臨時報告書
- 【提出】
- 2015/10/13 11:33
- 【資料】
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提出理由
当社は平成27年10月5日、特定子会社の異動を伴う子会社取得を決定しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号並びに第16号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
連結子会社による子会社取得の決定
1.子会社取得の決定について(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第16号の2に基づく報告内容)
(1) 取得対象子会社に関する子会社取得を決定した機関
平成27年10月5日の当社取締役会において子会社取得を決定しております。
(2) 取得対象子会社に関する子会社取得を行う連結子会社の名称、住所及び代表者の氏名
①名称 V-cube Global Services Pte. Ltd.
②住所 10 Collyer Quay, #03-06 Ocean Financial Centre, Singapore
③代表者の氏名 間下 直晃
(3) 取得対象子会社に関する事項
(注) Wizlearn Technologies Pte. Ltd.(以下「Wizlearn社」という。)は国際財務報告基準に則り財務諸表を作成しており、「営業利益」及び「経常利益」に該当する項目がないため記載を省略しております。
(4) 取得対象子会社に関する子会社取得の目的
ブイキューブグループでは、教育分野におけるビジュアルコミュニケーション活用を成長戦略の一つの柱として掲げ、教育業界向けのソリューションを開発し展開するのみならず、平成26年5月に電子黒板や教育ICT分野で高いシェアを持ち、優れたソリューションを提供するパイオニアVC株式会社(旧パイオニアソリューションズ株式会社)を子会社化する等の取り組みを行っております。
Wizlearn社は、世界的に先進的な教育ICTに取り組んでいるシンガポールにおいて、16年に渡りサービスを提供し、シンガポールの公立学校の5割強に導入される等、高い実績を誇っております。また、政府機関のシステムから利用が可能になる等、高い信頼も備えている他、Microsoft社のActive DirectoryやSAP、Oracle PeopleSoftとの連携による利便性も備えております。これにより近年では、学校教育のみならず企業での導入も進み、三菱東京UFJ銀行のASEAN全域での社員研修、教育プラットフォームとして採用されており、日本企業が導入する際に求める個別カスタマイズや導入サポートにも対応可能なサービスです。
一方で、高い顧客満足度とソリューション力を持ち、高い収益性を確保しながら、同社の事業展開はシンガポールにとどまり、近年、成長が著しいアジア各国の教育ICT市場や企業内研修などのニーズに対するアプローチができていませんでした。
今回の買収により、ブイキューブグループが「アジアNo.1のビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目指して取り組むアジア各国への事業展開と、学校、教育機関、法人に向けた、ビジュアルコミュニケーションを統合した新たなソリューションを共同提供することで、高い成長を共に実現できると判断し、今回の決定に至りました。
今後は、まず、シンガポールにおいてシェアNo.1の教育プラットフォームとなっているWizlearn社のサービスと、ブイキューブグループが展開するビジュアルコミュニケーションサービスを組み合わせた、リアルタイム双方向性が実現される新たな教育サービスを提供します。これにより、シンガポールにおけるWizlearn社の既存顧客である、数多くの学校、企業、政府へブイキューブサービスを販売していきます。また同時に、既にブイキューブグループが教育分野での事業展開を進めている中国、日本に対して、Wizlearn社の教育ICTインフラを提供開始し、ブイキューブグループの既存顧客への販売、販売網を活かした学習塾、教育機関、法人内での教育、研修への展開を進めていきます。
将来的にはタイ、マレーシア、インドネシア等、ブイキューブグループが事業展開するアジア各国に対し、教育ICTインフラのデファクトスタンダード化に向け取り組んでいきます。
(5) 取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額は、20,000千シンガポールドル(1,680百万円)を予定しております。
今回の買収に係るアドバイザリー費用等60百万円(概算値)を加えた合計額は約1,740百万円(概算値)を予定しております。
なお、対価の額を円換算する際は1シンガポールドル=84円にて計算しております。
(1) 取得対象子会社に関する子会社取得を決定した機関
平成27年10月5日の当社取締役会において子会社取得を決定しております。
(2) 取得対象子会社に関する子会社取得を行う連結子会社の名称、住所及び代表者の氏名
①名称 V-cube Global Services Pte. Ltd.
②住所 10 Collyer Quay, #03-06 Ocean Financial Centre, Singapore
③代表者の氏名 間下 直晃
(3) 取得対象子会社に関する事項
① 商号 | Wizlearn Technologies Pte. Ltd. | ||
② 本店の所在地 | 10 Science Park Road, #03-13 The Alpha, Singapore Science Park Ⅱ, Singapore | ||
③ 代表者の氏名 | Victor Yuk Yung Ki, Chief Executive Officer | ||
④ 資本金の額 | 9,821,954.20 シンガポールドル | ||
⑤ 純資産の額 | 18,487千 シンガポールドル(平成27年3月31日現在) | ||
⑥ 総資産の額 | 19,286千 シンガポールドル(平成27年3月31日現在) | ||
⑦ 事業の内容 | 教育プラットフォームの提供 | ||
⑧ 最近3年間に終了した各事業年度の売上高、税引前利益及び純利益(単位:千シンガポールドル) | |||
決算期 | 平成25年3月期 | 平成26年3月期 | 平成27年3月期 |
売上高 | 10,128 | 10,391 | 11,447 |
税引前利益 | 508 | 2,864 | 3,487 |
当期純利益 | 564 | 2,864 | 3,487 |
⑨ 提出会社との間の関係 | 資本関係 | 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。 | |
人的関係 | 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき人的関係はありません。 | ||
取引関係 | 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。 |
(注) Wizlearn Technologies Pte. Ltd.(以下「Wizlearn社」という。)は国際財務報告基準に則り財務諸表を作成しており、「営業利益」及び「経常利益」に該当する項目がないため記載を省略しております。
(4) 取得対象子会社に関する子会社取得の目的
ブイキューブグループでは、教育分野におけるビジュアルコミュニケーション活用を成長戦略の一つの柱として掲げ、教育業界向けのソリューションを開発し展開するのみならず、平成26年5月に電子黒板や教育ICT分野で高いシェアを持ち、優れたソリューションを提供するパイオニアVC株式会社(旧パイオニアソリューションズ株式会社)を子会社化する等の取り組みを行っております。
Wizlearn社は、世界的に先進的な教育ICTに取り組んでいるシンガポールにおいて、16年に渡りサービスを提供し、シンガポールの公立学校の5割強に導入される等、高い実績を誇っております。また、政府機関のシステムから利用が可能になる等、高い信頼も備えている他、Microsoft社のActive DirectoryやSAP、Oracle PeopleSoftとの連携による利便性も備えております。これにより近年では、学校教育のみならず企業での導入も進み、三菱東京UFJ銀行のASEAN全域での社員研修、教育プラットフォームとして採用されており、日本企業が導入する際に求める個別カスタマイズや導入サポートにも対応可能なサービスです。
一方で、高い顧客満足度とソリューション力を持ち、高い収益性を確保しながら、同社の事業展開はシンガポールにとどまり、近年、成長が著しいアジア各国の教育ICT市場や企業内研修などのニーズに対するアプローチができていませんでした。
今回の買収により、ブイキューブグループが「アジアNo.1のビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目指して取り組むアジア各国への事業展開と、学校、教育機関、法人に向けた、ビジュアルコミュニケーションを統合した新たなソリューションを共同提供することで、高い成長を共に実現できると判断し、今回の決定に至りました。
今後は、まず、シンガポールにおいてシェアNo.1の教育プラットフォームとなっているWizlearn社のサービスと、ブイキューブグループが展開するビジュアルコミュニケーションサービスを組み合わせた、リアルタイム双方向性が実現される新たな教育サービスを提供します。これにより、シンガポールにおけるWizlearn社の既存顧客である、数多くの学校、企業、政府へブイキューブサービスを販売していきます。また同時に、既にブイキューブグループが教育分野での事業展開を進めている中国、日本に対して、Wizlearn社の教育ICTインフラを提供開始し、ブイキューブグループの既存顧客への販売、販売網を活かした学習塾、教育機関、法人内での教育、研修への展開を進めていきます。
将来的にはタイ、マレーシア、インドネシア等、ブイキューブグループが事業展開するアジア各国に対し、教育ICTインフラのデファクトスタンダード化に向け取り組んでいきます。
(5) 取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額は、20,000千シンガポールドル(1,680百万円)を予定しております。
今回の買収に係るアドバイザリー費用等60百万円(概算値)を加えた合計額は約1,740百万円(概算値)を予定しております。
なお、対価の額を円換算する際は1シンガポールドル=84円にて計算しております。
親会社又は特定子会社の異動
2.特定子会社の異動について(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号に基づく報告内容)
(1) 当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
① 特定子会社(Wizlearn Technologies Pte. Ltd.)の異動
(注)上記の資本金の額を円換算する際は1シンガポールドル=84円にて換算しております。
(2) 当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の議決権に対する割合
(3)当該異動の理由及びその年月日
① 異動の理由 :上記1.(2) に記載のとおり、当社はWizlearn社の買収を決定しました。Wizlearn社はその資本金が、当社の資本金の100分の10以上に相当します。そのため、Wizlearn社が当社の子会社に該当し、Wizlearn社が当社の特定子会社に該当することとなります。
② 異動の年月日:平成27年10月15日(予定)
以 上
(1) 当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
① 特定子会社(Wizlearn Technologies Pte. Ltd.)の異動
名称 | Wizlearn Technologies Pte. Ltd. | |
住所 | 10 Science Park Road, #03-13 The Alpha, Singapore Science Park Ⅱ, Singapore | |
代表者の氏名 | Victor Yuk Yung Ki, Chief Executive Officer | |
資本金 | 9,821,954.20 シンガポールドル(825百万円) | |
事業の内容 | 教育プラットフォームの提供 |
(注)上記の資本金の額を円換算する際は1シンガポールドル=84円にて換算しております。
(2) 当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の議決権に対する割合
当社の所有に係る特定子会社の議決権の数 | 異動前 | -個 (内、間接所有 -個) |
異動後 | 5,082,383個 (内、間接所有 5,082,383個) | |
特定子会社の総株主等の議決権に対する割合 | 異動前 | -% (内、間接所有 -%) |
異動後 | 100% (内、間接所有 100%) |
(3)当該異動の理由及びその年月日
① 異動の理由 :上記1.(2) に記載のとおり、当社はWizlearn社の買収を決定しました。Wizlearn社はその資本金が、当社の資本金の100分の10以上に相当します。そのため、Wizlearn社が当社の子会社に該当し、Wizlearn社が当社の特定子会社に該当することとなります。
② 異動の年月日:平成27年10月15日(予定)
以 上