四半期報告書-第16期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間(平成27年4月1日から平成27年12月31日まで)におけるわが国経済は、個人消費においては低調に推移したものの、企業業績は緩やかな改善基調となりました。しかしながら、今後も中国を中心としたアジア近隣諸国の景気減速、世界的な原油価格の下落及び米国の利上げ実施の影響が、今後の米国及び世界経済に与えるインパクトが懸念されており、景気の先行きは予断を許さない状況が続いております。
当社が属する出版業界におきましては、依然として厳しい状況が続いており、出版科学研究所によると、2015年の出版物推定販売金額は前年比5.3%減の1兆5,220億円であり、2014年の4.5%減を上回り、過去最大の減少率(金額ベースでは同845億円減)となりました。その内訳は、「書籍」7,419億円(前年比1.7%減)、「雑誌」7,801億円(同8.4%減)となっており、特に「雑誌」が厳しい状況にさらされております。そのような状況に反して、「インターネット発の書籍」の売行きは、引続き好調に推移しており、市場の注目度も益々高まっております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、編集部員を強化することにより、インターネット発の書籍化及びその漫画化を加速させてまいりました。加えて、インターネット上に点在する良質なコンテンツの更なる確保にむけ、ブログ投稿サイトの大幅リニューアルやビジネス記事連載の開始等により、堅調に当社Webサイト上のコンテンツ数を増加させてまいりました。
その他に、平成28年1月からTVアニメ第2クールの放送が開始しております当社主力書籍『ゲート』を盛上げるべく、『ゲート』スピンオフ漫画の刊行や『ゲート』オリジナルグッズのプレゼントキャンペーン等を実施してまいりました。
これらの活動の結果、当第3四半期累計期間における、出版点数は299点(前年同期比47点増)、新規Web連載漫画本数は25点(同7点増)、及びWebコンテンツ登録数は8,742点(同5,716点増)となりました。また、『ゲート』シリーズ累計発行部数は、ついに370万部(平成28年1月18日時点)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,487,622千円(前年同期比35.0%増)、営業利益は720,107千円(同36.4%増)、経常利益は719,443千円(同41.8%増)、四半期純利益は467,647千円(同40.7%増)となりました。
当社は、出版事業の単一セグメントとなりますが、書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
①ライトノベル
平成27年6月26日に取次・栗田出版販売株式会社が民事再生法適用の申請を行った影響は、徐々に落ち着きを取り戻してまいりました。その結果、当第3四半期会計期間では、ラインナップの関係上、刊行点数は当第2四半期会計期間と比較して1点減少するものの、売上高は当第2四半期会計期間と比較して11,375千円増加し、381,764千円となりました。
②漫画
当社主力書籍『ゲート』のTVアニメ化に伴い、関連書籍の売行きが引き続き好調に推移したことに加え、『ゲート』以外の当社刊行小説のコミカライズ作品の売行きも予想以上に好調に推移し、業績を牽引いたしました。特に、2016年初頭にゲーム化予定である『Re:Monster』は2刷・発行部数4万部、女性向けファンタジー小説『異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています』は4刷・発行部数2.8万部となるヒット作品に成長いたしました。
Web連載漫画化も順調に推移しており、当第3四半期累計期間では、新たに25本のWeb連載を開始し、当第3四半期会計期間末のWeb連載漫画本数は54本となりました。特に、当第3四半期会計期間において、新たに連載を開始した作品には『黒の創造召喚師』や『さようなら竜生、こんにちは人生』など、最新話の更新日には、1日で3万人超の読者に閲覧されている作品(注)も含まれており、今後の更なる成長の布石を打つことができました。
(注)Web連載漫画『ゲート』の場合、最新話の更新日には、1日で約4.5万人の読者が閲覧しております。
同タイトルを漫画として出版した場合、発行部数は約13万部となります。
③文庫
当社主力書籍『ゲート』の売行きが好調に推移したことに加え、一般文芸書『居酒屋ぼったくり』の作家である秋川滝美氏の作品『ありふれたチョコレート』シリーズや『いいかげんな夜食』シリーズも業績を牽引したことから、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る結果となりました。
④その他
取扱ジャンル拡大の一環として、力を入れている「ビジネス書」分野において、ビジネス書の大家・西村克己氏によるビジネス書『伸びる会社の社長の条件50』を刊行いたしました。その他、「アルファポリス・第8回恋愛小説大賞」大賞受賞作『コンカツ!』もエンタメ恋愛小説として刊行することができ、ジャンル拡大に向けた取り組みが徐々に形となってあらわれてきました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末に比べ329,630千円増加し、4,847,356千円となりました。これは主に、売上高の増加に伴い売掛金が増加(前事業年度末比226,796千円増)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ147,966千円増加し、222,806千円となりました。これは主に、無形固定資産が増加(前事業年度末比104,267千円増)したことによるものであり、その主な要因はスマホ用アプリ等のソフトウェアの制作費であります。また、『ゲート』のTVアニメ製作委員会に対して出資したことに伴い、投資その他の資産も増加(同45,071千円増)しております。
② 負債
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ42,203千円増加し、1,294,211千円となりました。これは主に、買掛金が減少(前事業年度末比21,654千円減)する一方で、売上高の増加に伴い返品調整引当金(同70,916千円増)、及び未払金(同74,497千円増)が増加したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ32,254千円減少し、68,339千円となりました。これは全て、借入金の返済に伴い長期借入金が減少したことによるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ467,647千円増加し、3,707,611千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間(平成27年4月1日から平成27年12月31日まで)におけるわが国経済は、個人消費においては低調に推移したものの、企業業績は緩やかな改善基調となりました。しかしながら、今後も中国を中心としたアジア近隣諸国の景気減速、世界的な原油価格の下落及び米国の利上げ実施の影響が、今後の米国及び世界経済に与えるインパクトが懸念されており、景気の先行きは予断を許さない状況が続いております。
当社が属する出版業界におきましては、依然として厳しい状況が続いており、出版科学研究所によると、2015年の出版物推定販売金額は前年比5.3%減の1兆5,220億円であり、2014年の4.5%減を上回り、過去最大の減少率(金額ベースでは同845億円減)となりました。その内訳は、「書籍」7,419億円(前年比1.7%減)、「雑誌」7,801億円(同8.4%減)となっており、特に「雑誌」が厳しい状況にさらされております。そのような状況に反して、「インターネット発の書籍」の売行きは、引続き好調に推移しており、市場の注目度も益々高まっております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、編集部員を強化することにより、インターネット発の書籍化及びその漫画化を加速させてまいりました。加えて、インターネット上に点在する良質なコンテンツの更なる確保にむけ、ブログ投稿サイトの大幅リニューアルやビジネス記事連載の開始等により、堅調に当社Webサイト上のコンテンツ数を増加させてまいりました。
その他に、平成28年1月からTVアニメ第2クールの放送が開始しております当社主力書籍『ゲート』を盛上げるべく、『ゲート』スピンオフ漫画の刊行や『ゲート』オリジナルグッズのプレゼントキャンペーン等を実施してまいりました。
これらの活動の結果、当第3四半期累計期間における、出版点数は299点(前年同期比47点増)、新規Web連載漫画本数は25点(同7点増)、及びWebコンテンツ登録数は8,742点(同5,716点増)となりました。また、『ゲート』シリーズ累計発行部数は、ついに370万部(平成28年1月18日時点)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,487,622千円(前年同期比35.0%増)、営業利益は720,107千円(同36.4%増)、経常利益は719,443千円(同41.8%増)、四半期純利益は467,647千円(同40.7%増)となりました。
当社は、出版事業の単一セグメントとなりますが、書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
①ライトノベル
平成27年6月26日に取次・栗田出版販売株式会社が民事再生法適用の申請を行った影響は、徐々に落ち着きを取り戻してまいりました。その結果、当第3四半期会計期間では、ラインナップの関係上、刊行点数は当第2四半期会計期間と比較して1点減少するものの、売上高は当第2四半期会計期間と比較して11,375千円増加し、381,764千円となりました。
②漫画
当社主力書籍『ゲート』のTVアニメ化に伴い、関連書籍の売行きが引き続き好調に推移したことに加え、『ゲート』以外の当社刊行小説のコミカライズ作品の売行きも予想以上に好調に推移し、業績を牽引いたしました。特に、2016年初頭にゲーム化予定である『Re:Monster』は2刷・発行部数4万部、女性向けファンタジー小説『異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています』は4刷・発行部数2.8万部となるヒット作品に成長いたしました。
Web連載漫画化も順調に推移しており、当第3四半期累計期間では、新たに25本のWeb連載を開始し、当第3四半期会計期間末のWeb連載漫画本数は54本となりました。特に、当第3四半期会計期間において、新たに連載を開始した作品には『黒の創造召喚師』や『さようなら竜生、こんにちは人生』など、最新話の更新日には、1日で3万人超の読者に閲覧されている作品(注)も含まれており、今後の更なる成長の布石を打つことができました。
(注)Web連載漫画『ゲート』の場合、最新話の更新日には、1日で約4.5万人の読者が閲覧しております。
同タイトルを漫画として出版した場合、発行部数は約13万部となります。
③文庫
当社主力書籍『ゲート』の売行きが好調に推移したことに加え、一般文芸書『居酒屋ぼったくり』の作家である秋川滝美氏の作品『ありふれたチョコレート』シリーズや『いいかげんな夜食』シリーズも業績を牽引したことから、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る結果となりました。
④その他
取扱ジャンル拡大の一環として、力を入れている「ビジネス書」分野において、ビジネス書の大家・西村克己氏によるビジネス書『伸びる会社の社長の条件50』を刊行いたしました。その他、「アルファポリス・第8回恋愛小説大賞」大賞受賞作『コンカツ!』もエンタメ恋愛小説として刊行することができ、ジャンル拡大に向けた取り組みが徐々に形となってあらわれてきました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末に比べ329,630千円増加し、4,847,356千円となりました。これは主に、売上高の増加に伴い売掛金が増加(前事業年度末比226,796千円増)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ147,966千円増加し、222,806千円となりました。これは主に、無形固定資産が増加(前事業年度末比104,267千円増)したことによるものであり、その主な要因はスマホ用アプリ等のソフトウェアの制作費であります。また、『ゲート』のTVアニメ製作委員会に対して出資したことに伴い、投資その他の資産も増加(同45,071千円増)しております。
② 負債
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ42,203千円増加し、1,294,211千円となりました。これは主に、買掛金が減少(前事業年度末比21,654千円減)する一方で、売上高の増加に伴い返品調整引当金(同70,916千円増)、及び未払金(同74,497千円増)が増加したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ32,254千円減少し、68,339千円となりました。これは全て、借入金の返済に伴い長期借入金が減少したことによるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ467,647千円増加し、3,707,611千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。