有価証券報告書-第129期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/29 10:08
【資料】
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【項目】
67項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は以下のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、企業収益の改善により、設備投資の持ち直しや雇用情勢の回復が見られ、個人消費も緩やかに回復しました。しかし、海外経済の不安定要素や原油価格の上昇もあり、依然として先行きは不透明な状況が続きました。
印刷インキ業界におきましては、販売競争が激化する中で、パッケージ関連の堅調な需要に支えられました。
このような状況のもと当社では、新製品の開発、コストダウン、経費削減などにより収益改善に取り組みました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の総資産は、49億7千1百万円で、前事業年度末に比べ1億3千8百万円の増加となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は、55億9千7百万円(前年同期比3.1%減)となりました。また、利益につきましては、営業利益は2億7千5百万円(前年同期比23.6%減)、経常利益は2億9千5百万円(前年同期比22.8%減)、当期純利益は2億7百万円(前年同期比24.0%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益が2億9千1百万円で、当事業年度末残高は、6億4千9百万円となりました。前事業年度末に比べ7千8百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3億1千1百万円(前年同期比49.2%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益2億9千1百万円及び減価償却費1億2百万円による資金の増加、売上債権の増加4千5百万円、及び法人税等の支払1億2百万円による資金の減少の結果であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、9千4百万円(前年同期比4.7%減)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得8千4百万円による資金の減少の結果であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1億3千9百万円(前年同期比37.0%増)となりました。これは主に、長期借入金の返済1億2千7千万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社は印刷用インキ事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況については、品種別に記載しております。
(a)生産実績
区分当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
オフセット関連(百万円)23460.9
グラビア関連(百万円)3,119101.4
フレキソ関連(百万円)1,08499.7
合計(百万円)4,43897.6

(注)1.金額は、平均販売価格により表示しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(b)商品仕入実績
区分当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
オフセット関連(百万円)45296.8
グラビア関連(百万円)428106.2
フレキソ関連(百万円)10867.9
合計(百万円)98896.0

(注)1.金額は、仕入価格により表示しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(c)受注実績
当社は、需要予測に基づく見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(d)販売実績
区分当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
オフセット関連(百万円)76179.7
グラビア関連(百万円)3,627101.7
フレキソ関連(百万円)1,20896.7
合計(百万円)5,59796.6

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。これらの見積りについては合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性を伴い、従いまして、将来生じる実際の結果と異なる可能性がありますのでご留意ください。
②当事業年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態
当事業年度末の総資産は、49億7千1百万円で、前事業年度末に比べ1億3千8百万円の増加となりました。これは、主に現金及び預金の増加、売上債権の増加及び投資有価証券の増加によるものであります。
(b)経営成績
当社は、印刷用インキの販売競争が激化する中で、食品、薬品や日用雑貨関係などのパッケージ用のグラビアインキの売上高は順調でありました。しかしながら、一部の不採算製品の統廃合による販売数量の減少により、当期売上高は、55億9千7百万円(前年同期比3.1%減)となりました。また、売上構成の改善、経費削減に努めましたが、営業利益は2億7千5百万円(前年同期比23.6%減)、経常利益は2億9千5百万円(前年同期比22.8%減)、当期純利益は2億7百万円(前年同期比24.0%減)となりました。
(c)キャッシュ・フロー
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社の運転資金需要のうち主なものは、生産活動に必要な原料費、労務費、経費と販売活動に必要な商品仕入、販売費及び一般管理費であります。また、設備資金需要としましては、主に工場の機械装置等の更新のための購入であります。
当社の運転資金につきましては、内部資金より充当し、不足が生じた場合は長期借入金により調達を行っております。
(d)経営上の目標の達成状況について
当社は、資産効率の向上が安定した事業活動の継続には不可欠であると考え、ROEを重要な指標として位置付けております。当事業年度におけるROEは5.9%(前年同期比2.5ポイント悪化)でした。引き続きこの指標について、改善するよう取り組んでまいります。

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