有報情報
- #1 事業等のリスク
- (3) 新薬開発の不確実性に関するリスク2020/03/30 16:18
医療用医薬品の開発には多額の研究開発投資と長い時間を要しますが、臨床試験などで有用な効果を発見できないこと等により研究開発が予定通りに進行せず、開発の延長や中止を行う可能性があります。また、日本国内はもとより、海外市場への展開においては、各国の薬事関連法規等の法的規制の適用を受けており、新薬の製造及び発売には各国別に厳格な審査に基づく承認を取得しなければならないため、予定していた時期に上市ができず延期になる、又は上市を断念しなければならない可能性があります。当社グループが研究開発を行った医療用医薬品の上市が中止又は延期された場合、過去に計上された研究開発費に見合う収益が計上できない可能性があります。
当社グループは、アンメット・メディカル・ニーズ(いまだ有効な治療方法が確立されていない疾患)に焦点を当て、複数のパイプラインを保有することにより、上記のリスクの軽減に努めておりますが、これにより、すべてのリスクが回避されるわけではなく、このような開発の不確実性により当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 - #2 役員の報酬等
- 取締役(社外取締役を除く)報酬の内容は、以下のとおりであります。2020/03/30 16:18
譲渡制限付株式の株式割当方法及び譲渡制限解除条件の概要報酬の種類 給与方式固定 / 変動 報酬の内容 固定報酬 現金・固定 ・持株会社の取締役については、グループ戦略の立案・決定、グループ経営のモニタリング機能及びコーポレートガバナンスの強化等に係る職務・職責を勘案し、報酬を決定しております。・事業会社である子会社の取締役を兼務する取締役については、(株主総会決議による報酬限度額の枠内で)当社の立案したグループ戦略に基づき、各事業会社の事業を執行するとともに、各事業会社における戦略の立案・決定及びコーポレートガバナンスの強化等に係る職務・職責を勘案して決定しております。 業績連動賞与 現金・変動 ・①単年度の連結売上収益、連結営業利益、連結研究開発費投資前事業利益の達成度、②中長期の連結業績目標に対する進捗、及び③適切なコーポレートガバナンスに基づく経営の実践、並びに本人の業績を勘案して決定しております。・上記項目について、コーポレートガバナンス委員会にて審議のうえ取締役に答申し、取締役会において決定しております。 株式報酬 譲渡制限付株式・変動 ・2019年2月13日開催の取締役会において、中長期的な業績と企業価値の持続的な成長を図るインセンティブプランとして「譲渡制限付株式報酬制度」を導入することを決議しました。・本制度では、業績評価の対象期間及び業績達成等の譲渡制限の解除条件を複数組み合わせるとともに、複数事業年度の業績を評価対象とする譲渡制限付株式については、原則として初年度に一括して付与することなどにより、効果的な報酬体系となるよう設計しております。・本制度により発行される譲渡制限付株式は、2019年5月30日に公表した第3次中期経営計画における業績指標を踏まえた複数の業績達成条件を組み合わせることにより、中期経営計画の達成状況を反映した報酬体系としております。
譲渡制限付株式の割当対象者への割当株数の決定については、対象者毎に、その職務遂行の内容や責任及び固定報酬(月額報酬)のバランスを考慮して、1事業年度あたりの基本株数を決定し、その基本株数を基礎として、下記解除条件に応じたシリーズごとに、毎年度あるいは、複数年度の対象期間分を当初に一括して、割当てることとしています。割当方法・譲渡制限解除条件の概要は、以下のとおりです。 - #3 研究開発活動
- 5【研究開発活動】2020/03/30 16:18
当連結会計年度における研究開発費は、215,789百万円です。
主な研究開発分野及び新製品の開発のセグメント別の状況は次のとおりです。 - #4 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
- <業績目標の進捗>2020/03/30 16:18
・2019年度の売上収益は、対計画比100.4%と計画通り進捗しました。これは、医療関連事業のグローバル4製品(「エビリファイ メンテナ」「レキサルティ」「サムスカ/ジンアーク」「ロンサーフ」)が大幅に増加しましたが、一方でニュートラシューティカルズ関連事業のニュートラシューティカルズ主要3ブランド(「ポカリスエット」「ネイチャーメイド」、ニュートリション エ サンテ社ブランド)が為替の影響や天候要因、市場競争激化の影響を受けたことが要因です。
・研究開発費投資前事業利益は、売上収益増加に伴う粗利益の増加及び販売促進費の見直しにより対計画比108.0%となりました。
・研究開発費は、コア領域である精神・神経領域のブレクスピプラゾールのアルツハイマー型認知症に伴う行動障害、AVP-786のアルツハイマー型認知症に伴う行動障害及び統合失調症陰性症状、センタナファジンの注意欠陥多動性障害、がん領域のTAS-120の肝内胆管がん、循環器・腎領域のバダデュスタットの腎性貧血、超音波腎デナベーション治療デバイスを対象とした臨床試験等が順調に進捗しました。一方でブレクスピプラゾールの米国・欧州でのⅠ型双極性障害を対象とした臨床試験の中止や臨床試験の最適化により対計画比92億円減となりました。 - #5 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- (単位:百万円)2020/03/30 16:18
当連結会計年度における売上収益は、医療関連事業におけるグローバル4製品(「エビリファイ メンテナ」、「レキサルティ」、「サムスカ/ジンアーク」、「ロンサーフ」)等の売上収益の増加が貢献し、1,396,240百万円(前期比8.1%増)となり、研究開発費投資前事業利益は402,957百万円(同28.4%増)となりました。また、AVP-786、超音波腎デナベーション治療デバイス、センタナファジン、「レキサルティ」、TAS-120及びビステラ社開発品による開発費が増加したことから研究開発費は215,789百万円(同11.8%増)となり、その結果、事業利益は187,168百万円(同54.8%増)となりました。前連結会計年度(2018年12月期) 当連結会計年度(2019年12月期) 増減額 増減率 研究開発費 192,931 215,789 22,858 11.8% 減損損失 34,742 13,476 △21,266 △61.2%
営業利益につきましては176,585百万円(同63.0%増)、当期利益は131,187百万円(同53.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は127,151百万円(同54.1%増)となりました。