有価証券報告書-第130期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/28 10:08
【資料】
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【項目】
92項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は以下のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、緩やかな回復基調が継続したことにより、設備投資の改善など企業活動の持ち直しが見られました。しかし、個人消費の回復は緩やかなものにとどまり、また、海外経済の不安要素や原油価格の上昇もあり、依然として先行きは不透明な状況が続きました。
印刷インキ業界におきましては、原材料価格の高騰する中で、パッケージ関連の堅調な需要に支えられました。
このような状況のもと当社では、新製品開発による拡販、生産の合理化、経費削減などにより収益改善に取り組みました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の総資産は、5,207百万円で、前事業年度末に比べ266百万円の増加となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は、5,526百万円(前年同期比1.3%減)となりました。また、利益につきましては、営業利益は80百万円(前年同期比70.8%減)、経常利益は100百万円(前年同期比65.9%減)、当期純利益は60百万円(前年同期比70.7%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益が78百万円で、当事業年度末残高は、668百万円となりました。前事業年度末に比べ18百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、126百万円(前年同期比59.5%減)となりました。これは主に、税引前当期純利益78百万円、減価償却費106百万円及び売上債権の減少90百万円による資金の増加、仕入債務の減少89百万円及び法人税等の支払77百万円による資金の減少の結果であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、454百万円(前年同期比380.9%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得438百万円による資金の減少の結果であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、346百万円(前年同期は139百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の借入470百万円と返済112百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社は印刷用インキ事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況については、品種別に記載しております。
(a)生産実績
区分当事業年度
(自 平成30年4月1日
至 平成31年3月31日)
前年同期比(%)
オフセット関連(百万円)15566.6
グラビア関連(百万円)3,123100.1
フレキソ関連(百万円)1,05497.3
合計(百万円)4,33497.7

(注)1.金額は、平均販売価格により表示しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(b)商品仕入実績
区分当事業年度
(自 平成30年4月1日
至 平成31年3月31日)
前年同期比(%)
オフセット関連(百万円)44799.0
グラビア関連(百万円)457106.6
フレキソ関連(百万円)114105.5
合計(百万円)1,018103.0

(注)1.金額は、仕入価格により表示しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(c)受注実績
当社は、需要予測に基づく見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(d)販売実績
区分当事業年度
(自 平成30年4月1日
至 平成31年3月31日)
前年同期比(%)
オフセット関連(百万円)68289.6
グラビア関連(百万円)3,660100.9
フレキソ関連(百万円)1,18397.9
合計(百万円)5,52698.7

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。これらの見積りについては合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性を伴い、従いまして、将来生じる実際の結果と異なる可能性がありますのでご留意ください。
②当事業年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態
当事業年度末の総資産は、5,207百万円で、前事業年度末に比べ266百万円の増加となりました。これは、主に有形固定資産の増加によるものであります。
(b)経営成績
当社は、印刷用インキの原材料価格が高騰する中で、食品、薬品や日用雑貨関係などのパッケージ用のグラビアインキの売上高は比較的順調でありましたが、夏場の天候不順や自然災害などの影響による販売数量の減少と原材料高の影響を受けたことにより、当期売上高は、5,526百万円(前年同期比1.3%減)となりました。また、売上構成の改善、経費削減に努めましたが、営業利益は80百万円(前年同期比70.8%減)、経常利益は100百万円(前年同期比65.9%減)、当期純利益は60百万円(前年同期比70.7%減)となりました。
(c)キャッシュ・フロー
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社の運転資金需要のうち主なものは、生産活動に必要な原料費、労務費、経費と販売活動に必要な商品仕入、販売費及び一般管理費であります。また、設備資金需要としましては、主に工場の機械装置等の更新のための購入であります。
当社の運転資金につきましては、内部資金より充当し、不足が生じた場合は長期借入金により調達を行っております。
(d)経営上の目標の達成状況について
当社は、資産効率の向上が安定した事業活動の継続には不可欠であると考え、ROEを重要な指標として位置付けております。当事業年度におけるROEは1.7%(前年同期比4.2ポイント悪化)でした。引き続きこの指標について、改善するよう取り組んでまいります。

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