有価証券報告書-第45期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/25 12:30
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【項目】
122項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当事業年度の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済環境は、雇用・所得環境の改善が続く中、緩やかな回復が続くことが期待されますが、海外の政治情勢が不安定であること、国内の個人消費は物価上昇による実質所得の伸び悩みなどから一進一退の動きとなっており、景気の先行きにつきましては依然として不透明な状況が続いております。
当社におきましても、個人消費の伸び悩みや国政による人件費増加など、厳しい経営環境が続いております。
主たる事業であるイエローハット事業では、異常気象による自然災害をはじめ、季節の節目が曖昧になりつつある昨今、気候変動に影響されない安定した収益体質の構築が最優先課題となっております。
そのような環境の中、当社におきましては、会社方針に『本気・本腰・本物』を掲げ、売上総利益率の向上を目的とした事業ごとの強化項目を設定し、時代に即したビジネスモデルの強化をはかって参りました。
2018年6月に東神電池工業㈱より茨城県石岡市のイエローハット石岡店を譲り受け、当事業年度末の店舗数は、イエローハットが87店舗(前事業年度比1店舗増)、TSUTAYAが9店舗、アップガレージが7店舗、カーセブンが3店舗、ダイソーが2店舗、自遊空間が1店舗、宝くじ売場が5店舗、セガが1店舗の合計115店舗となっております。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下の通りとなりました。
[財政状態]
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ506百万円減少し、14,063百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ777百万円減少し、7,720百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ271百万円増加し、6,343百万円となりました。
[経営成績]
当事業年度の業績は、売上高は21,041百万円となり、前事業年度比46百万円(前事業年度比0.2%減)の減収となりました。経常利益につきましては732百万円となり、前事業年度比51百万円(前事業年度比7.6%増)の増益となりました。当期純利益は376百万円となり、前事業年度比77百万円(前事業年度比26.0%増)の増益となっております。増益の要因は主として、イエローハット事業を中心とした利益率向上施策による利益率の改善等によるものとなっております。
セグメント別の業績は次の通りであります。
[イエローハット]
当社の主たる事業であるイエローハット事業におきましては、車検を中心にカーメンテナンスサービスやハウスカード会員の拡大を強化し、気候変動に影響されない安定した利益を確保することに注力して参りました。また、降雪時での売上高を最大化すべく、スタッドレスタイヤの大量展示を実施して参りました。12月に東北地区を中心に降雪もあり、第3四半期までは好調に推移したものの、3月の異常気象により、夏タイヤの販売が低調に推移し、売上高は横ばいとなりました。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高16,806百万円(前事業年度比0.4%増)、セグメント利益(営業利益)は848百万円(前事業年度比1.6%増)となっております。
[TSUTAYA]
TSUTAYA事業におきましては、主力である書籍・文具等の品揃えの充実と強化を実施し、顧客の利便性とリピート率の向上に注力して参りましたが、ゲーム販売が好調に推移した前事業年度に比べ売上高は低調に推移致しました。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高2,262百万円(前事業年度比7.3%減)、セグメント利益(営業利益)は10百万円(前事業年度比34.1%減)となっております。
[アップガレージ]
アップガレージ事業におきましては、中古カー用品の買取を強化し欠品対策に注力して参りました。イエローハット事業同様に3月は失速しましたが、12月の降雪によるスタッドレスタイヤの需要増加もあり、売上高は好調に推移致しました。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,048百万円(前事業年度比2.0%増)、セグメント利益(営業利益)は110百万円(前事業年度比57.6%増)となっております。
[その他]
ダイソー事業、セガ事業、宝くじ事業、カーセブン事業、保険事業並びに不動産賃貸事業におきましては、売上高は比較的好調に推移致しました。
自遊空間事業におきましては、売上高は低調に推移致しました。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高924百万円(前事業年度比4.9%増)、セグメント利益(営業利益)は123百万円(前事業年度比12.3%増)となっております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、868百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、585百万円(前事業年度は1,346百万円の収入)となりました。
これは主に、法人税等の支払額が290百万円あったものの、税引前当期純利益616百万円、減価償却費313百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、246百万円(前事業年度は170百万円の支出)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が243百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は936百万円(前事業年度は338百万円の支出)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出が742百万円、短期借入金の純増減額が100百万円減少したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b.商品仕入実績
当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
仕入実績(千円)前年同期比(%)
イエローハット9,179,274103.5
TSUTAYA1,609,19393.6
アップガレージ472,68994.4
その他590,889106.3
合計11,852,046101.8

(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
販売実績(千円)前年同期比(%)
イエローハット16,806,418100.4
TSUTAYA2,262,29892.7
アップガレージ1,048,680102.0
その他924,244104.9
合計21,041,64099.8

(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
3.当社は小売業であるため、主要な販売先は一般顧客となっております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表」の「重要な会計方針」に記載している通りであります。この財務諸表の作成にあたっては、一定の会計基準の範囲内で見積りがなされ、必要に応じて見直しを行っておりますが、不確実性があるため、実際の結果が見積りと異なる場合があります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
ⅰ.資産
当事業年度における流動資産の残高は336百万円減少し、7,169百万円(前事業年度末7,506百万円)となりました。これは主に、商品が201百万円増加したものの、現金及び預金が596百万円減少したことによるものであります。
また、固定資産の残高は169百万円減少し、6,893百万円(前事業年度末7,063百万円)となりました。これは主に、有形固定資産及び無形固定資産について115百万円の減損損失を特別損失に計上したことによるものであります。
この結果、総資産残高は14,063百万円(前事業年度末14,569百万円)となりました。
ⅱ.負債
当事業年度における流動負債の残高は206百万円減少し、5,470百万円(前事業年度末5,677百万円)となりました。これは主に、買掛金が143百万円増加したものの、短期借入金が100百万円、1年内返済予定の長期借入金が120百万円減少したことによるものであります。
また、固定負債の残高は570百万円減少し、2,249百万円(前事業年度末2,820百万円)となりました。これは主に、長期借入金が622百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計残高は7,720百万円(前事業年度末8,497百万円)となりました。
ⅲ.純資産
当事業年度における純資産の残高は271百万円増加し、6,343百万円(前事業年度末6,071百万円)となりました。これは、当期純利益を376百万円計上したことによるものであります。
b.経営成績
当事業年度の業績は、売上高は21,041百万円となり、前事業年度比46百万円(前事業年度比0.2%減)の減収となりました。経常利益につきましては732百万円となり、前事業年度比51百万円(前事業年度比7.6%増)の増益となりました。当期純利益は376百万円となり、前事業年度比77百万円(前事業年度比26.0%増)の増益となっております。増益の要因は主として、イエローハット事業を中心とした利益率向上施策による利益率の改善等によるものであります。
売上総利益率は44.8%となり、前事業年度比0.7%の増加となりました。翌事業年度目標45.6%まで残り0.8%となっております。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要の主なものは、商品等の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また投資資金需要の主なものは、店舗設備の修繕、新規出店等の設備投資等であります。
運転資金と投資資金については、自己資金並びに借入金により充当することとしております。
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。)

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