防護服・環境資機材事業におきましては、一般産業分野での需要が回復に転じると同時に新たなユーザーの開拓が進んだほか、防護具(ハード)と安全・防護のノウハウ(ソフト)を組み合わせたソリューションビジネスの注力分野である建設工事関連や安全環境設備分野での売上が増加するとともに、防護服の新たな事業領域として取り組んでいる高視認防護服や難燃防護服の取り扱いも増加した結果、売上高は2,160,169千円(前年同四半期比4.0%増)となりましたが、一方で、長期滞留した一部の在庫の引当金を計上し、セグメント利益(営業利益)は237,779千円(前年同四半期比1.2%減)となり、増収減益となりました。今後も、防護服市場における事業領域の拡大、ソリューションビジネスを切り口とした営業活動の一層の推進のほか、メーカー機能強化を展望して、高機能防護服の開発に注力し、中長期的な収益力の向上を目指してまいります。
ヘルスケア製品事業におきましては、主力製品であるアゼアスデザインセンター秋田で生産する日本製マスクについて、大口受注を獲得した一方で、個人消費者向けの販路では、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行と猛暑の影響を受けて、小売店が在庫の調整を進めたことから、当社においても一時的に生産量を調整したほか、資材調達の点においては、円安の進行等に伴う資材価格の高騰が主な要因となって、当第2四半期時点で黒字化するまでには至らず、売上高は99,692千円(前年同四半期比54.5%増)、セグメント損失(営業損失)は17,573千円(前年同四半期はセグメント損失57,373千円)となり、増収ですが、セグメント損失の計上となりました。引き続き、生産性向上により製造原価の低減にも努めるとともに、一般産業、医療機関向けに日本製マスク、医療ガウンなどメディカル商品の販売を推進することで、早期黒字化に向けた取り組みを推進していきます。
ライフマテリアル事業のうち、機能性建材事業におきましては、利益率の高い新製品「ReFace」を中心とした営業活動へとビジネスモデルの転換が進んでおりますが、畳表など従来からの商品の販売が市況の悪化により低迷しました。一方で、アパレル資材事業は、作業服・ワーキング分野、学生服・スクールウェア分野の販売が概ね堅調に推移いたしました。その結果、売上高は1,656,551千円(前年同四半期比2.9%減)、セグメント利益(営業利益)は106,022千円(前年同四半期比9.2%減)となり、減収減益となりました。機能性建材、アパレル資材とも、安全、快適を実現する新たな分野の製品販売と新たな市場の開拓に注力し、引続きビジネスモデルの変革を推進してまいります。
2023/12/13 16:00