四半期報告書-第43期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済活動が停滞し極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言解除後は、各種政策の効果等により持ち直しの動きがあるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大や米中貿易摩擦の長期化などにより、依然として先行きの見通せない厳しい状況が続いております。
当業界においては、人員不足を背景とした合理化・省力化へのニーズによる設備投資、情報システムやネットワークのセキュリティ対策及び信頼性の確保に対する取り組みに加え、第5世代移動通信(5G)、AI、IoT(Internet of Things)、車載開発(CASE(※1))による新しいビジネスの進展に加え、エネルギー分野等の社会インフラや医療分野の需要拡大、RPA(Robotic Process Automation)を活用した業務効率化等といったニーズの高まりから市場環境は良好な状態が続くと見込まれておりました。
しかしながら、感染症拡大の長期化によりシステム開発時期の延伸や中止等が発生しており、企業におけるシステム投資は慎重な姿勢が続いております。
このような状況下、当社は新型コロナウイルス感染防止対策として、自社プロダクトである「楽々セキュアコネクト」を活用したリモート環境による在宅勤務やオンライン会議システムを利用した営業活動、採用活動、社員教育を実施し、企業活動を継続してまいりました。
また、技術者による現場営業も強化し、既存顧客を中心としたリピートオーダーの確保や新たなニーズの掘り起こしに加え、需要拡大が見込まれる成長分野に対する積極的な営業展開をすると共に、新規顧客の獲得により更なる事業展開を進めております。
以上の結果、当第3四半期累計期間における経営成績は、売上高101億53百万円(前年同期比3.0%減)となりました。利益面においては、原価低減や各種イベント開催の見送り等による経費の減少があったものの減収の影響により営業利益6億77百万円(前年同期比5.6%減)、経常利益6億90百万円(前年同期比4.3%減)、四半期純利益4億45百万円(前年同期比9.4%減)となりました。
(※1)CASE:Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、
Electric(電動化)といった車載開発における技術内容
当第3四半期累計期間におけるセグメント別の業績は以下のとおりであります。
[ソフトウェア開発事業]
当社の主力事業でありますソフトウェア開発事業は売上高79億52百万円(前年同期比6.1%減)、営業利益11億97百万円(前年同期比9.5%減)となりました。
ソフトウェア開発事業につきましては、通信ソフトウェア開発案件が好調に推移したものの、制御ソフトウェア開発案件及び業務ソフトウェア開発案件において開発時期の延伸や作業規模の縮小などが発生し減少となりました。
[サービス事業]
サービス事業は売上高21億61百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益3億27百万円(前年同期比26.5%増)となりました。
SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)においては、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、ネットワーク構築案件が好調に推移しており、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件についても好調に推移いたしました。
自社プロダクトである「CyberSmart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、CyberCTI、Cyber Phone)につきましては、クラウドサービスや年間保守の増加により堅調に推移いたしました。
また、クラウドVPNサービス(※2)である「楽々セキュアコネクト」につきましては、テレワーク環境を構築したいお客様へのサービス提供を行っており、多くの引合をいただいております。
7月より販売を開始した位置情報ソリューション「Cyber Position Navi」につきましてもオフィスのフリーアドレス化や効率化を検討しているお客様より様々なお問い合わせを頂いており、今後新たなサービスとして展開が見込まれております。
(※2)VPN:通信事業者の公衆回線を経由して構築された仮想的な組織内ネットワークまたはそのようなネットワークを構築できる通信サービスのこと。企業内ネットワークの拠点間接続などに使われ、あたかも自社ネットワーク内部の通信のように遠隔地の拠点との通信を行うことができます。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べて2億28百万円減少(2.5%減)し89億49百万円となりました。その内訳は、流動資産が20百万円減少(0.4%減)し55億91百万円となり、固定資産が2億8百万円減少(5.8%減)し33億58百万円となったことによるものであります。
流動資産減少の主な要因は、売掛金の減少4億33百万円、短期貸付金の増加2億98百万円によるものであります。
固定資産減少の主な要因は、繰延税金資産の減少1億63百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べて5億37百万円減少(13.1%減)し35億69百万円となりました。その内訳は、流動負債が7億4百万円減少(32.0%減)し14億94百万円となり、固定負債が1億66百万円増加(8.7%増)し20億74百万円となったことによるものであります。
流動負債減少の主な要因は、賞与引当金の減少3億52百万円、未払費用の減少1億68百万円、未払法人税等の減少1億45百万円によるものであります。
固定負債増加の主な要因は、退職給付引当金の増加1億67百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べて3億8百万円増加(6.1%増)し53億80百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発費用の総額は15百万円であります。当社は、これまで蓄積した技術を利用し、新たな価値・サービスを加えた製品を提供するため研究開発に取り組んでまいりました。
当第3四半期累計期間におきましては、2020年7月より位置情報ソリューション「Cyber Position Navi」の提供を開始し、オフィスのフリーアドレス化や効率化を検討しているお客様より様々なお問い合わせを頂いております。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済活動が停滞し極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言解除後は、各種政策の効果等により持ち直しの動きがあるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大や米中貿易摩擦の長期化などにより、依然として先行きの見通せない厳しい状況が続いております。
当業界においては、人員不足を背景とした合理化・省力化へのニーズによる設備投資、情報システムやネットワークのセキュリティ対策及び信頼性の確保に対する取り組みに加え、第5世代移動通信(5G)、AI、IoT(Internet of Things)、車載開発(CASE(※1))による新しいビジネスの進展に加え、エネルギー分野等の社会インフラや医療分野の需要拡大、RPA(Robotic Process Automation)を活用した業務効率化等といったニーズの高まりから市場環境は良好な状態が続くと見込まれておりました。
しかしながら、感染症拡大の長期化によりシステム開発時期の延伸や中止等が発生しており、企業におけるシステム投資は慎重な姿勢が続いております。
このような状況下、当社は新型コロナウイルス感染防止対策として、自社プロダクトである「楽々セキュアコネクト」を活用したリモート環境による在宅勤務やオンライン会議システムを利用した営業活動、採用活動、社員教育を実施し、企業活動を継続してまいりました。
また、技術者による現場営業も強化し、既存顧客を中心としたリピートオーダーの確保や新たなニーズの掘り起こしに加え、需要拡大が見込まれる成長分野に対する積極的な営業展開をすると共に、新規顧客の獲得により更なる事業展開を進めております。
以上の結果、当第3四半期累計期間における経営成績は、売上高101億53百万円(前年同期比3.0%減)となりました。利益面においては、原価低減や各種イベント開催の見送り等による経費の減少があったものの減収の影響により営業利益6億77百万円(前年同期比5.6%減)、経常利益6億90百万円(前年同期比4.3%減)、四半期純利益4億45百万円(前年同期比9.4%減)となりました。
(※1)CASE:Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、
Electric(電動化)といった車載開発における技術内容
当第3四半期累計期間におけるセグメント別の業績は以下のとおりであります。
[ソフトウェア開発事業]
当社の主力事業でありますソフトウェア開発事業は売上高79億52百万円(前年同期比6.1%減)、営業利益11億97百万円(前年同期比9.5%減)となりました。
ソフトウェア開発事業につきましては、通信ソフトウェア開発案件が好調に推移したものの、制御ソフトウェア開発案件及び業務ソフトウェア開発案件において開発時期の延伸や作業規模の縮小などが発生し減少となりました。
[サービス事業]
サービス事業は売上高21億61百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益3億27百万円(前年同期比26.5%増)となりました。
SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)においては、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、ネットワーク構築案件が好調に推移しており、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件についても好調に推移いたしました。
自社プロダクトである「CyberSmart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、CyberCTI、Cyber Phone)につきましては、クラウドサービスや年間保守の増加により堅調に推移いたしました。
また、クラウドVPNサービス(※2)である「楽々セキュアコネクト」につきましては、テレワーク環境を構築したいお客様へのサービス提供を行っており、多くの引合をいただいております。
7月より販売を開始した位置情報ソリューション「Cyber Position Navi」につきましてもオフィスのフリーアドレス化や効率化を検討しているお客様より様々なお問い合わせを頂いており、今後新たなサービスとして展開が見込まれております。
(※2)VPN:通信事業者の公衆回線を経由して構築された仮想的な組織内ネットワークまたはそのようなネットワークを構築できる通信サービスのこと。企業内ネットワークの拠点間接続などに使われ、あたかも自社ネットワーク内部の通信のように遠隔地の拠点との通信を行うことができます。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べて2億28百万円減少(2.5%減)し89億49百万円となりました。その内訳は、流動資産が20百万円減少(0.4%減)し55億91百万円となり、固定資産が2億8百万円減少(5.8%減)し33億58百万円となったことによるものであります。
流動資産減少の主な要因は、売掛金の減少4億33百万円、短期貸付金の増加2億98百万円によるものであります。
固定資産減少の主な要因は、繰延税金資産の減少1億63百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べて5億37百万円減少(13.1%減)し35億69百万円となりました。その内訳は、流動負債が7億4百万円減少(32.0%減)し14億94百万円となり、固定負債が1億66百万円増加(8.7%増)し20億74百万円となったことによるものであります。
流動負債減少の主な要因は、賞与引当金の減少3億52百万円、未払費用の減少1億68百万円、未払法人税等の減少1億45百万円によるものであります。
固定負債増加の主な要因は、退職給付引当金の増加1億67百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べて3億8百万円増加(6.1%増)し53億80百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発費用の総額は15百万円であります。当社は、これまで蓄積した技術を利用し、新たな価値・サービスを加えた製品を提供するため研究開発に取り組んでまいりました。
当第3四半期累計期間におきましては、2020年7月より位置情報ソリューション「Cyber Position Navi」の提供を開始し、オフィスのフリーアドレス化や効率化を検討しているお客様より様々なお問い合わせを頂いております。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。