四半期報告書-第14期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
8.売却目的で保有する非流動資産又は処分グループ
前連結会計年度末において、金属セグメントに属する子会社であるJX金属株式会社(以下、JX金属)は、先端素材を中心とする成長分野へ経営資源をさらに集中していくとともに、資源事業におけるボラティリティの抑制と長期的な収益基盤の強化を図ることを目的として、2023年3月に100%保有していたSCM Minera Lumina Copper Chile(以下、MLCC)の株式51%について、Lundin Mining 社と売却に関する契約を締結しました。これに伴い、移転対象のMLCCの資産及び負債の全額を売却目的保有の処分グループとして分類していましたが、当第2四半期連結会計期間において、当該株式の売却が完了したことから、MLCCは連結子会社から除外され、持分法適用会社となりました。なお、JX金属とLundin Mining 社との契約では、今後、JX金属が保有するMLCC株式の19%をLundin Mining 社又は、第三者へ譲渡することとしており、これに関連して、JX金属には、Lundin Mining 社へ付与した売建コール・オプション及びLundin Mining 社に対して有する買建プット・オプションが生じています。当該オプションについては、「第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表 注記10.金融商品 (1)金融商品の分類」をご参照ください。
当第2四半期連結会計期間において、JX金属は、同社が100%の株式を保有するJX金属プレシジョンテクノロジー株式会社(以下、JXPT)の過半を、株式会社マーキュリアインベストメントが無限責任組合員を務めるマーキュリア日本産業成長支援2号投資事業有限責任組合に譲渡することを、2023年9月25日の同社取締役会において、決定しました。なお、株式譲渡実行日は2023年度内を予定しています。これに伴い、移転対象のJXPTの資産及び負債の全額を売却目的保有の処分グループとして分類しています。また、当該分類時に、売却コスト控除後の公正価値で測定した結果、減損損失を要約四半期連結損益計算書の「その他の費用」に計上しています。
前連結会計年度末において、金属セグメントに属する子会社であるJX金属株式会社(以下、JX金属)は、先端素材を中心とする成長分野へ経営資源をさらに集中していくとともに、資源事業におけるボラティリティの抑制と長期的な収益基盤の強化を図ることを目的として、2023年3月に100%保有していたSCM Minera Lumina Copper Chile(以下、MLCC)の株式51%について、Lundin Mining 社と売却に関する契約を締結しました。これに伴い、移転対象のMLCCの資産及び負債の全額を売却目的保有の処分グループとして分類していましたが、当第2四半期連結会計期間において、当該株式の売却が完了したことから、MLCCは連結子会社から除外され、持分法適用会社となりました。なお、JX金属とLundin Mining 社との契約では、今後、JX金属が保有するMLCC株式の19%をLundin Mining 社又は、第三者へ譲渡することとしており、これに関連して、JX金属には、Lundin Mining 社へ付与した売建コール・オプション及びLundin Mining 社に対して有する買建プット・オプションが生じています。当該オプションについては、「第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表 注記10.金融商品 (1)金融商品の分類」をご参照ください。
当第2四半期連結会計期間において、JX金属は、同社が100%の株式を保有するJX金属プレシジョンテクノロジー株式会社(以下、JXPT)の過半を、株式会社マーキュリアインベストメントが無限責任組合員を務めるマーキュリア日本産業成長支援2号投資事業有限責任組合に譲渡することを、2023年9月25日の同社取締役会において、決定しました。なお、株式譲渡実行日は2023年度内を予定しています。これに伴い、移転対象のJXPTの資産及び負債の全額を売却目的保有の処分グループとして分類しています。また、当該分類時に、売却コスト控除後の公正価値で測定した結果、減損損失を要約四半期連結損益計算書の「その他の費用」に計上しています。