四半期報告書-第2期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

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2015/08/11 13:02
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31項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループは、出版、映像分野で培った編集力とIPの創出により、ユニークコンテンツをマルチメディア展開し収益を最大化させるノウハウと、高度なネットワーク技術から独自のネットサービスを生み出しリアルイベントと融合させるなど、ユニークなサービスを創出できる強みを有しております。
事業環境においては、出版や映像市場は前年実績を下回る厳しい傾向が続いていますが、スマートフォンやタブレット端末からSNSやゲーム、動画、電子書籍などの利用が急激に拡大しております。
こうした状況下、当社グループは出版、映像事業においては大規模な構造改革を行い収益性の回復に努める一方、今後さらに成長が期待できる電子書籍や動画配信、ゲームなどのネット・デジタル領域において、高い競争力を誇るコンテンツとネットワーク技術を最大限活用し、新しいビジネスの創造による事業の拡大を図っております。
当第1四半期連結累計期間における各セグメント別の業績は以下のとおりです。なお当社は、平成26年10月1日に、㈱ドワンゴと㈱KADOKAWAの共同持株会社として発足いたしました。当第1四半期(平成27年4月1日から平成27年6月30日)と比較対象となる前第1四半期(平成26年10月1日から平成26年12月31日)の期間が異なるため、対前年同四半期増減率については記載しておりません。
書籍IP事業においては、メディアミックス作品の展開やUGC(User Generated Content)の積極的な商品化など新規ジャンル商品の開発を進めております。また、本屋大賞を受賞した「鹿の王」などがヒット作となりました。引き続き市場規模の変化に見合う最適な出荷を迅速に行うため、マーケティングの強化や製作部数の適正化に取り組み、加えて人件費や広告宣伝費等の圧縮も進めております。
一方、市場規模の拡大が続く電子書籍においては、直営の電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」や外部電子書籍ストアで積極的な販売促進施策や、dマガジンの会員数の急増で売上高は伸張を続けております。
なお中小規模の出版取次店に対し、貸倒引当金の積み増しを行っております。
以上の結果、売上高は175億15百万円、セグメント利益(営業利益)は2億87百万円となりました。
情報メディア事業においては、雑誌販売収入や広告売上の減少が続く市場環境に対応するため、「週刊アスキー」が完全ネット/デジタル化を行うなど、紙媒体からデジタルへの移行を加速させております。また、ブランド力、企画力を生かした企業向け販促物の作成やスマートフォン向けのサービス開発に注力し事業構造の転換を進めております。
以上の結果、売上高は64億91百万円、セグメント損失(営業損失)は6億15百万円となりました。
映像IP事業においては、製作・配給作品において予算未達作品がありましたが、映画「妖怪ウォッチ」「艦隊これくしょん-艦これ-」などのDVD、Blu-ray作品の販売で収益を確保いたしました。また、dアニメストアなどの映像配信収入や版権販売ビジネスも堅調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は57億94百万円、セグメント利益(営業利益)は2億59百万円となりました。
ポータル事業においては、ニコニコ生放送で、平成27年4月25日、26日に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2015」のネット視聴者が794万人となり、大きな盛り上がりを見せました。また、ニコニコチャンネルにおいて、有料登録者数が30万人を突破しました。その他、毎週新たな自作ゲームを配信する連載型サービス「ニコニコゲームマガジン」などの新サービスを開始しました。
これらの取り組みにより、平成27年6月末には発行ID数4,917万、様々な特典が受けられる有料の「プレミアム会員」は248万人となりました。
以上の結果、売上高は48億22百万円、セグメント利益(営業利益)は6億10百万円となりました。
ライブ事業においては平成27年4月25日、26日に幕張メッセにて「ニコニコ超会議2015」を開催し会場総来場者数は15万1千人となりました。また、ニコニコ本社において、期間限定コラボカフェやゲーム実況イベントなどを開催し、ライブハウス「ニコファーレ」では各種イベント向けにホールの貸出しなどを行いました。
以上の結果、売上高は13億29百万円、セグメント損失(営業損失)は2億71百万円となりました。
モバイル事業においては、スマートフォン向けの高音質楽曲サービス「ドワンゴジェイピー」が人気グループ最新シングルの独占先行配信や「niconico」の人気ボカロ楽曲の充実など、独自サービスの拡充に努めました。また、ニコニコ動画やインターネットでの発案者と共に商品を企画し形にする、次世代型の通販サイト「ドワンゴジェイピーストア」をオープンいたしました。
以上の結果、売上高は23億13百万円、セグメント利益(営業利益)は9億56百万円となりました。
ゲーム事業においては、㈱フロム・ソフトウェア、㈱スパイク・チュンソフト、㈱角川ゲームス、㈱MAGES.がパッケージゲームソフト及びネットワークゲームの企画・開発・販売をしており、「ウィッチャー3 ワイルドハント」「英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution」などが売上に貢献いたしました。
以上の結果、売上高は36億71百万円、セグメント利益(営業利益)は5億35百万円となりました。
その他においては、キャラクター商品やアイドルCDのeコマース、アニメや「niconico」から生まれたコンテンツのCD販売や著作権利用料収入、クリエイティブ分野で活躍する人材を国内外で育成するスクール運営などが主な売上となっております。
以上の結果、売上高は60億58百万円、セグメント利益(営業利益)は1億36百万円となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高469億6百万円、営業利益11億45百万円、経常利益16億48百万円、前期に計上した事業構造改善費用の支払等に伴い繰延税金資産を取り崩した結果、法人税等が増加したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失2億20百万円の計上となりました。
(2)財政状態の分析
①資産、負債、純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産は、前期末に比べて139億69百万円減少し、1,917億3百万円となりました。事業構造改善費用並びに支払手形及び買掛金の支払等により現金及び預金が減少しました。
負債は、前期末に比べて136億90百万円減少し、877億34百万円となりました。事業構造改善費用の支払等によりその他流動負債が減少したことに加えて、支払手形及び買掛金も減少しました。
純資産は、前期末に比べて2億78百万円減少し、1,039億69百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び配当金の支払等により、利益剰余金が減少しました。
②キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益17億59百万円を計上したものの、事業構造改善費用及び法人税等の支払等により、41億72百万円の支出となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預け入れ及び有形固定資産の取得による支出等により、45億89百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、8億66百万円の支出となりました。
以上の結果、為替換算差額も含めて95億52百万円の支出となり、現金及び現金同等物の四半期末残高は、496億49百万円となりました。
(3)研究開発活動
当社グループでは、ポータル事業の動画コミュニティサービスやゲーム事業におけるパッケージゲーム開発において研究開発をしております。当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は130百万円であります。
(4)従業員数
①連結会社の状況
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数は99名減少し、3,758名となりました。
これは主として、連結子会社㈱KADOKAWAにおいて「セカンドキャリア支援プログラム」を実施したことに伴い、書籍IP事業で57名、情報メディア事業で46名、映像IP事業で25名、ゲーム事業で4名、その他事業で8名、全社(共通)で92名、合計で232名減少したことによります。
なお、従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
②提出会社の状況
当第1四半期連結累計期間において、当社の従業員数は80名増加し、183名となりました。
これは主として、連結子会社㈱KADOKAWAの事業の一部を吸収分割によって承継したことに伴う出向・転籍受入により、情報メディア事業で35名増加したこと、及び、連結子会社㈱ドワンゴと連結子会社㈱KADOKAWAの管理機能の一部を統合したことに伴う出向・転籍受入により、全社(共通)で45名増加したことによります。
なお、従業員数は就業人員数(当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む。)であります。

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