有価証券報告書-第41期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/23 15:03
【資料】
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【項目】
148項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境が緩やかに改善しているものの、原材料の価格高騰、物価上昇による個人消費への影響、米国の関税政策による景気下振れリスクなどがあり、依然として先行きの不安定な状況が続いております。外食業界におきましても、インバウンド需要が増加している一方で、燃料価格高騰や物価高による食材価格の上昇、人手不足の影響を受けており、厳しい状況が続いております。
このような経営環境の下、当社グループは、「や台ずし」を中心に新規出店を実施いたしました。「や台ずし」業態としましては、富山県1号店として2025年4月にや台ずし新富町、秋田県1号店として2025年6月にや台ずし秋田川反町、岩手県1号店として2025年7月にや台ずし盛岡大通町、北海道1号店として2025年10月にや台ずし宮の沢町を出店し、東北・北陸を中心に新規エリアの拡大を進めました。「ひとくち餃子の頂」業態としましては、2025年4月にひとくち餃子の頂島田駅前店、2025年7月にひとくち餃子の頂銀天町店、2025年10月にひとくち餃子の頂鳥取駅前店、2025年12月にひとくち餃子の頂片原町店、2026年3月にひとくち餃子の頂倉敷駅前店、ひとくち餃子の頂岩国駅前店を出店し、「や台ずし」の近隣に出店できる業態として、新たな顧客を獲得するために、エリアの拡大を進めました。
ワンダーフードイノベーション株式会社が運営する「華花」業態としましては、2025年4月に華花ららぽーと安城店を出店し、愛知県内にてエリアの拡大を進めました。
また、2025年7月1日に株式会社甲羅が運営する和食料理店「海老どて食堂」1店舗の飲食事業を、当社連結子会社の株式会社ヨシックスフーズが事業譲受しました。名古屋駅近接の地下街「エスカ地下街」にて、名古屋名物でもある「海老フライ」、店舗オリジナルの味噌ソース「どて味噌ソース」を主力商品とする飲食店舗で、地元顧客、国内外からの旅行客等、幅広い層に利用されています。現状の当社グループでは手掛けていない業態であり、当社グループの飲食チェーンとしての幅を広げ、グループ全体としての価値向上に繋がると考えております。
飲食事業の主力業態である「や台ずし」業態は新規出店20店舗を実施し、店舗数が363店舗(フランチャイズ含む)、総店舗数の90.5%を占め、当業態の売上高は23,711百万円となりました。手仕込み餃子を売りにした「ひとくち餃子の頂」業態は新規出店6店舗を実施し、店舗数が15店舗、総店舗数の3.7%を占め、当業態の売上高は551百万円となりました。均一低価格居酒屋である「ニパチ」業態は、店舗数が11店舗、総店舗数の2.7%を占め、当業態の売上高は466百万円となりました。
以上の結果、店舗数につきましては、新規出店28店舗、退店9店舗を実施し、当連結会計年度末の店舗数は401店舗舗(フランチャイズ含む)となりました。その上で、当連結会計年度における売上高は25,914百万円(前年同期比13.1%増)、営業利益は2,995百万円(前年同期比28.6%増)、経常利益は3,283百万円(前年同期比28.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,025百万円(前年同期比15.2%増)となりました。
一方、建装事業につきましてはグループ会社の強みとして最大限活用し、店舗展開する際のイニシャルコストの 徹底的な抑制、投資回収の早期実現等の達成に大きく寄与しました。
なお、当社はセグメント情報の記載を省略しているため、セグメントごとの業績の記載を省略しております。
事業別の業績の概況は、次のとおりであります。
事業区分売 上 高(千円)構 成 比(%)前年同期比(%)
飲食事業25,411,94798.114.0
建装事業502,3481.9△18.2
合計25,914,296100.013.1

(注) 事業別の売上高は、事業間の内部売上高控除後の金額であります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて1,504百万円増加し、8,075百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は、3,170百万円(前年同期は874百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,030百万円、減価償却費461百万円、減損損失253百万円により資金が増加した一方、法人税等の支払額783百万円により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、1,378百万円(前年同期は1,733百万円の使用)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出782百万円、定期預金の増減額500百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は286百万円(前年同期は296百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額286百万円によるものであります。
③仕入及び販売の状況
a 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を事業別に示すと、次のとおりであります。
事業区分仕入高(千円)前年同期比(%)
飲食事業8,100,71614.7

(注) 1 金額は仕入価格によっております。
2 建装事業では店舗工事等を外注しており、仕入実績がないため、記載を省略しております。
b 販売実績
イ 事業別の販売実績
当連結会計年度における販売実績を事業別に示すと、次のとおりであります。
事業区分販売高(千円)前年同期比(%)
飲食事業25,411,94714.0
建装事業502,348△18.2
合計25,914,29613.1

(注) 1 金額は販売価格によっております。
2 事業別の販売高は、事業間の内部売上高控除後の金額であります。
ロ 業態別の販売実績
当連結会計年度における販売実績を業態別に示すと、次のとおりであります。
業態別販売高(千円)前年同期比(%)
や台や51,8633.8
や台ずし23,711,44912.2
ニパチ466,742△6.8
ひとくち餃子の頂551,573133.6
その他630,32074.5
建装事業502,348△18.2
合計25,914,29613.1

(注) 1 金額は販売価格によっております。
2 業態別の販売高は、業態間の内部売上高控除後の金額であります。
3 その他は「これや業態」、「焼きとりてっぱん業態」、「せんと業態」、「海老どて食堂業態」、「華花業態」及び「玉鋼業態」であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、次の通りであります。なお文中の将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末において当社グループが判断、予測したものが含まれております。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の売上高は、25,914百万円となりました。当社グループの主力業態は「や台ずし」業態と「ニパチ」業態であり、その中でも当連結会計年度は「や台ずし」業態を中心に新規出店に努めてまいりました。
「や台ずし」業態は新規出店20店舗を実施し、店舗数が363店舗(フランチャイズ含む)となり、総店舗数の90.5%を占めております。新鮮な魚介をお値打ち感の高いメニューで提供することにより、当業態の売上高が23,711百万円となりました。
良い商材を使用し、お値打ち感の高い商品の提供を徹底したことで「や台ずし」業態が他業態に比べ好調に推移いたしました。新規出店に関しても戦略的に当業態を中心に出店したことから、当社グループの業績に大きく貢献しました。
「ニパチ」業態は店舗数が11店舗となり、総店舗数の2.7%となっております。均一の低価格業態でありながら、ひと手間加えたコストパフォーマンスの高いメニューを提供することにより、当業態の売上高が466百万円となりました。
当連結会計年度の売上原価は、8,552百万円となりました。売上高に占める売上原価の比率は33.0%となっております。
当社グループは中期目標として売上高経常利益率10.0%超を維持することを掲げております。当連結会計年度におきましては、営業利益は2,995百万円、経常利益は3,283百万円となりました。
また2027年3月期は売上高28,549百万円、営業利益3,128百万円、経常利益3,445百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,359百万円と予想しております。
当連結会計年度末における総資産は17,221百万円、負債は3,936百万円、純資産は13,284百万円であり、自己資本比率は77.1%となりました。
(流動資産)
流動資産につきましては前連結会計年度末に比べ2,114百万円増加し、12,834百万円となりました。これは主に現金及び預金が2,004百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産につきましては前連結会計年度末に比べ181百万円増加し、4,386百万円となりました。これは土地が83百万円、繰延税金資産が55百万円、投資その他の資産その他が26百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債につきましては前連結会計年度末に比べ506百万円増加し、3,192百万円となりました。これは主に未払法人税等が287百万円、未払金が76百万円、支払手形及び買掛金が72百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債につきましては前連結会計年度末に比べ37百万円減少し、743百万円となりました。これは主に役員退職慰労引当金が20百万円増加した一方、その他が57百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産につきまして前連結会計年度末に比べ1,825百万円増加し、13,284百万円となりました。これは主に利益剰余金が1,728百万円増加したことによるものであります。
当社グループは、「赤ちゃんから おじいちゃんおばあちゃんまで 楽しくすごせる心・食・居を演出する」という企業理念に基づき、現在の時勢及び多様化する顧客ニーズに関する情報を適宜に収集して分析することで、迅速かつ最適な経営戦略の立案に努めております。出店に際しては、建築事業部と連携することにより、出店の機動性を高めており、今後も主力ブランドである「や台ずし」を中心に店舗を継続的に出店する方針であります。
今後も新規出店を継続していくことで企業規模の拡大を図るとともに、企業理念の実現に向けた人材の採用及び教育に注力して、将来の成長に対応できる体制の構築に努めてまいります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて1,504百万円増加し、8,075百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は、3,170百万円(前年同期は874百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,030百万円、減価償却費461百万円、減損損失253百万円により資金が増加した一方、法人税等の支払額783百万円により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、1,378百万円(前年同期は1,733百万円の使用)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出782百万円、定期預金の増減額500百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は286百万円(前年同期は296百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額286百万円によるものであります。
当連結会計年度は、営業活動によるキャッシュ・フローで、新規出店のための固定資産を取得に努めております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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