四半期報告書-第15期第3四半期(令和2年2月1日-令和2年4月30日)

【提出】
2020/06/12 14:02
【資料】
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年8月から2020年4月)におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善が持続し、景気は緩やかな回復基調で推移しておりましたが、2020年1月以降の新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴う経済活動への影響により、先行きは不透明な状況で推移しました。
このような状況下、当社グループの第3四半期連結累計期間における、ウィンターシーズンは記録的暖冬及び小雪となりましたが、グループ8スキー場中6スキー場は小雪対策投資を継続していたことから、スキー場オープン日は前年並みとなり、一定の集客を獲得することができました。また、リフト券の値上げや料飲メニューの改善、インバウンド等取組みにより、単価を向上させることができました。しかしながら、2020年3月前半より新型コロナウイルス感染症の拡大による団体顧客の減少やイベント等の中止があり、2020年4月7日に東京など7都府県を対象に発令された緊急事態宣言により、オープンしていたスキー場を順次早期クローズさせました。
また、同連結累計期間におけるグリーンシーズン(2019年8月から同年11月上旬、2020年4月下旬)については、2018年10月にオープンしたHAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートの”HAKUBA MOUNTAIN HARBOR”の来場者数が2019年8月、9月は前年同期比純増となりました。その一方、10月は台風及び天候の悪影響を受け、2020年4月下旬も新型コロナウイルス感染症の影響により営業休止となりましたが、同連結累計期間における施設来場者数は過去最高となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,816,798千円(前年同期比3.6%減)となり、営業利益は1,012,030千円(前年同期比7.1%減)、経常利益は1,010,154千円(前年同期比7.2%減)の減収減益となりました。また、第1四半期に特別利益に固定資産売却益264,503千円を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は891,908千円(前年同期比17.9%増)となりました。
ウィンターシーズン及びグリーンシーズンごとの営業実績は次のとおりです。
〈1〉ウィンターシーズン事業
スキー場別のオープン状況は次のとおりです。
エリア名運営スキー場2019年7月期2020年7月期前期対比
白馬エリアHAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場12月15日12月6日9日早い
HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド12月21日12月31日10日遅い
HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場12月15日12月16日1日遅い
HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場12月15日12月14日1日早い
その他エリア竜王スキーパーク12月2日12月1日1日早い
川場スキー場12月3日12月6日3日遅い
めいほうスキー場12月15日12月9日6日早い
菅平高原スノーリゾート12月10日12月7日3日早い

スキー場別来場者数 (単位:千人)
運営スキー場2019年
4月末累計
2020年
4月末累計
前年同期比
HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場39029976.6%
HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド1195244.2%
HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場28324285.6%
HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場938187.3%
竜王スキーパーク21420395.0%
川場スキー場146183125.4%
めいほうスキー場18816989.9%
菅平高原スノーリゾート23923196.3%
1,6761,46387.3%

その他の施設における来場者数 (単位:千人)
会社名2019年
4月末累計
2020年
4月末累計
前年同期比
川場リゾート㈱101098.1%
めいほう高原開発㈱3398.8%
141398.3%

運営受託の施設における来場者数 (単位:千人)
施設名及び会社名2019年
4月末累計
2020年
4月末累計
前年同期比
金剛山ロープウェイ19--%
信越索道メンテナンス㈱0--%
19--%

インバウンド来場者数 (単位:千人)
会社名2019年
4月末累計
2020年
4月末累計
前年同期比
HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場15813082.6%
HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド24938.0%
HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場4353123.0%
HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場12114.4%
白馬エリア計22819685.8%
竜王スキーパーク他3スキー場48195.0%
23320487.9%

(注)1.スキー場の来場者数については、リフト券の販売数に基づいて記載しております。HAKUBA VALLEY白馬岩
岳スノーフィールドは、2018年10月にオープンしました「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の利用者数を含めて
記載しております。HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場は、2018年8月にオープンしました「Xtrem
Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!」の利用者数を含めて記載しております。
2.菅平高原スノーリゾートの来場者数については、「TARO AREA・DAVOS AREA」の来場者数を表示しており
ます。
3.その他の施設における来場者数において、川場リゾート㈱及びめいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の
来場者(レジ通過者数)の合計を記載しております。
4.直営及び運営受託を明確化するため、運営受託である金剛山ロープウェイ及び信越索道メンテナンス㈱を
運営受託の施設における来場者数に分類しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイ
に併設する施設の宿泊者数を記載しております。
5.運営受託の施設については、2019年3月から運休しており、また、2019年8月に運営受託契約を終了して
いるため、当第3四半期連結累計期間の運営受託の施設における来場者は生じておりません。
(当第3四半期連結累計期間におけるウィンターシーズン事業の概況)
当第3四半期連結累計期間におけるウィンターシーズン事業(2019年12月から2020年4月)は、記録的暖冬及び小雪となりましたが、グループ8スキー場中6スキー場は小雪対策投資を継続していたことから、前年並みのスキー場オープンとなりました。また、単価の高いスキー場から小雪対策投資を実施していたことから、単価は前年同期比上昇し、2020年2月まではグループ全体の来場者数が減少する中でも単価向上により売上高は昨年を超過し推移しておりました。しかしながら、3月前半より新型コロナウイルス感染症の拡大による団体顧客の減少やイベント等の中止があり、4月7日に東京など7都府県を対象に発令された緊急事態宣言により、オープンしていたスキー場を順次早期クローズさせました。
単価の高い川場スキー場についてはシーズン当初から山麓エリアまで滑走面積を拡大させることができ、それを積極的にPRしたこと等により来場者数は前年同期比25%の増加となりました。同様に、単価の高いめいほうスキー場も12月の自然降雪による積雪は山頂エリアでも20cm程度しかありませんでしたが、人工降雪を行うことにより一定の来場者数を確保し、また、高山エリアからのインバウンドの集客等により、単価は前年同期比上昇しました。HAKUBA VALLEYエリアでは、白馬岩岳スノーフィールドはシーズンをとおした積雪不足により過半数のコースがクローズとなり来場者数は前年同期比55%減少しました。白馬八方尾根スキー場も下山コースや山麓を中心に滑走可能エリアが限られ来場者数は前年同期比23%減少しました。
新型コロナウイルス感染症の影響については、3月前半より団体顧客やバスツアーのキャンセルが増加するものの、平日は一般顧客が例年に比べ増加する傾向もありました。しかし、3月三連休後の東京都による外出等自粛要請から一般顧客も減少し、4月7日に東京など7都府県を対象に発令された緊急事態宣言により、オープンしていたスキー場を順次早期クローズさせたことから、グループ全体の来場者数は3月単月で前年同期比27%、4月単月で79%の減少となりました。
インバウンドについて、HAKUBA VALLEY全10スキー場の来場者数合計は375千人となり、小雪にも関わらず前年同期比2%の増加となりました。しかしながら、積雪が豊富で全面オープン可能となったスキー場に集客があったことから、HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場及びHAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールドは前年同期比減少し、HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場は増加しました。めいほうスキー場では高山エリアに無料の自社バスを運行し誘客を図ることで、特にアジア圏のお客様が増加しました。また、竜王スキーパーク、川場スキー場においてもインバウンドの来場者数は増加しております。なお、インバウンドは12月後半から2月後半までの期間の来場が中心であるため、新型コロナウイルスの影響は限られました。
安全への取組みについても重点を置いて進めております。お客様の安全な輸送のため、索道設備や降雪機器のメンテナンスや更新・新規導入も順次進めております。グループ内の人材交流による技術や営業ノウハウの共有のほか、安全管理のための共通ルールや労働災害の防止と快適な職場環境の形成等を図るため、労働安全衛生マネジメントシステムの導入に取り組んでおります。
〈2〉グリーンシーズン事業
索道を稼働した施設における来場者数 (単位:千人)
施設名2019年
4月末累計
2020年
4月末累計
前年同期比
HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根696595.0%
HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾート4983170.8%
HAKUBA VALLEY栂池高原585695.6%
竜王マウンテンパーク746385.3%
252269107.1%

その他の施設における来場者数 (単位:千人)
会社名2019年
4月末累計
2020年
4月末累計
前年同期比
㈱鹿島槍7687.3%
川場リゾート㈱2525101.0%
めいほう高原開発㈱171590.0%
504895.2%

運営受託の施設における来場者数 (単位:千人)
施設名及び会社名2019年
4月末累計
2020年
4月末累計
前年同期比
金剛山ロープウェイ22--%
信越索道メンテナンス㈱1--%
24--%

(注)1.索道を稼働した施設における来場者数については、主にリフト券の販売数に基づいて記載しておりま
す。索道とは、ゴンドラ、ロープウェイ及びリフトを指します。HAKUBA VALLEY栂池高原は、2018年
8月にオープンしました「Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!」の利用者数を含めて記載してお
ります。
2.その他の施設における来場者数において、㈱鹿島槍は、HAKUBA VALLEY鹿島槍スポーツヴィレッジの来場
者及びグリーンシーズンでのスノーボードトレーニング施設の来場者の合計を記載しております。川場リ
ゾート㈱は、サバイバルゲーム場、スケートボードパーク施設の来場者及びおにぎり店の来場者等(レジ
通過者数)を含めて記載しております。めいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の来場者(レジ通過者数)、キャンプ施設及び体験型企画旅行の来場者の合計を記載しております。
3.直営及び運営受託を明確化するため、運営受託である金剛山ロープウェイ及び信越索道メンテナンス㈱を
運営受託の施設における来場者数に分類しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイ
に併設する施設の宿泊者数を記載しております。
4.運営受託の施設については、2019年3月から運休しており、また、2019年8月に運営受託契約を終了して
いるため、当第3四半期連結累計期間の運営受託の施設における来場者は生じておりません。
(当第3四半期連結累計期間におけるグリーンシーズン事業の概況)
当第3四半期連結累計期間におけるグリーンシーズン事業(2019年8月から同年11月初旬、2020年4月下旬)の来場者数は269千人(前年同期比7.1%増)と過去最高となりました。特に、2018年10月にオープンしたHAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートにおいては”HAKUBA MOUNTAIN HARBOR”の来場者数が2019年8月、9月は前年同期比純増となり、また、ヨガレッスン等体験イベントの定期的な開催や、地域の様々なワインや食事を楽しむことができる信州ワインサミット等の大型イベントを開催し、来場者数は順調に推移し前年同期比70%増加しました。
なお、紅葉のピークとなる2019年10月は台風19号及び台風後の旅行のキャンセル等による集客減と週末での悪天候が重なり、索道を稼働した施設の来場者数は10月単月で前年同月比28千人(前年同月比37.5%)の減少となりました。
また、例年は4月後半よりグリーンシーズン事業を再開しますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、主な施設の営業は休止しております。
(第4四半期連結会計期間以降の取組み)
新型コロナウイルスの影響が長期化することを前提に、経営効率を高めるため、組織のスリム化や徹底したコストの見直しを行います。また、ウィンターシーズンは今年度以降も暖冬小雪傾向にあることを想定し、自然降雪を補うため人工降雪機を継続的に導入してまいります。グリーンシーズンは来場が減少傾向にある施設を中心に再度プロモーションを強化し、集客力を高めてまいります。また、川場リゾートやめいほう高原開発においても、自治体との連携や、ベースエリアを活用したアクティビティ等、グリーンシーズン事業の確立を目指してまいります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて2,179,884千円増加し、9,065,343千円となりました。主な要因は、現金及び預金が1,771,059千円増加及び有形固定資産が395,941千円増加したことに
よるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べて1,329,232千円増加し、2,162,499千円となりました。主な要因は、短期借入金が1,030,000千円増加、未払法人税等が220,680千円増加、未払消費税等
が148,630千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べて850,652千円増加し、6,902,843千円
となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が891,908千円増加及び自己株式の取得により102,045千円減少したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。

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