有価証券報告書-第26期(2025/01/01-2025/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
財政状態及び経営成績の状況
セグメント別の業績は、以下のとおりです。
ゲーム事業
その他
① 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産は13,273,301千円となり、前連結会計年度末と比較して2,510,885千円減少いたしました。これは主として、現金及び預金が3,608,855千円増加した一方で、ソフトウエア仮勘定が4,075,305千円減少、投資有価証券が1,785,088千円減少、のれんが555,425千円減少したことによるものです。
(負債の部)
当連結会計年度末における総負債は2,969,165千円となり、前連結会計年度末と比較して2,443,516千円減少いたしました。これは主として、短期借入金が800,000千円減少、1年内返済予定の長期借入金が547,754千円減少、前受金が328,713千円減少、固定負債のその他が620,596千円減少したことによるものです。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は10,304,136千円となり、前連結会計年度末と比較して67,368千円減少いたしました。これは主として、資本金及び資本準備金がそれぞれ2,393,612千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純損失の計上等により利益剰余金が4,176,818千円減少、その他有価証券評価差額金が711,470千円減少したことによるものです。
② 経営成績の分析
当社グループは、マンガやアニメなどのIPを用いたモバイルオンラインゲームの企画・開発・運営を主軸として事業を展開しております。
当連結会計年度においては、既存タイトルである『BLEACH Brave Souls』及び『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の安定運用による売上高の確保に努めつつ、2026年リリース予定の新作タイトル『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』及びTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』のIPを活用したタイトルの新作開発に注力しました。
『BLEACH Brave Souls』は、タイトル10周年のアニバーサリーイヤーであったことから、年間を通してプロモーション及び多様なキャンペーンを積極的に展開し、新規ユーザーの獲得、既存ユーザーや復帰ユーザーへの還元等に努めました。これらの施策により期初から順調に推移していたものの、特に海外ユーザーの減衰の影響により、期末にかけては軟調な推移となりました。
『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』においても、新規商材の販売などを通じて売上高の確保に努めたものの、一定の減衰が継続し、年間を通して軟調な推移となりました。
期首に公表した新たな経営戦略の一環として、収益のボラティリティが大きいゲーム事業への依存からの脱却を図るべく、GPU AIクラウド事業及び総合AIエンタテインメント事業を立ち上げております。このうち、GPU AIクラウド事業においてGPUサーバーの販売が堅調に推移したことから、その他の売上高は490,736千円(前期比591.8%の増加)となり、売上に寄与しました。
費用面においては、全社的なコストコントロールを継続しつつ、オフィスの縮小移転及び希望退職者の募集による人員削減を実施し、固定費の大幅な縮小を図りました。
以上の結果、売上高は6,856,276千円(前期比17.5%の減少)、営業損失は、1,304,256千円 (前期は営業損失1,342,143千円)、経常損失は1,421,088千円(前期は経常損失1,280,364千円)となりました。
特別利益については、有価証券を複数銘柄売却したことに伴う投資有価証券売却益1,637,461千円、第4四半期において事務所移転に伴う支度金209,478千円を計上いたしました。また、特別損失については、第2四半期において希望退職の募集の実施に伴う特別退職金41,483千円及び『EA SPORTS FC™ TACTICAL』におけるソフトウエア資産の減損損失4,426,697千円、第4四半期において複数本のカジュアルゲームに係るソフトウエア資産の減損損失81,400千円を計上いたしました。
以上のことから、親会社株主に帰属する当期純損失は4,176,818千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失2,782,986千円)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,608,855千円増加し、5,214,034千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、1,800,692千円(前期は138,223千円の減少)となりました。これは主として、減損損失4,508,098千円の計上をした一方で、税金等調整前当期純損失4,050,581千円の計上及び投資有価証券売却益1,637,461千円を計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は、2,479,391千円(前期は1,045,551千円の減少)となりました。これは主として、投資有価証券の売却による収入2,443,854千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、2,916,895千円(前期は555,110千円の増加)となりました。これは主として、株式の発行による収入2,876,250千円によるものです。
④ 生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
(b) 受注実績
該当事項はありません。
(c) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の分析、②経営成績の分析」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループのキャッシュ・フローの状況及び資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。
当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。
なお、運転資金需要の主なものは、ゲーム事業における開発費、運用費及び広告宣伝費等の営業費用であり、営業活動によるキャッシュ・フローを基本としつつ、財務安全性や資金調達コストを勘案の上、必要に応じて、金融機関からの借入、投資有価証券の売却、増資等によって資金調達を実施いたします。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
会計上の見積りについては、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断した結果を、資産・負債や収益・費用の数値に反映しており、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っております。しかしながら、会計上の見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りと異なることがあります。
財政状態及び経営成績の状況
| 項目 | 前連結会計年度 (千円) | 当連結会計年度 (千円) | 対前期増減率 (%) | |||
| 売上高 | 8,306,355 | 6,856,276 | △17.5 | |||
| 営業損失(△) | △1,342,143 | △1,304,256 | - | |||
| 経常損失(△) | △1,280,364 | △1,421,088 | - | |||
| 親会社株主に帰属する 当期純損失(△) | △2,782,986 | △4,176,818 | - | |||
| 総資産 | 15,784,187 | 13,273,301 | △15.9 | |||
| 総負債 | 5,412,681 | 2,969,165 | △45.1 | |||
| 純資産 | 10,371,505 | 10,304,136 | △0.6 | |||
| 営業活動による キャッシュ・フロー | △138,223 | △1,800,692 | - | |||
| 投資活動による キャッシュ・フロー | △1,045,551 | 2,479,391 | - | |||
| 財務活動による キャッシュ・フロー | 555,110 | 2,916,895 | 425.5 | |||
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 1,605,179 | 5,214,034 | 224.8 | |||
セグメント別の業績は、以下のとおりです。
ゲーム事業
| 項目 | 前連結会計年度 (千円) | 当連結会計年度 (千円) | 対前期増減率 (%) | |||
| 売上高 | 8,235,424 | 6,365,540 | △22.7 | |||
| セグメント利益 | 1,182,351 | 836,233 | △29.3 | |||
その他
| 項目 | 前連結会計年度 (千円) | 当連結会計年度 (千円) | 対前期増減率 (%) | |||
| 売上高 | 70,931 | 490,736 | 591.8 | |||
| セグメント利益又は損失(△) | △49,722 | △5,692 | - | |||
① 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産は13,273,301千円となり、前連結会計年度末と比較して2,510,885千円減少いたしました。これは主として、現金及び預金が3,608,855千円増加した一方で、ソフトウエア仮勘定が4,075,305千円減少、投資有価証券が1,785,088千円減少、のれんが555,425千円減少したことによるものです。
(負債の部)
当連結会計年度末における総負債は2,969,165千円となり、前連結会計年度末と比較して2,443,516千円減少いたしました。これは主として、短期借入金が800,000千円減少、1年内返済予定の長期借入金が547,754千円減少、前受金が328,713千円減少、固定負債のその他が620,596千円減少したことによるものです。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は10,304,136千円となり、前連結会計年度末と比較して67,368千円減少いたしました。これは主として、資本金及び資本準備金がそれぞれ2,393,612千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純損失の計上等により利益剰余金が4,176,818千円減少、その他有価証券評価差額金が711,470千円減少したことによるものです。
② 経営成績の分析
当社グループは、マンガやアニメなどのIPを用いたモバイルオンラインゲームの企画・開発・運営を主軸として事業を展開しております。
当連結会計年度においては、既存タイトルである『BLEACH Brave Souls』及び『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の安定運用による売上高の確保に努めつつ、2026年リリース予定の新作タイトル『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』及びTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』のIPを活用したタイトルの新作開発に注力しました。
『BLEACH Brave Souls』は、タイトル10周年のアニバーサリーイヤーであったことから、年間を通してプロモーション及び多様なキャンペーンを積極的に展開し、新規ユーザーの獲得、既存ユーザーや復帰ユーザーへの還元等に努めました。これらの施策により期初から順調に推移していたものの、特に海外ユーザーの減衰の影響により、期末にかけては軟調な推移となりました。
『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』においても、新規商材の販売などを通じて売上高の確保に努めたものの、一定の減衰が継続し、年間を通して軟調な推移となりました。
期首に公表した新たな経営戦略の一環として、収益のボラティリティが大きいゲーム事業への依存からの脱却を図るべく、GPU AIクラウド事業及び総合AIエンタテインメント事業を立ち上げております。このうち、GPU AIクラウド事業においてGPUサーバーの販売が堅調に推移したことから、その他の売上高は490,736千円(前期比591.8%の増加)となり、売上に寄与しました。
費用面においては、全社的なコストコントロールを継続しつつ、オフィスの縮小移転及び希望退職者の募集による人員削減を実施し、固定費の大幅な縮小を図りました。
以上の結果、売上高は6,856,276千円(前期比17.5%の減少)、営業損失は、1,304,256千円 (前期は営業損失1,342,143千円)、経常損失は1,421,088千円(前期は経常損失1,280,364千円)となりました。
特別利益については、有価証券を複数銘柄売却したことに伴う投資有価証券売却益1,637,461千円、第4四半期において事務所移転に伴う支度金209,478千円を計上いたしました。また、特別損失については、第2四半期において希望退職の募集の実施に伴う特別退職金41,483千円及び『EA SPORTS FC™ TACTICAL』におけるソフトウエア資産の減損損失4,426,697千円、第4四半期において複数本のカジュアルゲームに係るソフトウエア資産の減損損失81,400千円を計上いたしました。
以上のことから、親会社株主に帰属する当期純損失は4,176,818千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失2,782,986千円)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,608,855千円増加し、5,214,034千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、1,800,692千円(前期は138,223千円の減少)となりました。これは主として、減損損失4,508,098千円の計上をした一方で、税金等調整前当期純損失4,050,581千円の計上及び投資有価証券売却益1,637,461千円を計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は、2,479,391千円(前期は1,045,551千円の減少)となりました。これは主として、投資有価証券の売却による収入2,443,854千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、2,916,895千円(前期は555,110千円の増加)となりました。これは主として、株式の発行による収入2,876,250千円によるものです。
④ 生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
(b) 受注実績
該当事項はありません。
(c) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 対前期増減率(%) |
| ゲーム事業 | 6,365,540 | △22.7 |
| その他 | 490,736 | 591.8 |
| 合計 | 6,856,276 | △17.5 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| Apple Inc. | 3,120,259 | 37.6 | 1,836,563 | 26.8 |
| Google Inc. | 2,443,183 | 29.4 | 1,645,096 | 24.0 |
| Xsolla (USA), Inc. | 242,050 | 2.9 | 862,721 | 12.6 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の分析、②経営成績の分析」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループのキャッシュ・フローの状況及び資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。
当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。
なお、運転資金需要の主なものは、ゲーム事業における開発費、運用費及び広告宣伝費等の営業費用であり、営業活動によるキャッシュ・フローを基本としつつ、財務安全性や資金調達コストを勘案の上、必要に応じて、金融機関からの借入、投資有価証券の売却、増資等によって資金調達を実施いたします。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
会計上の見積りについては、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断した結果を、資産・負債や収益・費用の数値に反映しており、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っております。しかしながら、会計上の見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りと異なることがあります。