有価証券報告書-第10期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/30 15:11
【資料】
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【項目】
119項目

対処すべき課題

「2020年長期ビジョン」(平成32年)の達成に向け、2ndステージとして策定した3ヶ年中期経営計画(平成26年~平成28年)では、『国内の更なる収益基盤強化と海外展開の加速』『資本効率改善による企業価値向上』を目指し、以下の重点戦略に取り組んでおります。
(1)国内における、「基幹ブランドの安定成長とグループ収益牽引」及び「育成ブランドの売上成長と収益化」
(POLAブランド)
新たな経営体制の下スタートする新ブランド戦略により、長期的な安定成長を実現
・「Science.(科学的探究心と挑戦で、革新を生む)Art.(卓越した美と技で、驚きと感動を生む)Love.(一人ひとりの人間を尊重し、愛あふれる関係を築く)」をポーラの独自価値と定義し、コーポレートロゴやビジュアルなどを刷新
・プロフェッショナルなビューティーディレクター(※ポーラレディ)育成に向けた教育投資、販売手数料体系の変更 ※平成28年1月より、「ポーラレディ」から「ビューティーディレクター」に呼称変更
(ORBISブランド)
ブランド進化による更なる成長と収益性向上
・ブランド発信の強化
・お客さまとのコミュニケーション強化を目的としたポイント制度の魅力向上
・店舗の新規出店戦略見直し
(育成ブランド)
各ブランドの更なる成長と収益貢献
(2)海外における、「海外ブランドの高成長持続と収益貢献」及び「基幹ブランド海外戦略の再構築」
(Jurliqueブランド)
サプライチェーンの再設計と商品開発力の強化により、アジアを中心に利益ある事業成長を実現
(H2O PLUSブランド)
ビジネスモデルチェンジとブランドリステージにより早期の利益貢献を目指す
(基幹ブランド)
海外事業の選択と集中による収益改善と重点国での成功モデル構築
(3)経営基盤の強化
(研究・生産)
国内外で通用する新価値創出及びモノづくりの進化
(人材育成)
グローバルに活躍できる人材や次世代の経営者候補人材の育成
(4)資本効率の向上と株主還元の充実
(資本効率)
収益性向上と資本効率向上によるROE向上
(株主還元)
連結配当性向50%以上をベースとし、安定的な配当を継続的に実現