有価証券報告書-第13期(平成29年8月1日-平成30年7月31日)

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2018/10/26 15:25
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業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度における当社グループの業績の状況は、以下の通りでした。
(ウィンターシーズン)
当ウィンターシーズンは、11月より自然降雪に恵まれるとともに、数年来進めてきた人工降雪能力を向上させる投資が奏功し、順調にシーズンが始まりました。2月の平昌冬季オリンピックでのアスリートの活躍や、80年代後半のスキーブームに回帰したテレビCMの放送などメディアでスノースポーツが多く取り上げられたことも好感され、1月から2月は前年同期比を上回る多くのお客様が来場されました。その後、3月は記録的な暖気の到来や降雨による融雪を懸念しましたが、ウィンターシーズン後半の来場者は前年同期比微減にとどまりました。
各スキー場の当ウィンターシーズンの来場者は、HAKUBA VALLEYエリアにおいては順調にオープンし、インバウンド顧客の需要も堅調に推移した白馬八方尾根スキー場、白馬岩岳スノーフィールド及び栂池高原スキー場の3スキー場については前シーズンを上回りました。鹿島槍スキー場は前年を若干下回る結果となりましたが、コスト管理の徹底が奏功し、当社グループの営業利益に貢献しました。川場スキー場は、前シーズンはエリア全体に自然降雪が少なく、近隣の競合スキー場がオープンに苦戦したなかで小雪対策投資の効果により順調に営業できました。しかしながら当ウィンターシーズンはエリア全体でシーズン序盤から自然降雪に恵まれたため、エリアの日帰り圏内スキー場で激しい競争となり、前年を下回る結果となりました。めいほうスキー場および菅平高原スノーリゾートはほぼ前年並みとなりました。
次に、訪日外国人(以下「インバウンド」といいます。インバウンド来場者数は、当社グループスキー場窓口等における英字チケットの発券枚数に拠っております。)は、オーストラリア・中国・香港からのHAKUBA VALLEYエリアへの来場が堅調に推移し、前年並みの154千人(前年同期比1.3%減)となりました。
これらの結果、当ウィンターシーズンのスキー場別来場者数は1,664千人(前年同期比2.5%増)となりました。ウィンターシーズンの施設別来場者は次のとおりです。
スキー場別来場者数 (単位:千人)
運営スキー場2017年
7月末累計
2018年
7月末累計
前年同期比
HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場378409107.9%
HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド100121120.6%
HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場265271102.2%
HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場959397.1%
竜王スキーパーク20420299.0%
川場スキー場14913489.6%
めいほうスキー場183186101.6%
菅平高原スノーリゾート245247100.8%
1,6231,664102.5%

その他の施設における来場者数 (単位:千人)
会社名2017年
7月末累計
2018年
7月末累計
前年同期比
川場リゾート㈱等19947.7%
めいほう高原開発㈱4388.4%
金剛山ロープウェイ2224110.0%
信越索道メンテナンス㈱0081.6%
473881.6%

(注)1.スキー場の来場者数については、リフト券の販売数に基づいて記載しております。
2.その他の施設における来場者数において、川場リゾート㈱等及びめいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の来場者(レジ通過者数)の合計を記載しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイに併設する施設の宿泊者数を記載しております。
ウィンターシーズンの主な取組は以下のとおりです。
各スキーリゾートでは、お客様に満足いただけるようゲレンデの整備を行うとともに、安全に楽しめるパウダーゾーンの管理や、キッカーやジブアイテムを楽しんでいただけるパークを拡充しております。また、ファミリー向けのキッズパークやビギナー向けのゲレンデの整備を行うとともに、学生団体・競技団体など、ゲレンデの特性に合致した集客活動も積極的に行っています。
特に以下の4点をウィンターシーズンの重点取り組み事項としています。
ウィンターシーズン営業日数確保への取り組み
HAKUBA VALLEY八方尾根スキー場の名木山ゲレンデ・HAKUBA VALLEY岩岳スノーフィールドのパラダイスゲレンデに人工降雪機を新たに設置するとともに、前期小雪対策を実施し効果のあった川場スキー場・めいほうスキー場・菅平高原スノーリゾートも引き続き小雪対策投資を実行しました。
その結果、自然降雪による効果とともにHAKUBA VALLEY八方尾根スキー場では、前期より17日早い11月21日にオープンしたのを皮切りに、前年より17日~1日早く12月10日までにすべてのスキー場がオープンしました。2月以降は自然降雪に恵まれず、また3月の暖気の到来や降雨による融雪の影響を受けましたが、人工降雪による安定した積雪量を維持し、概ね予定通りの期間営業を続けることが出来ました。なお、HAKUBA VALLEY八方尾根スキー場、HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場はゴールデンウィークを含む5月6日まで営業を行いました。
グループ力を活かした営業活動
前期より開始した、株式会社プリンスホテル、株式会社東急リゾートサービス及び当社グループが運営するスキー場で使用できる共通早割リフト券の販売を継続し、国内のお客様の利便性を高めました。
国内外のプロスノーボーダーとともに滑走するイベントを随時開催し、3月には、平昌冬季オリンピックで銅メダルを獲得した当社がサポートを行っている原大智選手と一緒に滑走するイベントを各スキー場で開催した他、スキー場にご協賛を頂いた企業と連携した各種企画など多くの誘致施策を取り組みました。
また、当社グループスキー場の優待プランの提携営業を、長野県内の各企業・従業員組合向けに進めており、お客様の誘導を行っています。
スキー場付帯サービス改善の取り組み
各スキー場では、小雪対策として降雪設備の増強、パークの強化やイベントの開催といったゲレンデ面の改善を図るとともに、スキー場の付加価値向上のため付帯サービス強化を行っております。特に今期は各リゾートにおいて料飲部門の改善に取り組んでおります。国内外を問わず、来場いただいくお客様に非日常感を味わっていただくため、下記の通り、抜本的なレストランコンテンツの入替や、改装による雰囲気づくり、メニュー等の強化を実施いたしました。
白馬八方尾根スキー場では、前年より人気の「Corona Escape Terrace」を当期も営業し、展望テラスにてビールや軽食をお楽しみいただきました。また、長野県内の有名レストラン「軽井沢プリモ」を誘致し本格イタリアンをスキー場で楽しんでいただくとともに、スターバックスの各種ドリンクを提供するオープンマーケットでは国内初の店舗として「八方うさぎ平カフェ」を新設し、山頂エリアの施設を拡充しました。白馬岩岳スノーフィールドでは、東京・天王洲の人気ブルワリーレストラン「T.Y.HARBOR」とコラボしたポップアップバーを新設し、ビールとともに雄大な自然を味わっていただきました。
竜王スキーパークでは、オールシーズンでご好評いただいている「SORA terrace café」の改装を行いました。改装に伴い、メニュー構成を見直しレストランの雰囲気に合わせたメニュー提供を行いました。
インバウンドへの取り組み
HAKUBA VALLEYエリアのスキー場では、オーストラリア・台湾・香港から多くのインバウンドに来場いただいています。特に今期は2022年の北京冬季オリンピックを控えスキー人口が増加している中国からの来場者が増加し、今後も増加し続けることが見込まれます。
しかしながら、2シーズン続いた小雪の影響により積雪量が比較的少ない12月から1月初頭にかけて来場を敬遠する動きが一部にみられます。
HAKUBA VALLEYエリアのスキー場は、継続した人工降雪機への投資により小雪の年でも安定した積雪量か確保出来るように改善された事や、インバウンドのお客様のニーズに合った魅力あるレストラン・カフェのメニュー改善を行い、エリア内の宿泊施設もインバウンドのお客様に対応した施設・サービスが向上していることを地元とともにアピールし集客に努めています。
竜王スキーパークでは、湯田中温泉に滞在するインバウンドが増加しており、インバウンド向けのインフォメーションセンターを開設するとともに、中国・アセアン各国のスキー初心者向けに中国語・英語に対応したスキースクールを開設しスノースポーツの魅力を伝えインバウンドの来場者増に努めています。
(グリーンシーズン)
当社グループのグリーンシーズンの業績は主に第1四半期及び第4四半期の業績から構成されています。当社グループは、周辺の魅力ある観光資源及び初夏から秋にかけての雄大な自然を最大限に活用し、スキー場のロープウェイやゴンドラを利用した事業及び宿泊施設・店舗を利用した事業を地域と連携して行っております。ウィンターだけではなく、一年を通し、自然を満喫できるリゾートづくりを目指しております。
HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根では、夜のゴンドラに乗って山の上から空を見上げる天空の天体ショーを開催し好評をいただきました。HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートでは、新たにマウンテンバイク(MTB)コースを拡張し、マウンテンバイクの聖地「白馬岩岳 MTB PARK」と位置づけ、MTBパークが4月の雪解けとともにコースオープンし、初級者から上級者までの多数のMTBユーザーにご利用いただきました。HAKUBA VALLEY栂池高原は、中部山岳国立公園「栂池自然園」のビジターセンターがリニューアルされ、より手軽に山岳国立公園が楽しめるようになりました。竜王マウンテンパークでは、雲海やサンセットを望むパノラマでご好評をいただいているテラス及び「SORA terrace cafe」での施設サービスを強化し、観光として訪れる幅広い層のお客様にご利用をいただきました。めいほう高原では、グリーンシーズンのホームページをフルリニューアルし、スキー場周辺の豊かな自然を楽しむとともに、手ぶらで楽しんでいただけるバーベキュー施設やキャンプサイトを充実させ、4月28日より営業を開始しました。
以上の結果、グリーンシーズンの来場者は447千人(前年同期比15.4%増)となりました。グリーンシーズンの施設別来場者は次のとおりです。
索道を稼働した施設における来場者数 (単位:千人)
施設名2017年
7月末累計
2018年
7月末累計
前年同期比
HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根98105107.1%
HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾート2534136.9%
HAKUBA VALLEY栂池高原7881103.7%
竜王マウンテンパーク60112185.4%
金剛山ロープウェイ464189.0%
309375121.2%

その他の施設における来場者数 (単位:千人)
会社名2017年
7月末累計
2018年
7月末累計
前年同期比
㈱鹿島槍131290.1%
川場リゾート㈱等403484.9%
めいほう高原開発㈱2224108.0%
信越索道メンテナンス㈱2194.2%
787292.6%

(注)1.索道を稼働した施設における来場者数については、リフト券の販売数に基づいて記載しております。索道とは、ゴンドラ、ロープウェイ及びリフトを指します。
2.その他の施設における来場者数において、㈱鹿島槍は、HAKUBA VALLEY鹿島槍スポーツヴィレッジの来場者及びグリーンシーズンでのスノーボードトレーニング施設の来場者の合計を記載しております。
川場リゾート㈱等は、主に川場リゾート㈱のサバイバルゲーム場、スケートボードパーク施設の来場者及びおにぎり店の来場者(レジ通過者数)、ロサンゼルスに出店している子会社のKawaba Resort USA Inc.のおにぎり店の来場者(レジ通過者数)を含めております。
めいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の来場者(レジ通過者数)及び体験型企画旅行の来場者の合計を記載しております。
信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイに併設する施設の宿泊者数を記載しております。
これらにより、連結業績は売上高が6,420,077千円(前年同期比4.4%増)、営業利益は624,860千円(前年同期比41.1%増)、経常利益は613,687千円(前年同期比39.5%増)となり、また親会社株主に帰属する四半期純利益は379,075千円(前年同期比54.5%増)となりました。
(来シーズンに向けた取組み)
次のウィンターシーズンに向けた取組みとして、HAKUBA VALLEY は米国コロラド州ブルームフィールドに拠点をおくベイルリゾート株式会社と長期アライアンス契約を締結し「EPIC PASS(エピックパス)」と提携することになりました。HAKUBA VALLEY の加盟により2018-2019シーズンから、Epic Passは8か国、全65リゾートにて利用できる世界最大の国際シーズンパスとなり世界的な認知度が高まり、Epic Passホルダーの利便性が向上することも期待されています。
グリーンシーズンの今後の取組として、HAKUBA VALLEYエリアにおいて、2018年8月に全世界15か国で人気のフランス発のアドベンチャー施設『Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!』をHAKUBA VALLEY栂池高原内において開始いたしました。また、日本でも希少な絶景“三段紅葉”を一望できる標高1290mの山頂テラス『HAKUBA MOUNTAIN HARBOR』がHAKUBA VALLEY白馬岩岳ゆり園&マウンテンビューに2018年秋に誕生する予定です。テラス内にはカフェとともに焼き立てのパンが楽しめるニューヨークの人気老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」をオープンする予定です。
これらの取り組みにより、翌連結会計年度の売上高は6,890,000千円(前期比7.3%増)、営業利益は800,000千円(前期比28.0%増)、経常利益は740,000千円(前期比20.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は450,000千円(前期比18.7%増)を見込んでおります。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ69,544千円減少し、2,289,593千円(前期比2.9%減)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、774,560千円(前期は1,025,016千円の収入。)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益554,186千円、減価償却費431,651千円であり、主な減少要因は、法人税等の支払額156,740千円、未払金の支払額66,857千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、624,408千円(前期は441,647千円の支出。)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出625,620千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出18,840千円であり、主な増加要因は、敷金回収による収入20,721千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、219,507千円(前期は99,533千円の支出。)となりました。主な減少要因は、自己株式の取得による支出114,612千円、長期借入返済による支出60,000千円であります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(2)受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。なお、当社グループの主たる事業はスキー場事業であり、全事業セグメントの合計額に占める割合が著しく低いため、売上区分別に記載しております。
売上区分の名称前連結会計年度
(自 2016年8月1日
至 2017年7月31日)
当連結会計年度
(自 2017年8月1日
至 2018年7月31日)
販売高(千円)前年同期比販売高(千円)前年同期比
スキー場事業
リフト券売上3,581,946113.1%3,781,243105.6%
料飲売上949,420112.4%859,15090.5%
レンタル売上482,522105.1%485,853100.7%
その他売上1,137,655102.2%1,293,829113.7%
合計6,151,545110.2%6,420,077104.4%

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主たる販売先は不特定多数の一般消費者であり、相手先別販売実績の総販売実績に対する割合が10%以上の販売先はありません。
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
本項に記載した将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定の設定を行っております。当該見積りにつきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる各種の要因に関して仮定設定、情報収集を行い、見積金額を算出しておりますが、実際の結果は見積り自体に不確実性があるために、これらの見積りと異なる場合があります。
(2)経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度の売上高は、6,420,077千円(前連結会計年度は6,151,545千円、前連結会計年度比4.4%増)となりました。
これは、HAKUBA VALLEYエリアで来場者が増加したことによるものであります。
② 売上原価、売上総利益
当連結会計年度の売上原価は、2,678,617千円(前連結会計年度は2,595,978千円、前連結会計年度比3.2%増)となりました。これは、主にゲレンデの造成に伴う人工降雪の強化にともなう燃料費の増加によるものであります。以上の結果、売上総利益は3,741,459千円(前連結会計年度は3,555,566千円、前連結会計年度比5.2%増)となりました。
また、売上総利益率は、前年同期比0.5ポイント増の58.3%となりました。
③ 販売費及び一般管理費、営業利益
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、3,116,598千円(前連結会計年度は3,112,619千円、前連結会計年度比0.1%増)となりました。これは、本社コストの削減等によるものであります。以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、624,860千円(前連結会計年度は442,946千円、前連結会計年度比41.1%増)となりました。
また、営業利益率は、前年同期比2.5ポイント増の9.7%となりました。
④ 営業外損益、経常利益
当連結会計年度における営業外収益は6,686千円(前連結会計年度は13,066千円、前連結会計年度比48.8%減)となりました。これは、主に前連結会計年度に有価証券の売却益や受取保険金があったことによるものです。
営業外費用は17,859千円(前連結会計年度は15,944千円、前連結会計年度比12.0%増)となりました。これは主に貸倒損失の発生によるものです。
以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、613,687千円(前連結会計年度は440,069千円、前連結会計年度比39.5%増)となりました。
また、経常利益率は、前年同期比2.4ポイント増の9.6%となりました。
⑤ 特別損益、当期純利益
当連結会計年度における特別利益は、5,069千円(前連結会計年度は124,280千円、前連結会計年度比119,210千円減)となりました。これは、主に前連結会計年度に固定資産売却益や事業譲渡益があったことによるものです。
当連結会計年度における特別損失は、64,570千円(前連結会計年度は235,933千円、前連結会計年度比72.6%減)となりました。この結果、税金等調整前当期純利益は554,186千円となりました。
法人税、住民税及び事業税に法人税等還付税額と法人税等調整額を合わせた税金費用は146,644千円(前連結会計年度は△6,564千円)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は379,075千円(前連結会計年度は245,337千円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
また、当期純利益率は6.3%となりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
当社グループは、スキー場事業を展開しております。収益の大半は、ウィンターシーズンに集中しており、降雪の状況、景気変動による個人消費に大きく影響を受ける傾向にあり、当社グループの経営成績に影響を与える要因については「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
キャッシュ・フローの状況の詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
(5)財政状態の分析
① 流動資産
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末と比して16,997千円増加し、2,796,137千円(前連結会計年度末比0.6%増)となりました。これは主に現金及び預金の増加であります。
② 固定資産
当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末と比して97,571千円増加し、3,355,542千円(前連結会計年度末比3.0%増)となりました。項目別の状況は以下のとおりであります。
(有形固定資産)
当連結会計年度末における有形固定資産は、前連結会計年度末と比して228,051千円増加し、2,818,102千円(前連結会計年度末比8.8%増)となりました。これは、主に設備投資によるものであります。
(無形固定資産)
当連結会計年度末における無形固定資産は、前連結会計年度末と比して75,513千円減少し、91,078千円(前連結会計年度末比45.3%減)となりました。これは、主にのれんの償却による減少であります。
(投資その他の資産)
当連結会計年度末における投資その他の資産は、前連結会計年度末と比して54,966千円減少し、446,361千円(前連結会計年度末比11.0%減)となりました。これは、主に繰延税金資産の減少によるものであります。
③ 流動負債
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末と比して147,006千円減少し、534,966千円(前連結会計年度末比21.6%減)となりました。これは、主に未払法人税等や未払金の減少によるものであります。
④ 固定負債
当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末と比して45,842千円減少し、189,343千円(前連結会計年度末比19.5%減)となりました。これは、主に長期借入金の減少によるものであります。
⑤ 純資産
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比して307,417千円増加し、5,427,369千円(前連結会計年度末比6.0%増)となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことによる利益剰余金の増加が要因であります。
当連結会計年度末の売上高営業利益率は9.7%となり、前連結会計年度と比べ、2.5ポイント上昇いたしました。
(6)経営戦略の現状と見通し
運営する8スキー場に加え、レンタル事業やメンテナンス事業を行うグループ会社のノウハウを活かし、安全性を高めつつ、集客活動やサービスをさらに強化してまいります。
ウィンターシーズンにおいては、HAKUBA VALLEYが世界的なスキーリゾートエリアとして展開していく中、エリア内共通自動改札システム及び共通ICチケットを導入し、顧客の利便性を高め、エリア内シャトルバスのさらなる強化を実施し、HAKUBA VALLEYの各スキー場間の行き来の利便性をますます高めてまいる予定であります。また、旅行博への出展及び旅行会社への営業活動を一層強化し、メディアへの露出も積極的に実施してまいります。さらに、当社グループの各スキー場においては、魅力的なテナントの誘致、利便性の高いバス運行、ノンスキーヤーでも楽しめるゲレンデサービスの強化、海外からの顧客に強みを持つスパイシーレンタルの当社グループ内スキー場への出店、及びサービス面での取り組みを積極的に実施してまいります。
グリーンシーズンにおいては、ゴンドラやロープウェイを有するスキー場では、自然の景観の強みを活かして、必要な投資を実施しつつ、集客に努め、宿泊施設を有するスキー場では、サマーキャンプやスポーツ合宿等、団体顧客の受け入れを強化し、また、地元産の特産米を使用したおにぎり店の拡販を目指すなど、収益強化を行ってまいります。
新規スキー場や周辺事業の取得につきましては、マーケットの動向を慎重に見極めつつ継続的に検討し、適宜適切に実施してまいります。

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