有価証券報告書-第10期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して27億73百万円増加し、75億41百万円となりました。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末と比較して60億42百万円増加し、289億50百万円となりました。
(繰延資産)
当連結会計年度末の繰延資産は、前連結会計年度末と比較して399万円減少し、299万円となりました。
(流動負債)
当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して13億82百万円増加し、45億83百万円となりました。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末と比較して27億60百万円増加し、180億32百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比較して46億68百万円増加し、138億80百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高27億17百万円(前年同期比57.5%増)、営業利益12億72百万円(前年同期比19.0%増)、経常利益7億93百万円(前年同期比29.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億61百万円(前年同期比87.9%増)となりました。
当連結会計年度のセグメント別の業績は、以下のとおりであります。
・貸金事業
当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがあります。
当連結会計年度において営業貸付金は、新規貸付78億59百万円、回収75億77百万円、純増2億82百万円により32億87百万円(前期末比9.3%増)まで増加しました。その結果、当事業部門における売上高は、2億90百万円(前年同期比20.3%減)、セグメント利益は2億6百万円(前年同期比18.4%減)という結果となりました。
営業貸付金の増加については、ソーシャルレンディング事業における口座開設数が順調に増加しており、J.LENDING LF21号~LF30号までの募集を行い、それに伴う営業貸付金の増加が寄与しております。
今後も引き続き、収益性及び担保価値等が十二分に見込める複数の貸付先において、資金需要が旺盛にあるため、ソーシャルレンディング事業も絡めて、当事業部門の収益及び利益の増加に努めてまいります。
・不動産賃貸事業
当事業部門におきましては、当連結会計年度において、商業施設を5物件、アミューズメント施設を4物件、計9物件を取得したことが寄与し、当セグメントにおける売上高は18億14百万円(前年同期比33.5%増)、セグメント利益は6億49百万円(前年同期比51.6%増)となりました。
また、賃貸用不動産として保有しておりました三菱ふそうトラック・バス株式会社明石支店向けの物件の売却により、当連結会計年度において特別利益4億28百万円を計上しております。
当社としては引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入してまいります。
当社の収益不動産については、収益性の観点から購入依頼のご要望も多いことから、収益不動産の売却等も考慮し、収益不動産の入れ替えを図りながら、収益及び利益の増加に努めてまいります。
また、現在、売上高及び利益の増加に繋がる物流施設用不動産等の開発案件も手掛けており、来期以降の収益の増加に繋がる営業活動も行っております。
・アミューズメントサービス機器関連事業
当連結会計年度より、2020年10月15日付で連結子会社となったSUNTACの事業を「アミューズメントサービス機器関連事業」として追加しております。
当事業部門は、アミューズメントサービス機器に関連する開発、製造及び販売等を行っており、当連結会計年度において、売上高5億48百万円、セグメント利益は46百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して13億89百万円増加し、15億84百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、2億19百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益11億86百万円及び減価償却費3億30百万円の計上、及び法人税等の還付による1億78百万円の収入があった一方、営業貸付金が2億82百万円、仕掛販売用不動産が5億28百万円、棚卸資産が1億22百万円、及び法人税等の納税により2億69百万円の支払いがそれぞれされたことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、54億64百万円の支出となりました。これは主に、不動産取得により79億11百万円を支出した一方、不動産を1件売却したことにより22億4百万円が入金されたことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、66億34百万円の収入となりました。これは主に、長期借入金の借入による収入49億10百万円及び新株予約権の行使による株式の発行による収入39億61百万円を計上した一方で、短期借入金の純減2億76百万円及び長期借入金の返済により21億75百万円を支出したことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績及び受注実績
当社グループの事業内容は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.販売実績
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して27億73百万円増加し、75億41百万円となりました。これは、新株予約権行使の払込みにより現預金が14億47百万円、新たにSUNTACを連結子会社としたことにより受取手形及び売掛金が3億7百万円、棚卸資産として商品及び製品が1億51百万円、原材料が20百万円、仕掛品が5百万円増加したこと、営業貸付金の新規貸付により2億82百万円並びに仕掛販売用不動産が5億28百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して60億42百万円増加し289億50百万円となりました。これは主に、当連結会計年度において9物件の賃貸用不動産を取得した一方で、三菱ふそうトラック・バス株式会社明石支店向けの賃貸用不動産を1物件売却したことなどによります。
以上により、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して88億11百万円増加し364億95百万円となりました。
当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して13億82百万円増加し45億83百万円となりました。これは主に、短期借入金が返済により2億76百万円減少した一方で、新たにSUNTACを連結子会社としたことなどにより買掛金が1億77百万円、未払金が2億73百万円増加したこと、1年以内返済予定の長期借入金が3億90百万円、ソーシャルレンディングにおける匿名組合預り金が6億57百万円及び未払法人税等が87百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較し27億60百万円増加し180億32百万円となりました。これは主に、新規の賃貸用不動産の購入に伴い新規借入で長期借入金が23億43百万円、新規賃貸借契約により長期預り保証金が4億16百万円増加したことなどによります。
以上により、当連結会計年度末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して41億42百万円増加し226億15百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産は前連結会計年度末と比較して46億68百万円増加し138億80百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による自己株式3億54百万円の増加による純資産の減少があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益10億61百万円を計上し、かつ、新株予約権行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ20億円増加したことなどによります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高については、貸出金利息等の売上高が2億90百万円(前年同期比20.3%減)だった一方、当連結会計年度に取得した9物件及び当連結累計期間に取得した収益不動産が寄与し、不動産賃貸収入による売上高が18億14百万円(前年同期比33.5%増)と増加したことなどにより、売上高は27億17百万円(前年同期比57.5%増)となりました。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は20億37百万円(前年同期比43.6%増)となりました。これは主に、貸付金の増加及び前年度に取得した賃貸不動産の収益が満額計上されたこと等によるものであります。また、売上総利益率は、不動産賃貸事業において賃貸用不動産の増加に伴い、建物等による減価償却費が増加したことなどにより売上原価6億79百万円(前年同期比で122.2%増)を計上したことにより、前連結会計年度に比べ7.29ポイント減少し、74.98%となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、7億64百万円(前年同期比119.0%増)となりました。これは主に、当連結会計年度に連結子会社となった株式会社SUNTACの販売費及び一般管理費によるものです。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ2億3百万円増加し、12億72百万円(前年同期比19.0%増)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度の経常損益については、新規不動産取得のために金融機関等からの資金調達の際に発生する借入手数料並びに支払利息が増加しましたが、経常利益は7億93百万円(前年同期比29.3%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前述の三菱ふそうトラック・バス株式会社明石支店向けの賃貸用不動産を売却したことにより、特別利益として固定資産売却益4億28百万円を計上したことに加えて、法人税、住民税及び事業税2億13百万円、法人税等調整額△88百万円等を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は10億61百万円(前年同期比87.9%増)となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金の源泉は、主として営業活動からのキャッシュ・フローと金融機関等からの借入であります。一方、当社グループの主な資金需要は、主に賃貸用不動産を購入するための設備資金、並びに貸金事業における貸付資金であるため、基本的には設備資金は金融機関等からの長期借入金を充当し、貸付資金については短期借入金及び営業キャッシュ・フローで充当しております。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して27億73百万円増加し、75億41百万円となりました。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末と比較して60億42百万円増加し、289億50百万円となりました。
(繰延資産)
当連結会計年度末の繰延資産は、前連結会計年度末と比較して399万円減少し、299万円となりました。
(流動負債)
当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して13億82百万円増加し、45億83百万円となりました。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末と比較して27億60百万円増加し、180億32百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比較して46億68百万円増加し、138億80百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高27億17百万円(前年同期比57.5%増)、営業利益12億72百万円(前年同期比19.0%増)、経常利益7億93百万円(前年同期比29.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億61百万円(前年同期比87.9%増)となりました。
当連結会計年度のセグメント別の業績は、以下のとおりであります。
・貸金事業
当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがあります。
当連結会計年度において営業貸付金は、新規貸付78億59百万円、回収75億77百万円、純増2億82百万円により32億87百万円(前期末比9.3%増)まで増加しました。その結果、当事業部門における売上高は、2億90百万円(前年同期比20.3%減)、セグメント利益は2億6百万円(前年同期比18.4%減)という結果となりました。
営業貸付金の増加については、ソーシャルレンディング事業における口座開設数が順調に増加しており、J.LENDING LF21号~LF30号までの募集を行い、それに伴う営業貸付金の増加が寄与しております。
今後も引き続き、収益性及び担保価値等が十二分に見込める複数の貸付先において、資金需要が旺盛にあるため、ソーシャルレンディング事業も絡めて、当事業部門の収益及び利益の増加に努めてまいります。
・不動産賃貸事業
当事業部門におきましては、当連結会計年度において、商業施設を5物件、アミューズメント施設を4物件、計9物件を取得したことが寄与し、当セグメントにおける売上高は18億14百万円(前年同期比33.5%増)、セグメント利益は6億49百万円(前年同期比51.6%増)となりました。
また、賃貸用不動産として保有しておりました三菱ふそうトラック・バス株式会社明石支店向けの物件の売却により、当連結会計年度において特別利益4億28百万円を計上しております。
当社としては引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入してまいります。
当社の収益不動産については、収益性の観点から購入依頼のご要望も多いことから、収益不動産の売却等も考慮し、収益不動産の入れ替えを図りながら、収益及び利益の増加に努めてまいります。
また、現在、売上高及び利益の増加に繋がる物流施設用不動産等の開発案件も手掛けており、来期以降の収益の増加に繋がる営業活動も行っております。
・アミューズメントサービス機器関連事業
当連結会計年度より、2020年10月15日付で連結子会社となったSUNTACの事業を「アミューズメントサービス機器関連事業」として追加しております。
当事業部門は、アミューズメントサービス機器に関連する開発、製造及び販売等を行っており、当連結会計年度において、売上高5億48百万円、セグメント利益は46百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して13億89百万円増加し、15億84百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、2億19百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益11億86百万円及び減価償却費3億30百万円の計上、及び法人税等の還付による1億78百万円の収入があった一方、営業貸付金が2億82百万円、仕掛販売用不動産が5億28百万円、棚卸資産が1億22百万円、及び法人税等の納税により2億69百万円の支払いがそれぞれされたことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、54億64百万円の支出となりました。これは主に、不動産取得により79億11百万円を支出した一方、不動産を1件売却したことにより22億4百万円が入金されたことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、66億34百万円の収入となりました。これは主に、長期借入金の借入による収入49億10百万円及び新株予約権の行使による株式の発行による収入39億61百万円を計上した一方で、短期借入金の純減2億76百万円及び長期借入金の返済により21億75百万円を支出したことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績及び受注実績
当社グループの事業内容は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.販売実績
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前年同期比(%) |
| 貸金事業 | 290 | △20.3 |
| 不動産賃貸事業 | 1,814 | 33.5 |
| アミューズメントサービス機器関連事業 | 548 | ― |
| その他 | 63 | 7,944.8 |
| 合計 | 2,717 | 57.5 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 三菱ふそうトラック・バス株式会社 | 456 | 26.4 | 439 | 16.2 |
| 株式会社マルハン | 381 | 22.1 | 400 | 14.7 |
| 株式会社ガイア | 206 | 12.0 | 174 | 6.4 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して27億73百万円増加し、75億41百万円となりました。これは、新株予約権行使の払込みにより現預金が14億47百万円、新たにSUNTACを連結子会社としたことにより受取手形及び売掛金が3億7百万円、棚卸資産として商品及び製品が1億51百万円、原材料が20百万円、仕掛品が5百万円増加したこと、営業貸付金の新規貸付により2億82百万円並びに仕掛販売用不動産が5億28百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して60億42百万円増加し289億50百万円となりました。これは主に、当連結会計年度において9物件の賃貸用不動産を取得した一方で、三菱ふそうトラック・バス株式会社明石支店向けの賃貸用不動産を1物件売却したことなどによります。
以上により、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して88億11百万円増加し364億95百万円となりました。
当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して13億82百万円増加し45億83百万円となりました。これは主に、短期借入金が返済により2億76百万円減少した一方で、新たにSUNTACを連結子会社としたことなどにより買掛金が1億77百万円、未払金が2億73百万円増加したこと、1年以内返済予定の長期借入金が3億90百万円、ソーシャルレンディングにおける匿名組合預り金が6億57百万円及び未払法人税等が87百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較し27億60百万円増加し180億32百万円となりました。これは主に、新規の賃貸用不動産の購入に伴い新規借入で長期借入金が23億43百万円、新規賃貸借契約により長期預り保証金が4億16百万円増加したことなどによります。
以上により、当連結会計年度末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して41億42百万円増加し226億15百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産は前連結会計年度末と比較して46億68百万円増加し138億80百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による自己株式3億54百万円の増加による純資産の減少があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益10億61百万円を計上し、かつ、新株予約権行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ20億円増加したことなどによります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高については、貸出金利息等の売上高が2億90百万円(前年同期比20.3%減)だった一方、当連結会計年度に取得した9物件及び当連結累計期間に取得した収益不動産が寄与し、不動産賃貸収入による売上高が18億14百万円(前年同期比33.5%増)と増加したことなどにより、売上高は27億17百万円(前年同期比57.5%増)となりました。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は20億37百万円(前年同期比43.6%増)となりました。これは主に、貸付金の増加及び前年度に取得した賃貸不動産の収益が満額計上されたこと等によるものであります。また、売上総利益率は、不動産賃貸事業において賃貸用不動産の増加に伴い、建物等による減価償却費が増加したことなどにより売上原価6億79百万円(前年同期比で122.2%増)を計上したことにより、前連結会計年度に比べ7.29ポイント減少し、74.98%となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、7億64百万円(前年同期比119.0%増)となりました。これは主に、当連結会計年度に連結子会社となった株式会社SUNTACの販売費及び一般管理費によるものです。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ2億3百万円増加し、12億72百万円(前年同期比19.0%増)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度の経常損益については、新規不動産取得のために金融機関等からの資金調達の際に発生する借入手数料並びに支払利息が増加しましたが、経常利益は7億93百万円(前年同期比29.3%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前述の三菱ふそうトラック・バス株式会社明石支店向けの賃貸用不動産を売却したことにより、特別利益として固定資産売却益4億28百万円を計上したことに加えて、法人税、住民税及び事業税2億13百万円、法人税等調整額△88百万円等を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は10億61百万円(前年同期比87.9%増)となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金の源泉は、主として営業活動からのキャッシュ・フローと金融機関等からの借入であります。一方、当社グループの主な資金需要は、主に賃貸用不動産を購入するための設備資金、並びに貸金事業における貸付資金であるため、基本的には設備資金は金融機関等からの長期借入金を充当し、貸付資金については短期借入金及び営業キャッシュ・フローで充当しております。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。