四半期報告書-第16期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

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2015/08/12 15:58
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当第1四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間(平成27年4月1日から平成27年6月30日まで)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境に改善の動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、当社が属する出版業界におきましては、依然として厳しい状況が続いております。平成27年6月26日には、出版取次第4位であり、創業100年近くの歴史を誇る栗田出版販売株式会社が、東京地裁へ民事再生法の適用を申請したことは、業界を騒然とさせました。
しかしながら、そのような状況に反して、「インターネット発の出版」により出版された書籍の売行きは、引続き好調に推移しており、市場の注目度も益々高まっております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、編集部員の強化によるインターネット発の書籍化及びその漫画化の加速に加え、インターネット上に点在する良質なコンテンツの更なる確保にむけ、当社Webサイトを細やかに更新することにより、ユーザーにとってより利便性の高いサイト作りに積極的に取り組んでまいりました。加えて、平成27年7月3日からTVアニメ放送されております当社主力書籍『ゲート』を盛上げるべく、著者であります柳内たくみ氏のサイン会や、コミックスの原画展等のイベントを開催してまいりました。
これらの活動の結果、当第1四半期累計期間における、出版点数は91点(前年同期比15点増)、新規Web連載漫画本数は9本(同4本増)、及びWebコンテンツ登録数は1,717点(同891点増)となりました。また、『ゲート』シリーズ累計発行部数は200万部を突破し、ついに240万部(平成27年6月22日時点)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は783,403千円、営業利益は204,059千円、経常利益は203,763千円、四半期純利益は144,129千円となりました。
なお、書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
①ライトノベル
通常、書籍の返本は出荷日から2、3ヶ月経過した後に最も多く発生いたします。当第1四半期累計期間では、過去最大の出荷高となった前第4四半期会計期間において出荷した書籍の返本が多く発生いたしました。その結果、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。なお、当該返品の割合(以下、「返品率」という。)は、通常月の返品率とほぼ同様の水準であります。
②漫画
当社主力書籍『ゲート』のTVアニメ化に伴い、関連書籍の売行きが好調に推移したことを主な要因として、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る結果となりました。また、『ゲート』以外の売行きも堅調であり、当第1四半期会計期間に新たに刊行した『とあるおっさんのVRMMO活動記』は3刷、発行部数3万部、『物語の中の人』も3刷、発行部数2.6万部(平成27年7月31日時点)となるヒット作品に成長しております。
Web連載漫画化も順調に推移しており、当第1四半期累計期間では、新たに9本のWeb連載を開始し、当第1四半期会計期間末のWeb連載漫画本数は42本となりました。特に、当第1四半期会計期間において、新たに連載を開始した作品には『月が導く異世界道中』『異世界転生騒動記』など、最新話の更新日には、1日で1万人超の読者に閲覧されている作品(注)も数多く含まれており、今後の更なる成長の布石を打つことができました。
(注)Web連載漫画『ゲート』の場合、最新話の更新日には、1日で約3.2万人の読者が閲覧しております。
同タイトルを漫画として出版した場合、発行部数は約12万部となります。
③文庫
当社主力書籍『ゲート』のTVアニメ化に伴い、関連書籍の売行きが好調に推移したこと、及び『いい加減な夜食』がシリーズ累計発行部数16万部(平成27年7月31日時点)に達する好調な売れ行きとなったことを主な要因として、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る結果となりました。
④その他
当第1四半期累計期間における刊行点数は、前年同期比6点減となる5点であったことに加え、前第4四半期会計期間において出荷した書籍の返本が多く発生したことにより、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末に比べ88,663千円増加し、4,606,389千円となりました。これは主に、売上高の増加に伴い売掛金が増加(前事業年度末比181,820千円増)する一方で、法人税等の支払等に伴い現金及び預金が減少(前事業年度末比123,734千円減)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ16,260千円増加し、91,100千円となりました。これは主に、無形固定資産が増加(前事業年度末比17,547千円増)したことによるものであり、その主な要因はスマホ用アプリ等のソフトウェアの制作費であります。
② 負債
当第1四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ27,877千円減少し、1,224,130千円となりました。これは主に、法人税等の支払いに伴い未払法人税等が減少(前事業年度末比103,948千円減)する一方で、売上高の増加に伴い返品調整引当金(前事業年度末比51,459千円増)、及び未払金(前事業年度末比39,399千円増)が増加したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ11,328千円減少し、89,265千円となりました。これは全て、借入金の返済に伴い長期借入金が減少したことによるものであります。
③ 純資産
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ144,129千円増加し、3,384,093千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。

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