有価証券報告書-第52期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/23 9:00
【資料】
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【項目】
129項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済環境は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に持ち直しの動きがみられ、景気は緩やかな回復基調で推移致しました。一方で、円安進行に伴う原材料・エネルギー価格の高騰や物価上昇の継続に加え、米国の通商政策や金融市場の動向、中東情勢など企業収益や個人消費への影響が懸念され、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社におきましても、コスト負担の増加や消費者の節約志向の高まりを背景に、厳しい事業環境が続いております。
そのような環境の中、会社方針に『熱意は力なり(何事も目標を成し遂げるのは能力ではなく「熱意」である)』を掲げました。常に変化し続ける顧客のニーズに応えるべく「売上の拡大」と「リピーターの確保」に熱意を持って努めて参りました。
2026年3月に茨城県筑西市に「イエローハット筑西下館店」(旧店舗名イエローハット下館店)を移転オープン致しました。
当事業年度末の店舗数は、イエローハットが90店舗、TSUTAYAが6店舗、アップガレージが8店舗、カーセブンが3店舗、ダイソーが6店舗、コメダ珈琲店が1店舗、シャトレーゼが4店舗、買取大吉が1店舗、宝くじ売場が5店舗の合計124店舗となっております。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は、以下の通りとなりました。
[財政状態]
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ238百万円増加し、16,606百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ108百万円減少し、8,873百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ346百万円増加し、7,733百万円となりました。
[経営成績]
当事業年度の経営成績は、売上高は22,501百万円となり、前事業年度比592百万円(前事業年度比2.7%増)の増収となりました。経常利益につきましては703百万円となり、前事業年度比27百万円(前事業年度比3.7%減)の減益となりました。当期純利益は356百万円となり、前事業年度比22百万円(前事業年度比6.7%増)の増益となりました。増収の要因は主として、イエローハット事業及びアップガレージ事業において、スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したことによるものであります。一方、営業・経常利益共に減益の要因は主として、イエローハット事業における仕入価格の高騰に伴う売上原価の増加により売上総利益は横ばい、各種費用の増加により減益となりました。当期純利益の増益の要因は主として、投資有価証券の売却に伴う特別利益を計上したことによるものとなっております。
セグメント別の経営成績は次の通りであります。
[イエローハット]
当社の主たる事業であるイエローハット事業におきましては、2026年3月に茨城県筑西市に「イエローハット筑西下館店」(旧店舗名イエローハット下館店)を移転オープン致しました。「車検の拡大」及び「サービス売上の拡大」に注力するとともに、アプリ会員をはじめとした「作業予約」を積極的に促進することにより会員獲得を強化し、業務の効率化に努めて参りました。WEB作業予約の件数が増加したことにより来店客数が安定したことに加え、スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したものの、特にタイヤの仕入価格の高騰に伴い売上原価が増加致しました。車検及びサービス売上が好調に推移したこともあり、売上総利益は概ね横ばいとなりましたが、各種費用の増加により、セグメント利益は前事業年度を下回っております。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高17,340百万円(前事業年度比2.5%増)、セグメント利益(営業利益)は849百万円(前事業年度比13.7%減)となっております。
[TSUTAYA]
TSUTAYA事業におきましては、書籍、文具、コスメ等雑貨の商品展開を行い販売に注力し、既存店の売上高は増収となったものの2店舗退店の影響もあり、当事業年度の売上高は低調に推移致しました。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,362百万円(前事業年度比7.1%減)、セグメント損失(営業損失)は29百万円(前事業年度は85百万円のセグメント損失(営業損失))となっております。
[アップガレージ]
アップガレージ事業におきましては、収益構造の見直しを継続的に進めるとともに、業務の効率化を図ることで粗利率の向上に注力して参りました。スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したことに加え、前事業年度に退店準備に伴いアップガレージ秋田店が約1ヵ月休業していた影響もあり、当事業年度の売上高は好調に推移致しました。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,190百万円(前事業年度比6.2%増)、セグメント利益(営業利益)は157百万円(前事業年度比51.9%増)となっております。
[その他]
その他の事業におきましては、前事業年度の出店ラッシュを経て各事業ともに落ち着いて店舗運営に注力できる環境が整って参りました。
ダイソー事業は、物価高に伴う節約・低価格志向が継続したことにより、売上高は好調に推移致しました。
買取大吉事業は、金価格の高騰を背景に貴金属を中心とした買取需要が増加したことにより、売上高は好調に推移致しました。
カーセブン事業、コメダ事業、保険事業におきましては、売上高は好調に推移致しました。
シャトレーゼ事業、宝くじ事業及び不動産賃貸事業におきましては、売上高は低調に推移致しました。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高2,607百万円(前事業年度比8.5%増)、セグメント利益(営業利益)は128百万円(前事業年度比22.5%増)となっております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,543百万円となりました。
当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,092百万円(前事業年度は947百万円の収入)となりました。
これは主に、法人税等の支払額が181百万円及び未払費用が167百万円減少したものの、税引前当期純利益569百万円、減価償却費423百万円及び減損損失282百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、311百万円(前事業年度は827百万円の支出)となりました。
これは主に、投資有価証券の売却による収入が206百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が448百万円及び関係会社株式の取得による支出が118百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、310百万円(前事業年度は171百万円の収入)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入が300百万円あったものの、長期借入金の返済による支出が439百万円及び短期借入金の純増減額が100百万円減少したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b.商品仕入実績
当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
仕入実績(千円)前年同期比(%)
イエローハット8,868,036102.2
TSUTAYA1,045,936109.3
アップガレージ503,783100.8
その他1,906,896109.5
合計12,324,651103.7

(注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
販売実績(千円)前年同期比(%)
イエローハット17,340,196102.5
TSUTAYA1,362,87392.9
アップガレージ1,190,313106.2
その他2,607,732108.5
合計22,501,115102.7

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.当社は小売業であるため、主要な販売先は一般顧客となっております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状況及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状況
ⅰ.資産
当事業年度における流動資産の残高は350百万円増加し、8,132百万円(前事業年度末7,782百万円)となりました。これは主に、商品が165百万円減少したものの、現金及び預金が433百万円及び売掛金が110百万円増加したことによるものであります。
また、固定資産の残高は111百万円減少し、8,473百万円(前事業年度末8,585百万円)となりました。これは主に、関係会社株式が112百万円増加したものの、有形固定資産及び無形固定資産について282百万円の減損損失を特別損失に計上したことによるものであります。
この結果、資産合計残高は16,606百万円(前事業年度末16,368百万円)となりました。
ⅱ.負債
当事業年度における流動負債の残高は84百万円増加し、6,227百万円(前事業年度末6,143百万円)となりました。これは主に、未払費用が167百万円減少したものの、買掛金が148百万円及び未払消費税等が84百万円増加したことによるものであります。
また、固定負債の残高は192百万円減少し、2,645百万円(前事業年度末2,838百万円)となりました。これは主に、長期借入金が131百万円及び退職給付引当金が69百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計残高は8,873百万円(前事業年度末8,981百万円)となりました。
ⅲ.純資産
当事業年度における純資産の残高は346百万円増加し、7,733百万円(前事業年度末7,386百万円)となりました。これは、当期純利益を356百万円計上したことによるものであります。
b.経営成績
当事業年度の経営成績は、売上高は22,501百万円となり、前事業年度比592百万円(前事業年度比2.7%増)の増収となりました。経常利益につきましては703百万円となり、前事業年度比27百万円(前事業年度比3.7%減)の減益となりました。当期純利益は356百万円となり、前事業年度比22百万円(前事業年度比6.7%増)の増益となりました。増収の要因は主として、イエローハット事業及びアップガレージ事業において、スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したことによるものであります。一方、営業・経常利益共に減益の要因は主として、イエローハット事業における仕入価格の高騰に伴う売上原価の増加により売上総利益は横ばい、各種費用の増加により減益となりました。当期純利益の増益の要因は主として、投資有価証券の売却に伴う特別利益を計上したことによるものとなっております。
この結果、当事業年度の売上総利益率目標は、45.8%(長期目標50%)でしたが、実績として44.7%(51期45.7%、50期44.0%)の着地となり、1.1%の未達となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社資金の収入は主として営業店舗による売上と借入によるものとなっております。
当事業年度においては、売上による収入及び長期借入金がそれぞれ増加したことにより、前事業年度より手元資金は471百万円増加しております。
なお、当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
当社の所要資金の調達につきましては、以下の方針にて対応しております。
A.運転資金
原則として、手持資金(売上による収入から費用等支出を差引した利益等の内部留保資金)で賄っております。主に、商品等の仕入、人件費を含めた販売費及び一般管理費等の営業費用に係るものであります。月により不足が生じた場合は短期借入金で調達を行っております。
B.季節資金
夏季賞与、冬季賞与、春先のタイヤ仕入、秋口のタイヤ仕入及び決算納税資金については、季節資金として、不足が生じた場合に限り、短期借入金で調達を行っております。
C.設備資金
設備投資計画に基づき、案件ごとに手持資金及び長期借入金にて調達を行っております。主に、店舗設備の修繕や新規出店等の設備投資に係るものであります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。

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