有価証券報告書-第2期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/31 13:51
【資料】
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【項目】
113項目

業績等の概要

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中国経済を始めとするアジア新興国経済の減速による影響が懸念されました。
こうしたなか、当連結会計年度の売上高については主にガス事業の売上高が減少したことにより、14.6%減少の735億47百万円、営業利益については2.6%減少の48億91百万円、経常利益については4.8%減少の58億24百万円、当期純利益については負ののれん発生益46億18百万円を特別利益に計上した前連結会計年度に比べ53.6%減少の39億41百万円となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであり、増減の比較については、全て「前連結会計年度」との比較となっております。
<ガス事業>輸入エネルギー価格下落の影響による一部販売価格の低下や、発電用途でのガス販売量の減少などにより、売上高については16.0%減少の661億6百万円となりましたが、ガス仕入費用も減少したことなどにより、営業利益については2.3%減少の50億20百万円となりました。
<ヨード・かん水事業>為替は円安で推移し、ヨード販売量も増加しましたが、販売価格が低下したことなどにより、売上高については1.6%減少の51億40百万円、営業利益については6.1%減少の24億26百万円となりました。
<その他>器具販売事業の売上が増加したことなどにより、売上高については3.9%増加の23億円となり、営業利益については3.1%増加の1億61百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
<現金及び現金同等物の期末残高>当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、期首に比べ9.1%増加の241億55百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>税金等調整前当期純利益や減価償却費などにより、81億17百万円の収入(前連結会計年度に比べ14.2%増加)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>有形固定資産の取得などにより、52億53百万円の支出(前連結会計年度に比べ41.8%増加)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>配当金の支払いなどにより、10億43百万円の支出(前連結会計年度に比べ13.4%減少)となりました。