四半期報告書-第53期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/10/30 10:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
33項目
(1)経営成績の分析
当第2四半期累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により急速に悪化し、極めて厳しい状況にあります。先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中で、各種政策の効果もあって、極めて厳しい状況から持ち直しに向かうことが期待されます。ただし、国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。
農業を取り巻く環境は、世界的には人口増加や新興国の経済成長等に伴って農作物需要が拡大しており、中長期的にも成長が継続するものと思われますが、新型コロナウイルス感染症の農業及び農薬市場における影響を十分に注視していく必要があります。
このような中、当社の状況は、海外向けダコニール関連剤や国内向け緑化関連剤の出荷が好調に推移いたしました。その結果、当第2四半期累計期間の売上高は50億12百万円(前年同四半期比1億75百万円増)、営業利益は3億55百万円(前年同四半期比2億91百万円増)となりました。さらに、中国の関連会社からの受取配当金を計上したことで、経常利益は9億50百万円(前年同四半期比5億円増)、四半期純利益は7億39百万円(前年同四半期比2億45百万円増)となりました。
当社の販売する製品は、農繁期に備え、冬季から春季にかけて出荷が集中する傾向にあります。そのため、第3四半期会計期間(10月1日から12月31日まで)、第4四半期会計期間(1月1日から3月31日まで)に売上が集中する傾向にあります。
当社は農薬事業セグメントのみの単一セグメントではありますが、事業の傾向を示すために品目別に販売実績を記載いたします。
(殺菌剤)
当第2四半期累計期間における売上高は20億46百万円(前年同四半期比4億75百万円増、30.3%増)となりました。これは主に、海外向けダコニール関連剤の出荷が増加したことによるものです。
(水稲除草剤)
当第2四半期累計期間における売上高は14億3百万円(前年同四半期比1億77百万円減、11.2%減)となりました。これは主に、海外向けベンゾビシクロン原体の出荷が好調に推移している一方で、国内向け水稲除草剤原体の出荷時期ずれによる減少が生じたことによるものです。
(緑化関連剤)
当第2四半期累計期間における売上高は12億33百万円(前年同四半期比2億4百万円増、19.9%増)となりました。これは主に、国内向け緑化関連剤の出荷が好調に推移していることによるものです。
(殺虫剤)
当第2四半期累計期間における売上高は2億39百万円(前年同四半期比18百万円減、7.4%減)となりました。これは主に、D-D関連剤の出荷が減少したことによるものです。
(その他)
当第2四半期累計期間における売上高は90百万円(前年同四半期比3億8百万円減、77.4%減)となりました。これは主に、ダコニール原材料の出荷が減少したことによるものです。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末(2020年9月30日)における総資産は147億7百万円であり、前事業年度末(2020年3月31日)と比べて、3億56百万円の増加となりました。
流動資産は100億68百万円であり、前事業年度末と比べて1億79百万円の減少となりました。これは、主に現金及び預金の増加5億45百万円、売掛金の減少21億10百万円、たな卸資産の増加10億86百万円、未収入金の増加2億84百万円があったためです。
固定資産は46億39百万円であり、前事業年度末と比べて5億36百万円の増加となりました。これは、主に有形固定資産の増加26百万円、投資有価証券の評価替えによる増加2億15百万円、長期未収入金の増加3億67百万円、繰延税金資産の減少66百万円があったためです。
流動負債は41億75百万円であり、前事業年度末と比べて44百万円の減少となりました。これは、主に買掛金の増加3億3百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少64百万円、未払費用の減少2億83百万円、未払法人税等の減少61百万円があったためです。
固定負債は31億4百万円であり、前事業年度末と比べて3億66百万円の減少となりました。これは、主に長期借入金の減少3億74百万円があったためです。
純資産は74億27百万円であり、前事業年度末と比べて7億67百万円の増加となりました。これは、主に剰余金の配当による減少1億21百万円と四半期純利益の計上7億39百万円、その他有価証券評価差額金の増加1億49百万円があったためです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、売上債権の回収、たな卸資産の増加などにより6億13百万円となりました。主な要因は以下のとおりです。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動におけるキャッシュ・フローは12億56百万円の資金収入(前年同期の営業活動におけるキャッシュ・フローは17億53百万円の資金収入)となりました。主な内訳は、税引前四半期純利益の計上9億48百万円、売上債権の回収17億6百万円、たな卸資産の増加10億86百万円、利息及び配当金の受取額3億79百万円によるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動におけるキャッシュ・フローは1億83百万円の資金支出(前年同期の投資活動におけるキャッシュ・フローは5億94百万円の資金支出)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出1億77百万円によるものです。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動におけるキャッシュ・フローは5億22百万円の資金支出(前年同期の財務活動におけるキャッシュ・フローは9億26百万円の資金支出)となりました。主な内訳は、長期借入れによる収入3億円、長期借入金の返済による支出7億39百万円、配当金の支払による支出1億21百万円によるものです。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(7)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(8)研究開発活動
当第2四半期累計期間において、研究開発活動の金額は4億52百万円となりました。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動に重要な変更はありません。
(9)経営成績に重要な影響を与える要因
当社の売上高は約46%が海外向け輸出となっているため為替レートの影響を、売上原価は取扱製品の大半が化学製品であるため主に原油価格、ナフサ価格の影響を受けております。
当第2四半期累計期間の米国ドル平均レートは106.93円となり、前第2四半期累計期間の米国ドル平均レート108.60円と比較して円高に推移しました。
また、原油・ナフサ価格が下落している影響により当第2四半期累計期間の売上原価率は65%(前年同期比4%減)となりました。
(10)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金需要
当社の資金需要は主に大きく分けて運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。
運転資金需要のうち主なものは、生産活動に必要な運転資金(原材料費、外注加工費等)のほか、人件費・研究開発費を中心とする販売費及び一般管理費等の支出によるものであります。
また、設備資金需要のうち主なものは、農薬製造設備の維持更新や研究設備の更新及び取得のためのものであります。
②財政政策
当社は現在、運転資金及び設備投資につきましては、内部資金、大口取引先債権の流動化や各金融機関からの借入を中心に資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、現在の低金利環境と各金融機関との安定した取引を継続する観点から、返済期間が1年を超える長期借入金を中心に実施しております。
当第2四半期会計期間末において、長期借入金の残高は、1年内に返済期日が到来する残高を含め、約44億円で円建てでの借入であります。
なお、将来キャッシュ・フローの安定化を目的として、金利スワップの利用等を含め、金利の固定化を図っております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。