四半期報告書-第12期第1四半期(平成28年4月1日-平成28年6月30日)

【提出】
2016/08/12 13:33
【資料】
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【項目】
26項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国が緩やかに景気拡大を続けているものの、中国経済の減速継続や英国が国民投票でEU離脱を決定したことによる世界経済の先行き不透明感から株式市場や為替相場で急激な乱高下が起こる等、不安定な状況となっています。また、我が国経済につきましては、雇用環境の改善が継続しているものの、個人消費が低調に推移したほか、企業の設備投資が伸び悩み、輸出も弱含むなど景気回復への材料が乏しく、急激に進んだ円高の影響も懸念されることから全体として力強さに欠ける展開となっています。
このような経済情勢の中で、医薬品業界におきましては、薬価基準の引き下げや後発品の普及促進などの薬剤費削減策の強化、主力製品の特許切れ問題及び世界的な新薬の承認審査の厳格化などにより、医薬品開発の競争はますます激化しております。
また、当社グループが属する医薬品開発業務受託(CRO;Contract Research Organization)業界及び医薬品販売支援(CSO;Contract Sales Organization)業界は、医薬品開発・販売のアウトソーシング化及び国際共同治験(注)の増加を背景として、市場規模は引き続き緩やかに拡大しております。
以上のような事業環境の下、当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は1,950百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は361百万円(同24.9%増)となりました。経常利益は、急激に進んだ円高により外貨預金等に為替差損36百万円が発生したため320百万円(同0.6%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は226百万円(同20.2%増)となりました。
(注)「国際共同治験」とは、主要市場国における早期・同時上市を図るため、臨床試験を複数の国又は地域において同時並行的に行うことをいいます。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①CRO事業
当社グループのCRO事業につきましては、日本、アジア、米国、欧州におけるグローバル受託体制の構築を引き続き強力に推し進めており、この進展が国際共同治験の受託案件増加や子会社業績の拡大を伴い売上に大きく貢献いたしました。また、利益面においても売上の増加が、人件費の増加、のれんの償却負担を吸収し、増益となりました。この結果、売上高は1,798百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は569百万円(同16.6%増)となりました。
②育薬事業
当社グループの育薬事業につきましては、新薬販売後の臨床研究を中心とした案件の受託により人員の稼働率が上昇した結果、売上及び利益に貢献することとなりました。この結果、売上高は152百万円(前年同期比48.8%増)、営業利益は31百万円(同44.8%増)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産の部
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ370百万円(5.2%)減少し、6,751百万円となりました。これは、主に売掛金やのれんが減少したことによるものであります。
② 負債の部
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ149百万円(3.6%)減少し、3,955百万円となりました。これは、主に短期借入金、前受金等が増加する一方、未払法人税、預り金等が減少したことによるものであります。
③ 純資産の部
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ221百万円(7.3%)減少し、2,795百万円となりました。これは、主に自己株式の増加と為替換算調整勘定の減少によるものであります。
(3)経営成績の分析
① 売上高
当第1四半期連結累計期間の売上高は、(1)業績の状況に記載の要因により、1,950百万円(前年同期比13.0%増)となりました。
② 売上原価
当第1四半期連結累計期間の売上原価は、主に治験業務受託案件の増加により人件費が増加した結果、1,206百万円(前年同期比10.3%増)となりました。
③ 販売費及び一般管理費
当第1四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、売上高の増加に伴い383百万円(前年同期比11.8%増)となりました。
④ 営業利益
当第1四半期連結累計期間の営業利益は、売上高の増加が売上原価並びに販売費及び一般管理費の増加を上回った結果、361百万円(前年同期比24.9%増)となりました。
⑤ 経常利益
当第1四半期連結累計期間の経常利益は、急速に大きく進んだ円高により為替差損が発生したものの、営業利益の増加がこれを吸収した結果、320百万円(前年同期比0.6%増)となりました。
⑥ 税金等調整前四半期純利益
当第1四半期連結累計期間の税金等調整前四半期純利益は、経常利益が増加した結果、320百万円(前年同期比0.6%増)となりました。
⑦ 親会社株主に帰属する四半期純利益
当第1四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金等調整前四半期純利益が増加した結果、226百万円(前年同期比20.2%増)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営戦略の現状と見通し
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。
引き続き、当社グループは受託業務の選択と集中を推し進めることによって既存のCROとの差別化を図り、大手製薬会社と同等の立場で医薬品開発を実行・サポートできる知識・技術・経験を有するCROすなわち「CDO(Contract Development Organization)」を目指していく方針であります。

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