臨時報告書
- 【提出】
- 2021/06/03 16:33
- 【資料】
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提出理由
当社は、2021年5月31日にXyvid Inc.(以下、Xyvid社)を買収し子会社化することを決定いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
子会社取得の決定
(1)取得対象子会社の概要
商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
最近三年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益及び純利益
提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
コロナ禍を契機として、世界中の働き方やコミュニケーションの文化が大きく変わりました。ブイキューブグループは、新しい文化のもと、利便性・生産性がとても高いことを背景に急増しているオンラインイベントを支える「イベントDX事業」を成長の柱として急成長しております。イベントDX事業の売上は、2019年は約12億円、2020年は約26億円へと成長し、2021年は約55億円を見込んでおり、長期的には日本国内の市場において、350億円程度の事業規模まで成長を見込んでおります。強みとする「SaaS+Service」のコンセプトの元、中心となる「V-CUBEセミナー」や「EventIn」を中心としたSaaSの強化と、5月1日にオープンしたプラチナスタジオや、配信サポートを行うプロフェッショナルサービスらの「Service」の規模の拡大と内容の充実を図っております。
Xyvid社は、米国において当社のイベントDX事業と非常に類似する事業を営み、同じく米国市場においても珍しい「SaaS+Service」のコンセプトを強みとする、イベントDXカンパニーであります。また、SaaS部分については、Humanities(人文学、心理学)の専門家である同社CSOにより設計された高い「エンゲージメント」を実現する仕組みを特徴としており、SaaS部分だけについても、競合他社に比べて高い競争優位性を有しております。イベントDX事業が含まれる米国のEnterprise Webcasting市場は年平均成長率20%以上であり、2022年にはUSD 4.5 billion規模となることが予測されている成長市場で、コロナ禍により急加速しております。Xyvid社はこのような成長市場において、製薬業界、金融業界を中心とした Fortune 500規模の大手企業に対し、自社のオンラインイベントプラットフォーム並びにプロフェッショナルサービスを提供してきた実績を持ち、年成長率は67%に達しております。
ブイキューブグループでは、日本で急成長するイベントDX事業の海外での成長可能性を検討して参りましたが、米国やシンガポールなどの先進国において特に大きな需要が見込まれていると考えており、当社と似通ったビジネスモデル、思想を持つXyvid社の創業者兼社長との議論を重ねた結果、相互販売、ノウハウの共有などを通じて事業上のシナジーが見込まれることを確認いたしました。
今回の買収によりブイキューブグループは、世界最大市場である米国市場におけるイベントDX事業の拡大、シンガポールを中心とする東南アジアマーケットにおいてはXyvid社のサービスを活用したイベントDX事業の拡大と合わせ、日本マーケットにおける製品ポートフォリオの拡大などの効果を通じて、現在のイベントDX事業の高い成長を更に加速することができることを確信し、今回の判断に至りました。
(3)取得対象子会社の取得の対価の額
Xyvid社の株式 15,000 千USD
以 上
商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
商号 | Xyvid Inc. |
本店の所在地 | 1170 Wheeler Way Langhorne, PA 19047 |
代表者の氏名 | David Kovalcik |
資本金の額 | 100 USD |
純資産の額 | 1,522 千USD |
総資産の額 | 1,744 千USD |
事業の内容 | ウェビナーのシステム開発・販売および配信 |
最近三年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益及び純利益
決算期 | 2018年12月期 | 2019年12月期 | 2020年12月期 |
売上高 | 1,671 千USD | 2,569 千USD | 5,356 千USD |
営業利益 | 0.028 千USD | 351 千USD | 1,624 千USD |
当期純利益 | 0.028 千USD | 351 千USD | 1,624 千USD |
提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係 | 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。 |
人的関係 | 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき人的関係はありません。 |
取引関係 | 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。 |
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
コロナ禍を契機として、世界中の働き方やコミュニケーションの文化が大きく変わりました。ブイキューブグループは、新しい文化のもと、利便性・生産性がとても高いことを背景に急増しているオンラインイベントを支える「イベントDX事業」を成長の柱として急成長しております。イベントDX事業の売上は、2019年は約12億円、2020年は約26億円へと成長し、2021年は約55億円を見込んでおり、長期的には日本国内の市場において、350億円程度の事業規模まで成長を見込んでおります。強みとする「SaaS+Service」のコンセプトの元、中心となる「V-CUBEセミナー」や「EventIn」を中心としたSaaSの強化と、5月1日にオープンしたプラチナスタジオや、配信サポートを行うプロフェッショナルサービスらの「Service」の規模の拡大と内容の充実を図っております。
Xyvid社は、米国において当社のイベントDX事業と非常に類似する事業を営み、同じく米国市場においても珍しい「SaaS+Service」のコンセプトを強みとする、イベントDXカンパニーであります。また、SaaS部分については、Humanities(人文学、心理学)の専門家である同社CSOにより設計された高い「エンゲージメント」を実現する仕組みを特徴としており、SaaS部分だけについても、競合他社に比べて高い競争優位性を有しております。イベントDX事業が含まれる米国のEnterprise Webcasting市場は年平均成長率20%以上であり、2022年にはUSD 4.5 billion規模となることが予測されている成長市場で、コロナ禍により急加速しております。Xyvid社はこのような成長市場において、製薬業界、金融業界を中心とした Fortune 500規模の大手企業に対し、自社のオンラインイベントプラットフォーム並びにプロフェッショナルサービスを提供してきた実績を持ち、年成長率は67%に達しております。
ブイキューブグループでは、日本で急成長するイベントDX事業の海外での成長可能性を検討して参りましたが、米国やシンガポールなどの先進国において特に大きな需要が見込まれていると考えており、当社と似通ったビジネスモデル、思想を持つXyvid社の創業者兼社長との議論を重ねた結果、相互販売、ノウハウの共有などを通じて事業上のシナジーが見込まれることを確認いたしました。
今回の買収によりブイキューブグループは、世界最大市場である米国市場におけるイベントDX事業の拡大、シンガポールを中心とする東南アジアマーケットにおいてはXyvid社のサービスを活用したイベントDX事業の拡大と合わせ、日本マーケットにおける製品ポートフォリオの拡大などの効果を通じて、現在のイベントDX事業の高い成長を更に加速することができることを確信し、今回の判断に至りました。
(3)取得対象子会社の取得の対価の額
Xyvid社の株式 15,000 千USD
以 上