有価証券報告書-第20期(2023/03/01-2024/02/29)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社の事業は、機械翻訳事業及びメタバース事業を中核に、周辺事業として翻訳受託事業を展開しております。
(1)AI事業
AI(Artificial Intelligence)事業は、「日本を言語の呪縛から解放する」、「人類を単純作業の苦役的労働から解放する」という企業ミッションの下、AI機械翻訳サービスと生成系AIサービスを提供しております。
(2)HT事業
HT(Human Translation)事業は、従来型の昔ながらの人間による翻訳/通訳/語学教育等の業務受託サービスを提供しております。
(3)メタバース事業
メタバース事業は、AI、AR (Augmented Reality:拡張現実)、 VR(Virtual Reality:仮想現実)、5G/6G/7G(高速大容量・多数同時接続通信)、4K/8K/12K(超解像映像)、映像配信ソリューション、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA(Human Augmentation:人間拡張)等の最新テクノロジーを統合して、世界中の人々が「いつでもどこでも誰とでも」交流し、生活し、仕事し、人生を楽しめる世界の実現を目指し各種サービスを提供いたします。
(セグメント名称の変更)
当連結会計年度より、従来「MT事業」としていた報告セグメントの名称を、「AI事業」に変更しております。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。なお、前連結会計年度のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
当社の報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理方針に基づく金額により記載しております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であり、セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
(事業セグメントの利益又は損失の測定方法の変更)
当社グループにおける近年の業容拡大等の変化とともに全社的な経営管理の重要性が高まる中で、報告セグメントごとの経営成績をより適正に評価するため、本社機能における費用配賦について見直すことといたしました。このため従来、本社管理部門において行われた費用削減活動の効果は、セグメント利益の調整額に含めておりましたが、当連結会計年度より本社管理部門から各社への役務提供割合に鑑みて配賦計上する方法に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメント利益又は損失の測定方法に基づき作成したものを記載しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△59,236千円には、セグメント間取引消去251,391千円、報告セグメントに帰属しない全社費用△310,627千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額386,795千円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なものは、親会社に係る資産及び繰延税金資産等であります。
4.その他の項目の調整額のうち、減価償却費の調整額11,889千円は親会社の資産に係る減価償却費であり、減損損失の調整額△4,152千円は未実現損益の調整額であり、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額306千円は親会社の資産に係る増加額であります。
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△106,017千円には、セグメント間取引消去244,176千円、報告セグメントに帰属しない全社費用△350,194千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額717,325千円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なものは、親会社に係る資産及び繰延税金資産等であります。
4.その他の項目の調整額のうち、減価償却費の調整額△18,331千円は親会社の資産に係る減価償却費及び未実現損益の調整額であります。
5.生成系AI関連売上は、プラットフォーム型売上については「機械翻訳」に含まれており、受託開発関連売上については「受託開発」に含まれております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上が連結損益計算書上の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書上の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上が連結損益計算書上の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書上の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
固定資産の減損損失について、AI事業で72,607千円を計上しております。また、未実現損益の調整額として△4,152千円を計上しております。
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
固定資産の減損損失について、メタバース事業で4,327千円を計上しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社の事業は、機械翻訳事業及びメタバース事業を中核に、周辺事業として翻訳受託事業を展開しております。
(1)AI事業
AI(Artificial Intelligence)事業は、「日本を言語の呪縛から解放する」、「人類を単純作業の苦役的労働から解放する」という企業ミッションの下、AI機械翻訳サービスと生成系AIサービスを提供しております。
(2)HT事業
HT(Human Translation)事業は、従来型の昔ながらの人間による翻訳/通訳/語学教育等の業務受託サービスを提供しております。
(3)メタバース事業
メタバース事業は、AI、AR (Augmented Reality:拡張現実)、 VR(Virtual Reality:仮想現実)、5G/6G/7G(高速大容量・多数同時接続通信)、4K/8K/12K(超解像映像)、映像配信ソリューション、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA(Human Augmentation:人間拡張)等の最新テクノロジーを統合して、世界中の人々が「いつでもどこでも誰とでも」交流し、生活し、仕事し、人生を楽しめる世界の実現を目指し各種サービスを提供いたします。
(セグメント名称の変更)
当連結会計年度より、従来「MT事業」としていた報告セグメントの名称を、「AI事業」に変更しております。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。なお、前連結会計年度のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
当社の報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理方針に基づく金額により記載しております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であり、セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
(事業セグメントの利益又は損失の測定方法の変更)
当社グループにおける近年の業容拡大等の変化とともに全社的な経営管理の重要性が高まる中で、報告セグメントごとの経営成績をより適正に評価するため、本社機能における費用配賦について見直すことといたしました。このため従来、本社管理部門において行われた費用削減活動の効果は、セグメント利益の調整額に含めておりましたが、当連結会計年度より本社管理部門から各社への役務提供割合に鑑みて配賦計上する方法に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメント利益又は損失の測定方法に基づき作成したものを記載しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
(単位:千円) | ||||||
報告セグメント | 調整額(注)1,3,4 | 連結財務諸 表計上額 (注)2 | ||||
AI事業 | HT事業 | メタバース事業 | 計 | |||
財又はサービスの種類別 | ||||||
機械翻訳 | 2,820,840 | 32,742 | - | 2,853,583 | - | 2,853,583 |
人間翻訳 | 35,922 | 1,337,262 | - | 1,373,184 | - | 1,373,184 |
メタバース | - | - | 10,256 | 10,256 | - | 10,256 |
受託開発 | 55,018 | - | - | 55,018 | - | 55,018 |
顧客との契約から 生じる収益 | 2,911,781 | 1,370,005 | 10,256 | 4,292,042 | - | 4,292,042 |
収益認識の時期別 | ||||||
一時点で移転される 財又はサービス | 263,425 | 1,233,162 | 7,076 | 1,503,663 | - | 1,503,663 |
一定の期間にわたり移転される財又はサービス | 2,648,355 | 136,842 | 3,180 | 2,788,378 | - | 2,788,378 |
顧客との契約から 生じる収益 | 2,911,781 | 1,370,005 | 10,256 | 4,292,042 | - | 4,292,042 |
外部顧客への売上高 | 2,911,781 | 1,370,005 | 10,256 | 4,292,042 | - | 4,292,042 |
セグメント間の内部 売上高又は振替高 | 6,092 | 45,620 | - | 51,712 | △51,712 | - |
計 | 2,917,873 | 1,415,625 | 10,256 | 4,343,755 | △51,712 | 4,292,042 |
セグメント利益 又は損失(△) | 727,228 | 268,941 | △421,509 | 574,660 | △59,236 | 515,424 |
セグメント資産 | 2,573,572 | 829,515 | 430,825 | 3,833,914 | 386,795 | 4,220,709 |
その他の項目 | ||||||
減価償却費 | 439,212 | 21,709 | 2,923 | 463,845 | 11,889 | 475,735 |
のれんの償却額 | - | 7,786 | - | 7,786 | - | 7,786 |
減損損失 | 72,607 | - | - | 72,607 | △4,152 | 68,455 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 138,726 | 3,613 | 3,056 | 145,396 | 306 | 145,702 |
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△59,236千円には、セグメント間取引消去251,391千円、報告セグメントに帰属しない全社費用△310,627千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額386,795千円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なものは、親会社に係る資産及び繰延税金資産等であります。
4.その他の項目の調整額のうち、減価償却費の調整額11,889千円は親会社の資産に係る減価償却費であり、減損損失の調整額△4,152千円は未実現損益の調整額であり、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額306千円は親会社の資産に係る増加額であります。
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
(単位:千円) | ||||||
報告セグメント | 調整額(注)1,3,4 | 連結財務諸 表計上額 (注)2 | ||||
AI事業 (注)5 | HT事業 | メタバース事業 | 計 | |||
財又はサービスの種類別 | ||||||
機械翻訳 | 2,813,002 | 30,015 | - | 2,843,018 | - | 2,843,018 |
人間翻訳 | 48,196 | 1,087,560 | - | 1,135,756 | - | 1,135,756 |
メタバース | - | - | 2,894 | 2,894 | - | 2,894 |
受託開発 | 196,089 | - | - | 196,089 | - | 196,089 |
顧客との契約から 生じる収益 | 3,057,288 | 1,117,576 | 2,894 | 4,177,759 | - | 4,177,759 |
収益認識の時期別 | ||||||
一時点で移転される 財又はサービス | 313,843 | 980,059 | 1,192 | 1,295,095 | - | 1,295,095 |
一定の期間にわたり移転される財又はサービス | 2,743,444 | 137,517 | 1,702 | 2,882,663 | - | 2,882,663 |
顧客との契約から 生じる収益 | 3,057,288 | 1,117,576 | 2,894 | 4,177,759 | - | 4,177,759 |
外部顧客への売上高 | 3,057,288 | 1,117,576 | 2,894 | 4,177,759 | - | 4,177,759 |
セグメント間の内部 売上高又は振替高 | 6,129 | 42,303 | 13,405 | 61,839 | △61,839 | - |
計 | 3,063,417 | 1,159,879 | 16,300 | 4,239,598 | △61,839 | 4,177,759 |
セグメント利益 又は損失(△) | 935,971 | 145,555 | △229,184 | 852,342 | △106,017 | 746,324 |
セグメント資産 | 2,852,864 | 718,257 | 169,595 | 3,740,716 | 717,325 | 4,458,042 |
その他の項目 | ||||||
減価償却費 | 356,792 | 18,036 | - | 374,829 | △18,331 | 356,497 |
のれんの償却額 | - | 6,709 | - | 6,709 | - | 6,709 |
減損損失 | - | - | 4,327 | 4,327 | - | 4,327 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 62,743 | 8,030 | 1,500 | 72,275 | - | 72,275 |
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△106,017千円には、セグメント間取引消去244,176千円、報告セグメントに帰属しない全社費用△350,194千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額717,325千円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なものは、親会社に係る資産及び繰延税金資産等であります。
4.その他の項目の調整額のうち、減価償却費の調整額△18,331千円は親会社の資産に係る減価償却費及び未実現損益の調整額であります。
5.生成系AI関連売上は、プラットフォーム型売上については「機械翻訳」に含まれており、受託開発関連売上については「受託開発」に含まれております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上が連結損益計算書上の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書上の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上が連結損益計算書上の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書上の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
固定資産の減損損失について、AI事業で72,607千円を計上しております。また、未実現損益の調整額として△4,152千円を計上しております。
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
固定資産の減損損失について、メタバース事業で4,327千円を計上しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
(単位:千円) | |||||
AI事業 | HT事業 | メタバース事業 | 全社・消去 | 合計 | |
当期償却額 | - | 7,786 | - | - | 7,786 |
当期末残高 | - | 6,709 | - | - | 6,709 |
当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
(単位:千円) | |||||
AI事業 | HT事業 | メタバース事業 | 全社・消去 | 合計 | |
当期償却額 | - | 6,709 | - | - | 6,709 |
当期末残高 | - | - | - | - | - |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。