有価証券報告書-第36期(2023/03/01-2024/02/29)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,905百万円増加し、38,483百万円となりました。
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,877百万円増加し、19,987百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,027百万円増加し、18,496百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和や海外からの入国制限が解除されたことにより、人の移動量が大幅に増加し、経済活動の正常化が進み回復基調にあります。しかしながら、不安定な国際情勢や円安が常態化し、原材料や資源価格の高騰を背景にした小売価格の上昇が家計に影響を及ぼし、国内景気の先行きは依然不透明な状況が続くと見込まれます。当社グループの事業活動も、エネルギー価格高騰による製造コストの上昇やサプライチェーンの混乱による影響を受けており、厳しい状況で推移しております。
このような状況の下、「環境経営と改善活動の推進、原点回帰でお客様満足度を最大化する」をスローガンに、環境への負荷を低減できる開発製品の販売、原価低減、生産効率・品質の向上に注力いたしました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は44,362百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は1,815百万円(同4.1%減)、経常利益は2,341百万円(同6.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,057百万円(同17.7%減)となりました。
製品用途別の経営成績は次のとおりであります。
(食品関連)
農産物などのフードパック・冷凍食品が好調に推移し、弁当トレーや会席トレー、環境対応包材であるラベルレスサーマルトップシールの受注が増加しました。また、昨年事業譲受をした中本Fine Pack株式会社の山梨工場の売上貢献があり、売上高は28,659百万円(前年同期比5.0%増)、売上総利益は2,862百万円(同3.8%増)となりました。
(IT・工業材関連)
自動車内装材が回復傾向にあり、売上高は6,757百万円(前年同期比0.7%増)となりました。利益については新規獲得に向けて継続して営業活動を行うも、電子部品用途を中心とした市況の低迷と顧客側での在庫調整の影響を受け、生産量が大幅に減少したことにより、売上総利益は1,492百万円(同11.6%減)となりました。
(生活資材関連)
圧縮袋などの収納商材がテレビ・ネットショッピングの好調で増加したこと、エアコンの遮熱カバーや断熱シートなどの季節商材が政府からの節電要請により好調に推移したことで、売上高は4,697百万円(前年同期比3.1%増)、売上総利益は1,669百万円(同27.4%増)となりました。
(建材関連)
戸建て・集合住宅向け表面機能コーティング加工の不調や住宅内装材向け印刷の生産調整により、売上高は2,048百万円(前年同期比3.1%減)、売上総利益は294百万円(同15.8%減)となりました。
(医療・医薬関連)
病院関連は輸液関係包材が堅調に推移したほか、貼付剤関連は海外向けが増加したことにより、売上高は1,403百万円(前年同期比7.0%増)、売上総利益は257百万円(同1.9%増)となりました。
(その他)
前年同期にあった機械販売の反動減があったことにより、売上高は794百万円(前年同期比31.1%減)、売上総利益は72百万円(同40.4%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ2,427百万円増加し、7,446百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、3,458百万円(前連結会計年度は、1,547百万円の増加)となりました。これは、税金等調整前当期純利益1,653百万円、減価償却費1,293百万円、減損損失628百万円、段階取得に係る差損200百万円、関係会社整理損失引当金の増加額187百万円、棚卸資産の減少額560百万円及び仕入債務の増加額573百万円等による増加要因が、負ののれん発生益469百万円、持分法による投資利益347百万円、売上債権の増加額213百万円及び法人税等の支払額699百万円等による減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、2,533百万円(前連結会計年度は、775百万円の減少)となりました。これは、固定資産の売却による収入3百万円等による増加要因が、生産加工設備等の固定資産の取得による支出1,085百万円、投資有価証券の取得による支出1,282百万円及びその他151百万円等による減少要因を下回ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、32百万円(前連結会計年度は、683百万円の減少)となりました。これは、長期借入れによる収入1,862百万円による増加要因が、短期借入金の純減額425百万円、長期借入金の返済による支出773百万円及び配当金の支払額506百万円等による減少要因を下回ったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。
(注)金額は、製造原価によっております。
b.受注実績
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の受注実績は、次のとおりであります。
なお、連結子会社においては、受注から販売までの期間が短く、受注管理を行う必要性が乏しいため、提出会社個別の受注高及び受注残高を記載しております。
(注)金額は、販売価格によっております。
c.販売実績
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであるため、当連結会計年度の販売実績を用途ごとに示すと、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,905百万円増加し、38,483百万円となりました。
流動資産につきましては、棚卸資産が263百万円減少したものの、MICS化学株式会社を連結子会社としたこと等により現金及び預金が2,429百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が586百万円、電子記録債権が358百万円、その他が146百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ3,259百万円増加し、23,139百万円となりました。
固定資産につきましては、固定資産の減損損失を計上したものの、MICS化学株式会社を連結子会社としたこと等により有形固定資産が157百万円、無形固定資産が118百万円、投資その他の資産が369百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ645百万円増加し、15,343百万円となりました。
(負債)
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,877百万円増加し、19,987百万円となりました。
流動負債につきましては、短期借入金が399百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が645百万円、電子記録債務が343百万円、1年内返済予定の長期借入金が176百万円、リース債務が144百万円、関係会社整理損失引当金が187百万円、その他が165百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,238百万円増加し、16,854百万円となりました。
固定負債につきましては、リース債務が216百万円減少したものの、長期借入金が913百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ639百万円増加し、3,132百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,027百万円増加し、18,496百万円となりました。これは、株式交換等により資本剰余金が1,321百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が550百万円それぞれ増加したことや、その他有価証券評価差額金が125百万円増加したこと等によるものであります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、食品関連において農産物などのフードパック・冷凍食品用包材などが好調に推移、弁当トレーや会席トレー、環境対応包材であるラベルレスサーマルトップシールの受注が増加しました。IT・工業材関連においては電子部品用途を中心とした市況の低迷と顧客側の在庫調整の影響を受けましたが、自動車内装材は回復傾向にあります。また、圧縮袋などの収納商材がテレビショッピングで好調に推移した結果、前連結会計年度に比べて1,233百万円(2.9%)増加し、44,362百万円となりました。
(営業利益)
当連結会計年度の営業利益は、インキ・溶剤・電力・燃料・副資材の高騰によるコスト上昇、MICS化学株式会社の完全子会社化の費用及び広告宣伝費など、販売費及び一般管理費が前連結会計年度に比べて5.3%増加した結果、前連結会計年度に比べて77百万円(4.1%)減少し、1,815百万円となりました。
(経常利益)
当連結会計年度の経常利益は、営業利益が減少したものの、MICS化学株式会社株式の公開買付によって発生した持分法による投資利益395百万円等により、前連結会計年度に比べて135百万円(6.1%)増加し、2,341百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産売却益1百万円、負ののれん発生益469百万円、固定資産売却損1百万円、固定資産除却損90百万円、投資有価証券評価損50百万円、連結子会社であるエヌ・ピー・ジー・ジャパン株式会社の株式を売却することを決議したことなどによる減損損失628百万円及び関係会社整理損失引当金繰入額187百万円、MICS化学株式会社を完全子会社化する際に発生した段階取得に係る差損200百万円、法人税等630百万円(前年同期比89百万円減)及び非支配株主に帰属する当期純損失34百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べて227百万円(17.7%)減少し、1,057百万円となりました。
c.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
d.経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。
当連結会計年度におきましては、製造にかかわるすべてのコストが上昇したほか、IT関連財市況の低迷により比較的利益率の良いIT・工業材関連分野の受注が減少しましたが、生産効率改善による原価低減や価格転嫁をすすめたほか、MICS化学株式会社株式の公開買付によって発生した持分法による投資利益395百万円等を計上したことにより連結売上高経常利益率は前連結会計年度より良化し5.3%となりました。
なお、連結ROEは6.4%となりました。中期経営計画目標の13.0%以上を目指し、効率的な事業経営によりROEの継続的な向上に取り組んでまいります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料等の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。なお、今後の重要な設備投資の計画につきましては、「第一部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1)重要な設備の新設等」に記載のとおりであります。
運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本としており、設備投資等の長期資金につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は8,808百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は7,446百万円となっております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。経営成績または財政状態に重要な影響を及ぼす見積り・判断は、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき、合理的と考えられる要因を考慮して行っておりますが、見積り特有の不確実性が存在することから、実際の結果は見積りと異なる可能性があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,905百万円増加し、38,483百万円となりました。
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,877百万円増加し、19,987百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,027百万円増加し、18,496百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和や海外からの入国制限が解除されたことにより、人の移動量が大幅に増加し、経済活動の正常化が進み回復基調にあります。しかしながら、不安定な国際情勢や円安が常態化し、原材料や資源価格の高騰を背景にした小売価格の上昇が家計に影響を及ぼし、国内景気の先行きは依然不透明な状況が続くと見込まれます。当社グループの事業活動も、エネルギー価格高騰による製造コストの上昇やサプライチェーンの混乱による影響を受けており、厳しい状況で推移しております。
このような状況の下、「環境経営と改善活動の推進、原点回帰でお客様満足度を最大化する」をスローガンに、環境への負荷を低減できる開発製品の販売、原価低減、生産効率・品質の向上に注力いたしました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は44,362百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は1,815百万円(同4.1%減)、経常利益は2,341百万円(同6.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,057百万円(同17.7%減)となりました。
製品用途別の経営成績は次のとおりであります。
(食品関連)
農産物などのフードパック・冷凍食品が好調に推移し、弁当トレーや会席トレー、環境対応包材であるラベルレスサーマルトップシールの受注が増加しました。また、昨年事業譲受をした中本Fine Pack株式会社の山梨工場の売上貢献があり、売上高は28,659百万円(前年同期比5.0%増)、売上総利益は2,862百万円(同3.8%増)となりました。
(IT・工業材関連)
自動車内装材が回復傾向にあり、売上高は6,757百万円(前年同期比0.7%増)となりました。利益については新規獲得に向けて継続して営業活動を行うも、電子部品用途を中心とした市況の低迷と顧客側での在庫調整の影響を受け、生産量が大幅に減少したことにより、売上総利益は1,492百万円(同11.6%減)となりました。
(生活資材関連)
圧縮袋などの収納商材がテレビ・ネットショッピングの好調で増加したこと、エアコンの遮熱カバーや断熱シートなどの季節商材が政府からの節電要請により好調に推移したことで、売上高は4,697百万円(前年同期比3.1%増)、売上総利益は1,669百万円(同27.4%増)となりました。
(建材関連)
戸建て・集合住宅向け表面機能コーティング加工の不調や住宅内装材向け印刷の生産調整により、売上高は2,048百万円(前年同期比3.1%減)、売上総利益は294百万円(同15.8%減)となりました。
(医療・医薬関連)
病院関連は輸液関係包材が堅調に推移したほか、貼付剤関連は海外向けが増加したことにより、売上高は1,403百万円(前年同期比7.0%増)、売上総利益は257百万円(同1.9%増)となりました。
(その他)
前年同期にあった機械販売の反動減があったことにより、売上高は794百万円(前年同期比31.1%減)、売上総利益は72百万円(同40.4%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ2,427百万円増加し、7,446百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、3,458百万円(前連結会計年度は、1,547百万円の増加)となりました。これは、税金等調整前当期純利益1,653百万円、減価償却費1,293百万円、減損損失628百万円、段階取得に係る差損200百万円、関係会社整理損失引当金の増加額187百万円、棚卸資産の減少額560百万円及び仕入債務の増加額573百万円等による増加要因が、負ののれん発生益469百万円、持分法による投資利益347百万円、売上債権の増加額213百万円及び法人税等の支払額699百万円等による減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、2,533百万円(前連結会計年度は、775百万円の減少)となりました。これは、固定資産の売却による収入3百万円等による増加要因が、生産加工設備等の固定資産の取得による支出1,085百万円、投資有価証券の取得による支出1,282百万円及びその他151百万円等による減少要因を下回ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、32百万円(前連結会計年度は、683百万円の減少)となりました。これは、長期借入れによる収入1,862百万円による増加要因が、短期借入金の純減額425百万円、長期借入金の返済による支出773百万円及び配当金の支払額506百万円等による減少要因を下回ったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) | |
| 金額 (千円) | 前年同期比 (%) | |
| 印刷関連事業 | 31,328,301 | 102.7 |
| 合計 | 31,328,301 | 102.7 |
(注)金額は、製造原価によっております。
b.受注実績
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の受注実績は、次のとおりであります。
なお、連結子会社においては、受注から販売までの期間が短く、受注管理を行う必要性が乏しいため、提出会社個別の受注高及び受注残高を記載しております。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) | |||
| 受注高 (千円) | 前年同期比 (%) | 受注残高 (千円) | 前年同期比 (%) | |
| 印刷関連事業 | 31,914,591 | 101.4 | 1,487,821 | 101.1 |
| 合計 | 31,914,591 | 101.4 | 1,487,821 | 101.1 |
(注)金額は、販売価格によっております。
c.販売実績
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであるため、当連結会計年度の販売実績を用途ごとに示すと、次のとおりであります。
| 用途 | 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) | |
| 金額 (千円) | 前年同期比 (%) | |
| 食品関連 | 28,659,863 | 105.0 |
| IT・工業材関連 | 6,757,607 | 100.7 |
| 医療・医薬関連 | 1,403,914 | 107.0 |
| 建材関連 | 2,048,553 | 96.9 |
| 生活資材関連 | 4,697,596 | 103.1 |
| その他 | 794,748 | 68.9 |
| 合計 | 44,362,283 | 102.9 |
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) | 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) | ||
| 金額 (千円) | 割合 (%) | 金額 (千円) | 割合 (%) | |
| ㈱エフピコ | 5,087,451 | 11.8 | 6,095,119 | 13.7 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,905百万円増加し、38,483百万円となりました。
流動資産につきましては、棚卸資産が263百万円減少したものの、MICS化学株式会社を連結子会社としたこと等により現金及び預金が2,429百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が586百万円、電子記録債権が358百万円、その他が146百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ3,259百万円増加し、23,139百万円となりました。
固定資産につきましては、固定資産の減損損失を計上したものの、MICS化学株式会社を連結子会社としたこと等により有形固定資産が157百万円、無形固定資産が118百万円、投資その他の資産が369百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ645百万円増加し、15,343百万円となりました。
(負債)
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,877百万円増加し、19,987百万円となりました。
流動負債につきましては、短期借入金が399百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が645百万円、電子記録債務が343百万円、1年内返済予定の長期借入金が176百万円、リース債務が144百万円、関係会社整理損失引当金が187百万円、その他が165百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,238百万円増加し、16,854百万円となりました。
固定負債につきましては、リース債務が216百万円減少したものの、長期借入金が913百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ639百万円増加し、3,132百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,027百万円増加し、18,496百万円となりました。これは、株式交換等により資本剰余金が1,321百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が550百万円それぞれ増加したことや、その他有価証券評価差額金が125百万円増加したこと等によるものであります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、食品関連において農産物などのフードパック・冷凍食品用包材などが好調に推移、弁当トレーや会席トレー、環境対応包材であるラベルレスサーマルトップシールの受注が増加しました。IT・工業材関連においては電子部品用途を中心とした市況の低迷と顧客側の在庫調整の影響を受けましたが、自動車内装材は回復傾向にあります。また、圧縮袋などの収納商材がテレビショッピングで好調に推移した結果、前連結会計年度に比べて1,233百万円(2.9%)増加し、44,362百万円となりました。
(営業利益)
当連結会計年度の営業利益は、インキ・溶剤・電力・燃料・副資材の高騰によるコスト上昇、MICS化学株式会社の完全子会社化の費用及び広告宣伝費など、販売費及び一般管理費が前連結会計年度に比べて5.3%増加した結果、前連結会計年度に比べて77百万円(4.1%)減少し、1,815百万円となりました。
(経常利益)
当連結会計年度の経常利益は、営業利益が減少したものの、MICS化学株式会社株式の公開買付によって発生した持分法による投資利益395百万円等により、前連結会計年度に比べて135百万円(6.1%)増加し、2,341百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産売却益1百万円、負ののれん発生益469百万円、固定資産売却損1百万円、固定資産除却損90百万円、投資有価証券評価損50百万円、連結子会社であるエヌ・ピー・ジー・ジャパン株式会社の株式を売却することを決議したことなどによる減損損失628百万円及び関係会社整理損失引当金繰入額187百万円、MICS化学株式会社を完全子会社化する際に発生した段階取得に係る差損200百万円、法人税等630百万円(前年同期比89百万円減)及び非支配株主に帰属する当期純損失34百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べて227百万円(17.7%)減少し、1,057百万円となりました。
c.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
d.経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。
当連結会計年度におきましては、製造にかかわるすべてのコストが上昇したほか、IT関連財市況の低迷により比較的利益率の良いIT・工業材関連分野の受注が減少しましたが、生産効率改善による原価低減や価格転嫁をすすめたほか、MICS化学株式会社株式の公開買付によって発生した持分法による投資利益395百万円等を計上したことにより連結売上高経常利益率は前連結会計年度より良化し5.3%となりました。
なお、連結ROEは6.4%となりました。中期経営計画目標の13.0%以上を目指し、効率的な事業経営によりROEの継続的な向上に取り組んでまいります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料等の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。なお、今後の重要な設備投資の計画につきましては、「第一部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1)重要な設備の新設等」に記載のとおりであります。
運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本としており、設備投資等の長期資金につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入れを基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は8,808百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は7,446百万円となっております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。経営成績または財政状態に重要な影響を及ぼす見積り・判断は、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき、合理的と考えられる要因を考慮して行っておりますが、見積り特有の不確実性が存在することから、実際の結果は見積りと異なる可能性があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。