有価証券報告書-第17期(令和2年3月1日-令和3年2月28日)

【提出】
2021/05/26 15:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
152項目
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社の事業は、機械翻訳事業及びグローバルユビキタス事業を中核に、周辺事業として翻訳受託事業、クラウドソーシング事業を展開しております。
(1)MT事業
MT(Machine Translation)事業は、「日本を言語の呪縛から解放する」という企業ミッションを掲げ、AI(人工知能)による機械翻訳サービスを提供しております。
また、「人類を単純作業の苦役的労働から解放する」をミッション第2章として掲げ、翻訳から得た知見を活用したロボティック・プロセス・オートメーション(RPA:Robotic Process Automation)を提供しております。
(2)HT事業
HT(Human Translation)事業は、従来型の昔ながらの人間による翻訳/通訳/語学教育等の業務受託サービスを提供しております。
(3)クラウドソーシング事業
クラウドソーシング事業は、多言語翻訳、現地調査等のグローバルな仕事が依頼できるクラウドソーシングサイトを提供しております。
(4)GU事業
GU事業は、AI、AR (Augmented Reality:拡張現実)、 VR(Virtual Reality:仮想現実)、
5G/6G/7G(高速大容量・多数同時接続通信)、 4K/8K/12K(超解像映像)、映像配信ソリューション、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA(Human Augmentation:人間拡張)等の最新テクノロジーを統合して、世界中の人々が「いつでもどこでも誰とでも言語フリーで」交流し、生活し、仕事し、人生を楽しめる「グローバル・ユビキタス」の実現を目指し各種サービスを提供いたします。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
当社の報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理方針に基づく金額により記載しております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であり、セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度において、株式会社Event DX、株式会社Travel DX及び株式会社MATRIXを設立し連結範囲に含めたことに伴い、新たな報告セグメントとして「GU事業」を追加しております。
なお、この報告セグメントの変更が前連結会計年度のセグメント情報に与える影響はありません。
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:千円)
報告セグメント調整額
(注)
1,3
連結財務諸
表計上額
(注)2
MT事業HT事業クラウド
ソーシング
事業
売上高
外部顧客への売上高2,133,8791,412,858363,7413,910,479-3,910,479
セグメント間の内部売上高又は振替高81,0138,33798,755188,107△188,107-
2,214,8931,421,196462,4964,098,586△188,1073,910,479
セグメント利益
又は損失(△)
236,291328,040△45,034519,296△70,436448,860
セグメント資産2,247,360750,529271,6853,269,575484,3303,753,905
その他の項目
減価償却費381,43310,59420,592412,621-412,621
のれんの償却額7497,78613,47522,011-22,011
有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,188,8611,20854,0081,244,079-1,244,079

(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△70,436千円には、セグメント間取引消去14,879千円、報告セグメントに帰属しない全社費用△85,316千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額484,330千円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なものは、余資運用資金(現金及び預金)、繰延税金資産及び管理部門に係る資産等であります。
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント調整額
(注)
1,3
連結財務諸
表計上額
(注)2
MT事業HT事業クラウド
ソーシング
事業
GU事業
売上高
外部顧客への売上高2,826,988911,857336,989504,075,885-4,075,885
セグメント間の内部売上高又は振替高34,7152,10640,750-77,572△77,572-
2,861,703913,964377,740504,153,458△77,5724,075,885
セグメント利益
又は損失(△)
342,780167,37922,905△168,598364,468△64,049300,419
セグメント資産2,594,032574,208333,6841,188,5134,690,4391,476,3986,166,837
その他の項目
減価償却費557,1658,29925,418881591,764-591,764
のれんの償却額1,4987,78613,475-22,760-22,760
減損損失41,109---41,109-41,109
有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,020,08313,40831,2565,7281,070,476-1,070,476

(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△64,049千円には、セグメント間取引消去30,111千円、報告セグメントに帰属しない全社費用△94,161千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額1,476,398千円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なものは、余資運用資金(現金及び預金)、繰延税金資産及び管理部門に係る資産等であります。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上が連結損益計算書上の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書上の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上が連結損益計算書上の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書上の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
開発中ソフトウェアについて、採算性評価及びリソース集約の為のプロジェクト整理の結果、MT事業において、無形固定資産について41,109千円を計上しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:千円)
MT事業HT事業クラウド
ソーシング事業
全社・消去合計
当期償却額7497,78613,475-22,011
当期末残高6,74130,06938,181-74,992

当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:千円)
MT事業HT事業クラウド
ソーシング事業
GU事業全社・消去合計
当期償却額1,4987,78613,475--22,760
当期末残高5,24322,28324,705--52,231

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。