有価証券報告書-第133期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/28 11:08
【資料】
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【項目】
84項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は以下のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、昨年度から続く新型コロナウイルス感染症の拡大が依然として収まらず、社会経済活動が制限されるなど厳しい状況が続いており、先行き不透明な状況での推移となりました。
印刷インキ業界におきましては、旅行やイベント関連などのインキは回復が見られず、食品や日用品などのパッケージ関連のインキに支えられました。
このような状況のもと当社におきましても、食品や日用雑貨関連などのグラビア及びフレキソインキは比較的好調でありましたが、脱プラスチックなどの影響により販売数量の回復は限定的なものとなりました。また、利益面につきましては、主要原材料の高騰や供給不足による影響を受けました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の総資産は、5,593百万円で、前事業年度末に比べ150百万円の増加となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は、5,006百万円(前年同期比5.7%増)となりました。また、利益につきましては、営業利益は19百万円(前年同期比61.0%減)、経常利益は114百万円(前年同期比29.9%減)、当期純利益は82百万円(前年同期比30.0%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益が112百万円で、当事業年度末残高は、1,113百万円となりました。前事業年度末に比べ92百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、205百万円(前年同期比34.5%減)となりました。これは主に、税引前当期純利益112百万円、減価償却費103百万円及び仕入債務の増加161百万円による資金の増加、売上債権の増加100百万円及び法人税等の支払59百万円による資金の減少の結果であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、35百万円(前年同期比139.9%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得25百万円による資金の減少の結果であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、77百万円(前年同期比1.9%減)となりました。これは主に、長期借入金の返済73百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社は印刷用インキ事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況については、品種別に記載しております。
(a)生産実績
区分当事業年度
(自 令和3年4月1日
至 令和4年3月31日)
前年同期比(%)
グラビア関連(百万円)2,613103.0
フレキソ関連(百万円)989104.4
オフセット関連(百万円)3734.4
合計(百万円)3,640101.3

(注) 金額は、平均販売価格により表示しております。
(b)商品仕入実績
区分当事業年度
(自 令和3年4月1日
至 令和4年3月31日)
前年同期比(%)
グラビア関連(百万円)600136.2
フレキソ関連(百万円)116105.1
オフセット関連(百万円)452111.3
合計(百万円)1,168122.0

(注) 金額は、仕入価格により表示しております。
(c)受注実績
当社は、需要予測に基づく見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(d)販売実績
区分当事業年度
(自 令和3年4月1日
至 令和4年3月31日)
前年同期比(%)
グラビア関連(百万円)3,327108.0
フレキソ関連(百万円)1,108103.1
オフセット関連(百万円)57097.8
合計(百万円)5,006105.7

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態
当事業年度末の総資産は、5,593百万円で、前事業年度末に比べ150百万円の増加となりました。これは、主に現金及び預金の増加及び売上債権の増加によるものであります。
(b)経営成績
当社は、印刷用インキの脱プラスチックなどの環境問題への対応が求められる中で、食品や日用雑貨関連などのグラビア及びフレキソインキの回復により、当期売上高は、5,006百万円(前年同期比5.7%増)となりました。また、生産の合理化、経費削減に努めましたが、主要原材料の高騰や供給不足の影響により、営業利益は19百万円(前年同期比61.0%減)、経常利益は114百万円(前年同期比29.9%減)、当期純利益は82百万円(前年同期比30.0%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社の運転資金需要のうち主なものは、生産活動に必要な原料費、労務費、経費と販売活動に必要な商品仕入、販売費及び一般管理費であります。また、設備資金需要としましては、主に工場の機械装置等の新設と更新のための購入であります。
当社の運転資金につきましては、内部資金より充当し、不足が生じた場合は長期借入金により調達を行っております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。これらの見積りについては合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性を伴い、従いまして、将来生じる実際の結果と異なる可能性がありますのでご留意ください。なお、新型コロナウイルス感染症による影響は重要性に乏しいため、見積りには入れておりません。
④経営上の目標の達成状況について
当事業年度における売上高は5,006百万円(前年同期比268百万円増)、ROEは2.2%(前年同期比1.0ポイント低下)でした。今後、安定した事業活動の継続のため、売上高及び営業利益率の改善に取り組んで参ります。

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