少しました。減少した主な要因は、当期純利益6,126千円の計上、剰余金の配当7,977千円等によるものです。
(b) 経営成績の分析
セキュリティ事業におきましては、売上高、事業利益ともに、例年、堅調に推移しております。
イメージング&プリンタコントローラ事業におきましては、主に、前事業年度及び当事業年度における受注高の減少が売上高及び事業利益を減少させる原因となっております。本事業におきましては、産業用プリンタ・メーカーより、プリンタコントローラの開発を受注し、開発完了後は、利益率が非常に高い量産機の製造を受注することにより、売上高及び営業利益は増加しますが、プリンタを使用するエンドユーザの環境の変化に伴い、より廉価なコントローラの需要が高まり、開発が完了した量産機の出荷台数が予定より減少し、結果、本事業における売上高及び事業利益は減少しました。当事業年度において、新たに開発を受注した廉価版コントローラを完成させ、現在は、量産機製造の段階に入ってきております。したがいまして、本事業における売上高及び事業利益は回復の兆しを呈しております。
ストレージソリューション事業におきましては、過去の研究開発費用の回収が開始された兆しを呈しております。
当事業年度における経営成績は、以下のとおりです。
(売上高)
当事業年度における売上高は、前事業年度に比べて26,795千円減少し、557,988千円(前期比4.6%減)となりました。減少した主な要因は、製品売上高が25,867千円減少したこと等によるものです。
(売上総利益)
当事業年度における売上総利益は、前事業年度に比べて1,254千円増加し、342,005千円(前期比0.4%増)となりました。増加した主な要因は、売上原価が28,050千円減少したこと等によるものです。
(営業利益)
当事業年度における営業利益は、前事業年度に比べて25,070千円減少し、2,578千円(前期比90.7%減)となりました。減少した主な要因は、販売費及び一般管理費が26,325千円増加したこと等によるものです。
(経常利益)
当事業年度における経常利益は、前事業年度に比べ28,560千円減少し、10,009千円(前期比74.0%減)となりました。減少した主な要因は、営業利益が25,070千円減少したこと等によるものです。
(当期純利益)
当事業年度における当期純利益は、前事業年度に比べ24,912千円減少し、6,126千円(前期比80.3%減)となりました。
(c) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(d) 資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金のうち主なものは、仕入、製造費、販売費及び一般管理費に必要な資金であり、投資資金のうち主なものは、設備投資に必要な資金であります。
当社は、これらの資金を、自己資金または銀行借入により調達するものとしており、当事業年度における所要資金は、すべて自己資金により賄っております。
当社は、事業運営上必要な資金の流動性及び資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社は、顧客の製品運用を支援することにより既存顧客との信頼関係を強化し、また、製品の品質及び機能を向上させることにより新規ユーザーを獲得すべく営業活動を行なってまいりました。
当社の売上は、大別して、商品売上および製品&サービス売上により構成され、さらに、製品&サービス売上は、製品売上、受託開発売上および保守売上により構成されます。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、受託開発売上高および保守売上高が増加しましたが、商品売上高、製品売上高が減少したことにより、減収減益となりました。
その結果、当事業年度の業績は、売上高は557,988千円(前期比4.6%減)、営業利益は2,578千円(前期比90.7%減)、経常利益は10,009千円(前期比74.0%減)、当期純利益は6,126千円(前期比80.3%減)となりました。
各セグメント別の業績は以下のとおりです。
| セグメントの名称 | 売上高 | セグメント利益又は損失(△) | |||||
| 前年差 | 前期比(%) | 前年差 | 前期比(%) | ||||
| イメージング&プリンタコントローラ事業 | (千円) | 156,055 | △41,767 | △21.1 | 55,385 | △24,035 | △30.3 |
| ストレージソリューション事業 | (千円) | 37,462 | 11,375 | 43.6 | △29,342 | △12,693 | △76.2 |
| セキュリティ事業 | (千円) | 331,411 | 171 | 0.1 | 92,308 | 14,455 | 18.6 |
| ビジネスソリューション事業 | (千円) | 33,058 | 3,425 | 11.6 | 8,897 | 1,913 | 27.4 |
| 合計 | (千円) | 557,988 | △26,795 | △4.6 | 127,249 | △20,359 | △13.8 |
(イメージング&プリンタコントローラ事業)
当事業におきましては、主に産業用インクジェット・プリンタ用制御ソフトウェア、広巾長尺プロッタ用制御ソフトウェア、ポストスクリプト・ラスタライザの開発、販売および保守業務を行なっております。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、受託開発売上高および保守売上高が増加しましたが、製品売上高が減少したことにより、減収減益となりました。
その結果、売上高は156,055千円(前期比21.1%減)、利益は55,385千円(前期比30.3%減)となりました。
(ストレージソリューション事業)
当事業におきましては、主に可搬型記憶媒体システムの開発、販売および保守業務を行なっております。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、商品売上高および保守売上高が減少しましたが、製品売上高が大幅に増加し、増収となりました。セグメント損益としては損失が増加することとなりましたが、この理由としては、中長期的な営業活動に必要な研究開発費を含む販売費および一般管理費が増加したことがあげられます。
その結果、売上高は37,462千円(前期比43.6%増)、損失は29,342千円(前年同期の損失は16,649千円)となりました。
(セキュリティ事業)
当事業は、セキュリティプリントシステム部門および統合監視映像システム部門により構成され、主にセキュリティプリントシステム、統合監視映像システムの開発、販売および保守業務を行なっております。
セキュリティプリントシステム部門の当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、製品売上高および保守売上高が共に増加したことにより、増収増益となりました。
統合監視映像システム部門の当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、保守売上高が増加しましたが製品売上高が減少したことにより、減収減益となりました。
当事業全体の当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、製品売上高が僅かに減少しましたが、保守売上高が増加したことにより、僅かではありますが、増収増益となりました。
その結果、売上高は331,411千円(前期比0.1%増)、利益は92,308千円(前期比18.6%増)となりました。
(ビジネスソリューション事業)
当事業におきましては、主に顧客のニーズに応じた特殊なソフトウェアの受託開発、販売および保守業務を行な
っております。
当事業年度におきましては、前事業年度と比較し、受託開発売上高および保守売上高が僅かに減少しましたが、商品売上高および製品売上高が増加したことにより、増収増益となりました。
その結果、売上高は33,058千円(前期比11.6%増)、利益は8,897千円(前期比27.4%増)となりました。
財政状態につきましては以下のとおりです。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,652千円減少し、1,075,051千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,062千円減少し、155,178千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ1,590千円減少し、919,873千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は136,609千円減少し、265,594千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果使用した資金は85,598千円となりました。主な要因は、税引前当期純利益8,373千円を計上し、減価償却費が13,465千円、仕入債務が14,853千円増加するとともに、売上債権が96,796千円、たな卸資産が27,554千円増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は43,042千円となりました。主な要因は、保険積立金の積立による支出19,426千円、有形固定資産の取得による支出19,420千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は7,963千円となりました。これは配当金の支払による支出7,963千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、記載しておりません。
(b) 商品仕入実績
当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| イメージング&プリンタコントローラ事業 | ― | ― |
| ストレージソリューション事業 | 3,116 | △42.3 |
| セキュリティ事業 | ― | ― |
| ビジネスソリューション事業 | 239 | 7.2 |
| 合計 | 3,356 | △40.3 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 受注実績
当事業年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| イメージング&プリンタコントローラ事業 | 209,886 | 124.6 | 77,393 | 228.5 |
| ストレージソリューション事業 | 40,446 | 58.8 | 5,096 | 141.2 |
| セキュリティ事業 | 372,295 | 29.8 | 76,320 | 115.4 |
| ビジネスソリューション事業 | 33,063 | 15.8 | 253 | 1.9 |
| 合計 | 655,691 | 51.0 | 159,063 | 159.2 |
(注) 1. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2. 受注残高合計の内、平成31年3月期に売上が見込まれる受注残高は148,367千円であります。
(d) 販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比 (%) | ||
| 商品 | 製品&サービス | 合計 | ||
| イメージング&プリンタコントローラ事業 | ― | 156,055 | 156,055 | △21.1 |
| ストレージソリューション事業 | 4,571 | 32,891 | 37,462 | 43.6 |
| セキュリティ事業 | ― | 331,411 | 331,411 | 0.1 |
| ビジネスソリューション事業 | 556 | 32,502 | 33,058 | 11.6 |
| 合計 | 5,127 | 552,860 | 557,988 | △4.6 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.最近2事業年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| ノーリツプレシジョン株式会社 | 79,416 | 13.6 | ― | ― |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。見積りについては過去の実績や合理的と考えられる要因等に基づいて判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。
なお、重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 財政状態の分析
当事業年度における資産、負債及び純資産の状態は、以下のとおりです。
(流動資産)
当事業年度の流動資産合計は657,270千円と前事業年度末に比べて19,919千円減少しました。減少した主な要因は、売掛金が112,255千円増加しましたが、現金及び預金が136,609千円減少したこと等によるものです。
(固定資産)
当事業年度の固定資産合計は417,781千円と前事業年度末に比べて16,266千円増加しました。増加した主な要因は、有形固定資産が7,272千円減少しましたが、長期前払費用が4,880千円、保険積立金が19,426千円増加したこと等によるものです。
(流動負債)
当事業年度の流動負債合計は85,615千円と前事業年度末に比べて2,177千円減少しました。減少した主な要因は、買掛金が14,853千円増加しましたが、未払金が17,050千円減少したこと等によるものです。
(固定負債)
当事業年度の固定負債合計は69,562千円と前事業年度末に比べて114千円増加しました。増加した要因は、繰延税金負債が114千円増加したことによるものです。
(純資産)
当事業年度の純資産合計は919,873千円と前事業年度末に比べて1,590千円減少しました。減少した主な要因は、当期純利益6,126千円の計上、剰余金の配当7,977千円等によるものです。
(b) 経営成績の分析
セキュリティ事業におきましては、売上高、事業利益ともに、例年、堅調に推移しております。
イメージング&プリンタコントローラ事業におきましては、主に、前事業年度及び当事業年度における受注高の減少が売上高及び事業利益を減少させる原因となっております。本事業におきましては、産業用プリンタ・メーカーより、プリンタコントローラの開発を受注し、開発完了後は、利益率が非常に高い量産機の製造を受注することにより、売上高及び営業利益は増加しますが、プリンタを使用するエンドユーザの環境の変化に伴い、より廉価なコントローラの需要が高まり、開発が完了した量産機の出荷台数が予定より減少し、結果、本事業における売上高及び事業利益は減少しました。当事業年度において、新たに開発を受注した廉価版コントローラを完成させ、現在は、量産機製造の段階に入ってきております。したがいまして、本事業における売上高及び事業利益は回復の兆しを呈しております。
ストレージソリューション事業におきましては、過去の研究開発費用の回収が開始された兆しを呈しております。
当事業年度における経営成績は、以下のとおりです。
(売上高)
当事業年度における売上高は、前事業年度に比べて26,795千円減少し、557,988千円(前期比4.6%減)となりました。減少した主な要因は、製品売上高が25,867千円減少したこと等によるものです。
(売上総利益)
当事業年度における売上総利益は、前事業年度に比べて1,254千円増加し、342,005千円(前期比0.4%増)となりました。増加した主な要因は、売上原価が28,050千円減少したこと等によるものです。
(営業利益)
当事業年度における営業利益は、前事業年度に比べて25,070千円減少し、2,578千円(前期比90.7%減)となりました。減少した主な要因は、販売費及び一般管理費が26,325千円増加したこと等によるものです。
(経常利益)
当事業年度における経常利益は、前事業年度に比べ28,560千円減少し、10,009千円(前期比74.0%減)となりました。減少した主な要因は、営業利益が25,070千円減少したこと等によるものです。
(当期純利益)
当事業年度における当期純利益は、前事業年度に比べ24,912千円減少し、6,126千円(前期比80.3%減)となりました。
(c) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(d) 資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金のうち主なものは、仕入、製造費、販売費及び一般管理費に必要な資金であり、投資資金のうち主なものは、設備投資に必要な資金であります。
当社は、これらの資金を、自己資金または銀行借入により調達するものとしており、当事業年度における所要資金は、すべて自己資金により賄っております。
当社は、事業運営上必要な資金の流動性及び資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。