四半期報告書-第9期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/13 10:58
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27項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済対策や金融政策等により、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復基調が続いておりますが、海外における政策不安など、先行き不透明な状況にあります。
当社グループの主たる事業である医薬品卸売業界におきましては、国の医療費抑制策により平成28年4月の薬価改定で7.8%の薬価基準の引下げが行われました。今後も薬剤費の抑制政策は継続されることが予想されます。
このような中、当社グループは、平成29年3月期から平成31年3月期までの3年間にわたる第3次中期経営計画の2年目となりました。第3次中期経営計画では、10年後に目指す姿としての長期ビジョンに、「医療・介護を支える商品やサービスを戦略的に提供することにより、地域・コミュニティのヘルスケアになくてはならない存在となる」ことを掲げております。そして、当該長期ビジョンの下、第3次中期経営計画の中期ビジョンとしては、「1.ジェネリック医薬品80%時代においても、利益を創出できる体制を構築する」「2.医介連携ビジネスの基盤を整備し、地域のヘルスケアに深耕する」の2つを定めました。さらに、当該中期ビジョンを実現するため、4つの基本方針「1.効果的・効率的グループ経営の実践によるグループ総合力の発揮」「2.常に生活者視点を重視したエリアマーケティングの推進と更なる深耕」「3.ヘルスケア・コーディネーターの育成・定着」「4.医療・介護分野でのソリューションカンパニーの実現」に取り組んでおります。
平成29年4月には、当社の完全子会社である㈱VKシェアードサービスを当社が吸収合併し、同社の情報システム部を当社ICT戦略部情報システム室といたしました。今後は、ICT戦略部が当社グループのシステム全般を管理統制し、ICT投資の見直しを図ってまいります。また、㈱ケーエスケーでは、平成29年12月から本社を新社屋に移転し、平成30年1月には大阪営業部と大阪第一中央支店と大阪第一北支店を統合した大阪支店が新社屋に移転しました。さらに、平成30年2月には大阪第二支店も統合し、拠点の集約を図ります。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、主たる事業である医薬品卸売事業で、C型肝炎薬の販売減少や、抗悪性腫瘍剤「オプジーボ」の緊急薬価改定等の影響が大きく、結果は、売上高433,608百万円(前年同期比97.3%)、営業利益1,672百万円(前年同期比60.6%)、経常利益4,438百万円(前年同期比79.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,243百万円(前年同期比85.4%)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 医薬品卸売事業
医薬品卸売事業におきましては、予てよりカテゴリーチェンジによる長期収載品の販売減少が続いておりましたが、平成28年4月の診療報酬改定におきましても、更なるジェネリック医薬品使用促進策が打ち出され、当第3四半期連結累計期間におきましても長期収載品の販売減少が続いております。そのような状況の中、当社は新薬創出・適応外薬解消等促進加算制度の対象品や新製品(先発品)の販売に注力してまいりました。また、医薬品卸売業界全体で取り組んでいる流通改善の1つである単品単価交渉の推進にも注力してまいりました。さらに、在宅ケアやがん医療など領域別の専門性を強化した領域別リエゾン(※1)の設置、32名のMS(※1)が「福祉用具専門相談員」の資格を取得して福祉用具の販売・レンタル事業の強化、かかりつけ薬局・健康サポート薬局づくりの支援を行う「Meronサポート」(※2)の展開など、医療・介護分野での幅広い事業活動を行ってまいりました。しかしながら、前述いたしましたC型肝炎薬の販売減少等の影響が大きく、結果、売上高は、412,242百万円(前年同期比97.2%)、セグメント利益(営業利益)は、1,465百万円(前年同期比55.5%)となりました。
今後につきましては、現在、㈱ケーエスケーの兵庫物流センターを建築中であります。兵庫物流センターは平成30年5月稼働予定で、都市型物流に適応した仕組みを構築し、物流の効率化を図ってまいります。
※1 領域別リエゾン、MS
特定の疾患や医療分野の専門的な知識を有し、顧客視点で情報等を提供できる卸のMS(マーケティング・スペシャリスト、医薬品卸の営業担当者)
※2 Meronサポート
「Meron」は、当社グループが提供する薬局ポータルサイトを中心としたカスタマーサポートで、地域の生活者をかかりつけ薬局にマッチングさせるプラットフォームのこと。「Meronサポート」は、各種簡易検査・測定機器等をレンタルし、薬局のイベント開催を支援する「Meron」のサービスの一つ。
MeronホームページURL:http://www.meron-net.jp/
② その他事業
その他事業におきましては、売上高は、動物薬卸売事業の減収等により21,365百万円(前年同期比99.1%)となったものの、セグメント利益(営業利益)は、調剤薬局事業の業績が回復したため158百万円(前年同期比269.0%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した対処すべき課題に重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。

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