四半期報告書-第20期第1四半期(平成31年3月1日-令和1年5月31日)

【提出】
2019/07/12 12:01
【資料】
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【項目】
20項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善には足踏みが見られるものの、設備投資は増加傾向にあることに加え、所得・雇用環境も改善が続いており緩やかな回復基調にあります。また、米中貿易摩擦の激化による米国政権の政策不安などから、中国経済の先行きをはじめとして不透明感も増大しております。
外食業界におきましては、全体は緩やかな回復基調を辿る一方で、原材料コストや店舗運営における人件費コスト及び採用コストの上昇により予断を許さない状況が続いております。
このような状況の中、当社では、引き続き「PISP」戦略を継続して取り組み、食材と調理方法にこだわりさらなる商品力の向上に努めております。更に、目の前のお客様に心を尽くす体制の構築を行い、サービスの徹底・商品提供のスピード向上を図ることにより顧客満足度を高め、全社一体となってお客様に選んで頂ける店舗を目指し「てけてけ」等ブランドの認知度を高めてまいりました。
当第1四半期累計期間は新規出店はなく、当第1四半期会計期間末日における店舗数は合計91店舗(前年同期比11店舗増)となりました。
以上の結果、売上高は前事業年度に出店した店舗の寄与等により2,022,334千円(同13.7%増)となり、売上総利益は1,494,364千円(同12.1%増)となりました。また、人件費が増加したこと等により営業利益は57,942千円(同39.8%減)、経常利益は53,562千円(同34.1%減)、四半期純利益は27,229千円(同42.8%減)となりました。
なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の総資産は5,276,259千円となり、前事業年度末と比較して84,288千円の減少となりました。これは主に第2四半期以降に係る新規出店により有形固定資産が57,758千円、敷金及び保証金が49,146千円増加した一方、法人税等の納付や借入金の返済により現金及び預金が236,850千円減少したことによるものであります。
当第1四半期会計期間末の負債は3,644,663千円となり、前事業年度と比較して111,517千円の減少となりました。これは主に借入金が130,955千円減少したことよるものであります。
当第1四半期会計期間末の純資産は1,631,596千円となり、前事業年度末と比較して27,229千円の増加となりました。これは利益剰余金が四半期純利益の計上により27,229千円増加したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。