四半期報告書-第18期第1四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当第1四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間(平成29年4月1日から平成29年6月30日まで)におけるわが国経済は、政府による各種経済政策等の効果により、企業の業績は概ね堅調に推移し、景気は緩やかながらも回復基調が続きました。一方、世界経済に対する不透明感の高まりから、為替や株式相場の動向などの経済環境の先行きは、依然として予断を許さない状況が続いています。
当社が属する出版業界におきましては、引き続き厳しい状況が続いております。出版科学研究所によると、平成29年上半期(1月から6月まで)の紙の出版物の推定販売金額は、前年同期比5.5%減となる7,281億円となりました。その内訳は、「書籍」が同2.7%減となる3,954億円、「雑誌」は同8.5%減の3,327億円となっており、「雑誌」が特に厳しい状況となっております。一方、電子出版物については、同21.5%増の1,029億円となり、堅調に成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。また、出版事業を通して蓄積した自社IP(小説、漫画、キャラクターなど)を活かしたオリジナルゲームを開発・運用する事業等にも取り組んでまいりました。
以上の活動の結果、当第1四半期累計期間の売上高は852,134千円(前年同期比30.7%増)、営業利益は51,075千円(同33.9%増)、経常利益は50,982千円(同34.4%増)、四半期純利益は32,629千円(同38.0%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 出版事業
出版事業について、当第1四半期累計期間の出版点数は、より質の高い書籍制作に重点をおいた結果、前年同期を8点下回る101点となりました。一方、電子書籍専用端末やスマートフォン向けの電子書籍販売は引き続き堅調な売行きとなりました。また、新サービス「レンタル」については、先行リリースしたアプリ版に続き、平成29年6月27日にはWebサイト版の提供も開始いたしました。加えて、前年同期に発生した『ゲート』関連書籍の一時的な返本増のような特別な事象は、当第1四半期累計期間では発生しておらず、返本については安定的に推移いたしました。
以上の結果、当事業の売上高は727,815千円(前年同期比27.3%増)、セグメント利益は244,416千円(同74.3%増)となり、収益性は大幅に回復いたしました。
書籍のジャンル別概況は次のとおりであります。
1.ライトノベル
ラインナップの関係上、当第1四半期累計期間の刊行点数は前年同期をやや下回る55点(前年同期比2点減)となりました。一方、当社の定番ヒットタイトルである『とあるおっさんのVRMMO活動記』や『ダィテス領攻防記』等の売行きは引き続き好調でありました。加えて、第9回ファンタジー小説大賞・ 特別賞受賞作『異世界ゆるり紀行』は、3刷・2万部を突破するなど、新作が芽生えてきたことから、ライトノベル全体の売上高につきましては、前年同期を上回り、比較的堅調に推移いたしました。
2.漫画
ライトノベルと同様、ラインナップの関係上、当第1四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく下回る9点(前年同期比7点減)となりました。しかしながら、当第1四半期累計期間の刊行には、大型タイトル『ゲート』最新刊が含まれていたこと、及び、新サービス「レンタル」の売行きが堅調であったこと、並びに、前年同期に発生していた『ゲート』関連書籍のような一時的な返本増は、当第1四半期累計期間では発生していないことから、売上高は前年同期を上回る結果となりました。
また、将来において書籍刊行の元となるWeb連載漫画については、当第1四半期累計期間では、新たに11本の新規連載を開始いたしました。中でも、当社投稿サイトから編集部がスカウトいたしました4名の漫画家による、4本の完全オリジナル漫画を連載できたことは、今後の更なる成長の足掛かりとなる実績であるといえます。
3.文庫
当第1四半期累計期間では、単行本及び漫画でも人気となっている『異世界でカフェを開店しました。』を文庫化いたしました。その結果、同シリーズの発行部数累計は40万部を突破いたしました。
また、文庫においても漫画と同様、前年同期に発生していた『ゲート』関連書籍のような一時的な返本増は、当第1四半期累計期間では発生していないことから、売上高は前年同期を上回る結果となりました。
4.その他
当第1四半期累計期間では、当社ビジネスサイトで人気の連載『訳せない日本語』を書籍化いたしました。本作は、各種メディアでも取り上げられるなど、一定の成果をあげることができました。
しかしながら、ラインナップの充実は発展途上であることから、刊行点数が前年同期を下回ったことを主な要因として、売上高につきましても、前年同期を下回る結果となりました。
② ゲーム事業
1.スマホアプリ
スマホアプリ『リ・モンスター(Re:Monster)』につきましては、平成29年5月に実施した「ゴブリンフェスティバル」が好評となり、売上高は、単月では過去最高の売上高を更新いたしました。また、同年6月1日には、ベトナム現地法人・フジテクノロジー株式会社により、ベトナム語版の『リ・モンスター(Re:Monster)』の配信も決定いたしました。なお、ベトナム語版アプリは同年6月28日にリリース済となっております。
一方、『THE NEW GATE』については、様々な新規コンテンツの投入を行うものの、売上の回復に直結させることはできず、売上高は厳しい状況が続いております。
平成29年4月にリリースした『異世界でカフェを開店しました。』については、初動の売上高は厳しい結果となりました。なお、本アプリについては、売上の改善を図るべく同年8月からは運用体制を一新する予定です。
2.PCブラウザゲーム
『ワンモア・フリーライフ・オンライン』については、平成29年4月に実施した「1周年記念イベント」によるユーザー回帰が進んだことにより、売上高は徐々に回復してまいりました。
一方、同年4月にリリースした『月が導く異世界道中』については、ユーザー獲得が想定通り進まず、売上高は厳しい結果となりました。なお、今後は新たなユーザーを獲得するための施策を実施予定です。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は124,318千円(前年同期比55.0%増)、セグメント損失は88,957千円(前年同期は28,962千円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して4,048千円減少し、4,666,044千円となりました。これは主に、売掛金の回収に伴う現金及び預金の増加(前事業年度末比117,505千円増)及び売掛金の減少(同103,548千円減)、並びに当第1四半期累計期間に対する未払法人税等の計上に伴い、その他に含まれる未収還付法人税等が減少(同16,007千円減)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して15,396千円減少し、274,313千円となりました。これは主に、無形固定資産の減少(同19,744千円減)によるものであり、その主な要因はスマホアプリ等に係るソフトウェア制作費を償却したことによるものであります。
② 負債
当第1四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ46,475千円減少し、946,631千円となりました。これは主に、従業員の増加に伴い賞与引当金が増加(前事業年度末比19,858千円増)する一方で、前第4四半期会計期間比で出版事業売上高が減少したことに伴い返品調整引当金及び買掛金が減少(返品調整引当金:同42,901千円減、買掛金:同22,672千円減)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ5,598千円減少し、47,630千円となりました。これは主に、借入金の返済に伴い長期借入金が減少(同10,683千円減)したことによるものであります。
③ 純資産
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ32,629千円増加し、3,946,096千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間(平成29年4月1日から平成29年6月30日まで)におけるわが国経済は、政府による各種経済政策等の効果により、企業の業績は概ね堅調に推移し、景気は緩やかながらも回復基調が続きました。一方、世界経済に対する不透明感の高まりから、為替や株式相場の動向などの経済環境の先行きは、依然として予断を許さない状況が続いています。
当社が属する出版業界におきましては、引き続き厳しい状況が続いております。出版科学研究所によると、平成29年上半期(1月から6月まで)の紙の出版物の推定販売金額は、前年同期比5.5%減となる7,281億円となりました。その内訳は、「書籍」が同2.7%減となる3,954億円、「雑誌」は同8.5%減の3,327億円となっており、「雑誌」が特に厳しい状況となっております。一方、電子出版物については、同21.5%増の1,029億円となり、堅調に成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。また、出版事業を通して蓄積した自社IP(小説、漫画、キャラクターなど)を活かしたオリジナルゲームを開発・運用する事業等にも取り組んでまいりました。
以上の活動の結果、当第1四半期累計期間の売上高は852,134千円(前年同期比30.7%増)、営業利益は51,075千円(同33.9%増)、経常利益は50,982千円(同34.4%増)、四半期純利益は32,629千円(同38.0%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 出版事業
出版事業について、当第1四半期累計期間の出版点数は、より質の高い書籍制作に重点をおいた結果、前年同期を8点下回る101点となりました。一方、電子書籍専用端末やスマートフォン向けの電子書籍販売は引き続き堅調な売行きとなりました。また、新サービス「レンタル」については、先行リリースしたアプリ版に続き、平成29年6月27日にはWebサイト版の提供も開始いたしました。加えて、前年同期に発生した『ゲート』関連書籍の一時的な返本増のような特別な事象は、当第1四半期累計期間では発生しておらず、返本については安定的に推移いたしました。
以上の結果、当事業の売上高は727,815千円(前年同期比27.3%増)、セグメント利益は244,416千円(同74.3%増)となり、収益性は大幅に回復いたしました。
書籍のジャンル別概況は次のとおりであります。
1.ライトノベル
ラインナップの関係上、当第1四半期累計期間の刊行点数は前年同期をやや下回る55点(前年同期比2点減)となりました。一方、当社の定番ヒットタイトルである『とあるおっさんのVRMMO活動記』や『ダィテス領攻防記』等の売行きは引き続き好調でありました。加えて、第9回ファンタジー小説大賞・ 特別賞受賞作『異世界ゆるり紀行』は、3刷・2万部を突破するなど、新作が芽生えてきたことから、ライトノベル全体の売上高につきましては、前年同期を上回り、比較的堅調に推移いたしました。
2.漫画
ライトノベルと同様、ラインナップの関係上、当第1四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく下回る9点(前年同期比7点減)となりました。しかしながら、当第1四半期累計期間の刊行には、大型タイトル『ゲート』最新刊が含まれていたこと、及び、新サービス「レンタル」の売行きが堅調であったこと、並びに、前年同期に発生していた『ゲート』関連書籍のような一時的な返本増は、当第1四半期累計期間では発生していないことから、売上高は前年同期を上回る結果となりました。
また、将来において書籍刊行の元となるWeb連載漫画については、当第1四半期累計期間では、新たに11本の新規連載を開始いたしました。中でも、当社投稿サイトから編集部がスカウトいたしました4名の漫画家による、4本の完全オリジナル漫画を連載できたことは、今後の更なる成長の足掛かりとなる実績であるといえます。
3.文庫
当第1四半期累計期間では、単行本及び漫画でも人気となっている『異世界でカフェを開店しました。』を文庫化いたしました。その結果、同シリーズの発行部数累計は40万部を突破いたしました。
また、文庫においても漫画と同様、前年同期に発生していた『ゲート』関連書籍のような一時的な返本増は、当第1四半期累計期間では発生していないことから、売上高は前年同期を上回る結果となりました。
4.その他
当第1四半期累計期間では、当社ビジネスサイトで人気の連載『訳せない日本語』を書籍化いたしました。本作は、各種メディアでも取り上げられるなど、一定の成果をあげることができました。
しかしながら、ラインナップの充実は発展途上であることから、刊行点数が前年同期を下回ったことを主な要因として、売上高につきましても、前年同期を下回る結果となりました。
② ゲーム事業
1.スマホアプリ
スマホアプリ『リ・モンスター(Re:Monster)』につきましては、平成29年5月に実施した「ゴブリンフェスティバル」が好評となり、売上高は、単月では過去最高の売上高を更新いたしました。また、同年6月1日には、ベトナム現地法人・フジテクノロジー株式会社により、ベトナム語版の『リ・モンスター(Re:Monster)』の配信も決定いたしました。なお、ベトナム語版アプリは同年6月28日にリリース済となっております。
一方、『THE NEW GATE』については、様々な新規コンテンツの投入を行うものの、売上の回復に直結させることはできず、売上高は厳しい状況が続いております。
平成29年4月にリリースした『異世界でカフェを開店しました。』については、初動の売上高は厳しい結果となりました。なお、本アプリについては、売上の改善を図るべく同年8月からは運用体制を一新する予定です。
2.PCブラウザゲーム
『ワンモア・フリーライフ・オンライン』については、平成29年4月に実施した「1周年記念イベント」によるユーザー回帰が進んだことにより、売上高は徐々に回復してまいりました。
一方、同年4月にリリースした『月が導く異世界道中』については、ユーザー獲得が想定通り進まず、売上高は厳しい結果となりました。なお、今後は新たなユーザーを獲得するための施策を実施予定です。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は124,318千円(前年同期比55.0%増)、セグメント損失は88,957千円(前年同期は28,962千円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して4,048千円減少し、4,666,044千円となりました。これは主に、売掛金の回収に伴う現金及び預金の増加(前事業年度末比117,505千円増)及び売掛金の減少(同103,548千円減)、並びに当第1四半期累計期間に対する未払法人税等の計上に伴い、その他に含まれる未収還付法人税等が減少(同16,007千円減)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して15,396千円減少し、274,313千円となりました。これは主に、無形固定資産の減少(同19,744千円減)によるものであり、その主な要因はスマホアプリ等に係るソフトウェア制作費を償却したことによるものであります。
② 負債
当第1四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ46,475千円減少し、946,631千円となりました。これは主に、従業員の増加に伴い賞与引当金が増加(前事業年度末比19,858千円増)する一方で、前第4四半期会計期間比で出版事業売上高が減少したことに伴い返品調整引当金及び買掛金が減少(返品調整引当金:同42,901千円減、買掛金:同22,672千円減)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ5,598千円減少し、47,630千円となりました。これは主に、借入金の返済に伴い長期借入金が減少(同10,683千円減)したことによるものであります。
③ 純資産
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ32,629千円増加し、3,946,096千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。