有価証券報告書-第17期(2023/04/01-2024/03/31)
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当事業年度の研究開発活動は、以下のとおりであります。
米国ベイラー医科大学で実施している悪性中皮腫を対象とした抗PD-1抗体との併用投与による臨床第Ⅱa相試験は、目標症例数12例の患者組み入れが終了しました。最終12例目の治験者に対する最終投与は2023年3月31日に完了し、2024年4月に治験総括報告書が完成しました。治験結果としては、併用投与に起因する重篤な有害事象は認められず、今後のより効果的な併用投与試験のための成績が得られました。
日本での医師主導治験も進んでおり、肝がんを対象とした臨床第Ⅰ/Ⅰb相試験は、中間ドーズ(1×1012vp)での試験が終了し、トップドーズ(3×1012vp)での試験へと進みました。脳腫瘍を対象とした臨床第Ⅰ/Ⅱa相試験については、すでにトップドーズ(3×1011vp)での試験を終了し、治験総括報告書の完成を目指しています。
引き続き、第2世代製剤(Ad-SGE-REIC)の開発を進め、日本では岡山大学との共同研究、中国ではEPSホールディングスグループとの連携による開発を進めていく予定です。
当事業年度は売上高は計上されておりません。一方で、臨床試験の準備・実施等により販売費及び一般管理費が155,630千円(うち、研究開発費67,689千円)となりました結果、155,630千円の営業損失を計上しました。
経常損失につきましては、受取・支払利息などにより164,085千円となりました。特別損益については発生しておらず、当期純損失は165,063千円となりました。
なお、セグメントの業績については、治療薬研究開発事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当社は、製品の生産を行っていないため、記載すべき事項はありません。
b. 受注実績
当社は、受注生産を行っていないため、記載すべき事項はありません。
c. 販売実績
当事業年度の当社売上高はありませんでした。
(2) 財政状態
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は178,916千円(前事業年度末は84,093千円)となり、そのうち144,388千円(前事業年度末は66,612千円)は現金及び預金となっております。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は1,214千円(前事業年度末は1,255千円)となっております。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は35,072千円(前事業年度末は278,580千円)となり、そのうち26,183千円は研究開発等に伴う未払金となっております。
流動負債の減少の主な原因は、短期社債が198,000千円減少したことによるものです。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は22,824千円(前事業年度末は19,390千円)となり、そのうち21,012千円は役員退職慰労引当金となっております。
固定負債の増加の主な原因は、役員退職慰労引当金が2,975千円増加したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、122,234千円(前事業年度末は△212,622千円)となっております。純資産の増加の主な原因は、第三者割当増資により資本剰余金が499,920千円増加したことによるものであります。
また、自己資本比率は、67.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は144,388千円(前事業年度末は66,612千円)となっております。
当事業年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、△230,684千円(前事業年度は△198,307千円)となりました。これは主に税引前当期純損失164,085千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6,540千円(前事業年度は672千円)となりました。これは差入保証金の回収による収入です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、301,920千円(前事業年度は198,000千円)となりました。これは短期社債の償還による支出198,000千円と第三者割当増資による収入499,920千円によるものです。
(4) 当社の資本の財源及び資金の流動性について
財務政策につきましては、当社の事業活動の維持拡大に必要な資金は、手元資金で賄っております。
主な資金需要につきましては、運転資金として研究開発費を含む販売費及び一般管理費等があります。
有価証券報告書提出日現在において支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、資産・負債及び収益・費用の測定並びに開示に与える影響のうち、将来事象の結果に依存するため確定できない金額については見積りを必要とします。これらの見積りについては、過去の実績や適切な仮定に基づいて合理的な判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
当社においては、財務諸表の作成に当たって会計上の見積り及び見積りに利用した仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
① 固定資産の減損処理
当社は、固定資産の減損に係る回収可能性の評価に当たり、全社を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位としてグルーピングを行い、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。
② 継続企業の前提の評価
当社は、継続企業の前提に関する重要な不確実性の有無の判断に当たり、貸借対照表日の翌日から1年間のキャッシュ・フローを見積っております。事業計画の未達、変更等によりキャッシュ・フローが大幅に変動した場合、当該不確実性の判断に影響を及ぼす可能性があります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当事業年度の研究開発活動は、以下のとおりであります。
米国ベイラー医科大学で実施している悪性中皮腫を対象とした抗PD-1抗体との併用投与による臨床第Ⅱa相試験は、目標症例数12例の患者組み入れが終了しました。最終12例目の治験者に対する最終投与は2023年3月31日に完了し、2024年4月に治験総括報告書が完成しました。治験結果としては、併用投与に起因する重篤な有害事象は認められず、今後のより効果的な併用投与試験のための成績が得られました。
日本での医師主導治験も進んでおり、肝がんを対象とした臨床第Ⅰ/Ⅰb相試験は、中間ドーズ(1×1012vp)での試験が終了し、トップドーズ(3×1012vp)での試験へと進みました。脳腫瘍を対象とした臨床第Ⅰ/Ⅱa相試験については、すでにトップドーズ(3×1011vp)での試験を終了し、治験総括報告書の完成を目指しています。
引き続き、第2世代製剤(Ad-SGE-REIC)の開発を進め、日本では岡山大学との共同研究、中国ではEPSホールディングスグループとの連携による開発を進めていく予定です。
当事業年度は売上高は計上されておりません。一方で、臨床試験の準備・実施等により販売費及び一般管理費が155,630千円(うち、研究開発費67,689千円)となりました結果、155,630千円の営業損失を計上しました。
経常損失につきましては、受取・支払利息などにより164,085千円となりました。特別損益については発生しておらず、当期純損失は165,063千円となりました。
なお、セグメントの業績については、治療薬研究開発事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当社は、製品の生産を行っていないため、記載すべき事項はありません。
b. 受注実績
当社は、受注生産を行っていないため、記載すべき事項はありません。
c. 販売実績
当事業年度の当社売上高はありませんでした。
(2) 財政状態
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は178,916千円(前事業年度末は84,093千円)となり、そのうち144,388千円(前事業年度末は66,612千円)は現金及び預金となっております。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は1,214千円(前事業年度末は1,255千円)となっております。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は35,072千円(前事業年度末は278,580千円)となり、そのうち26,183千円は研究開発等に伴う未払金となっております。
流動負債の減少の主な原因は、短期社債が198,000千円減少したことによるものです。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は22,824千円(前事業年度末は19,390千円)となり、そのうち21,012千円は役員退職慰労引当金となっております。
固定負債の増加の主な原因は、役員退職慰労引当金が2,975千円増加したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、122,234千円(前事業年度末は△212,622千円)となっております。純資産の増加の主な原因は、第三者割当増資により資本剰余金が499,920千円増加したことによるものであります。
また、自己資本比率は、67.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は144,388千円(前事業年度末は66,612千円)となっております。
当事業年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、△230,684千円(前事業年度は△198,307千円)となりました。これは主に税引前当期純損失164,085千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6,540千円(前事業年度は672千円)となりました。これは差入保証金の回収による収入です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、301,920千円(前事業年度は198,000千円)となりました。これは短期社債の償還による支出198,000千円と第三者割当増資による収入499,920千円によるものです。
(4) 当社の資本の財源及び資金の流動性について
財務政策につきましては、当社の事業活動の維持拡大に必要な資金は、手元資金で賄っております。
主な資金需要につきましては、運転資金として研究開発費を含む販売費及び一般管理費等があります。
有価証券報告書提出日現在において支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、資産・負債及び収益・費用の測定並びに開示に与える影響のうち、将来事象の結果に依存するため確定できない金額については見積りを必要とします。これらの見積りについては、過去の実績や適切な仮定に基づいて合理的な判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
当社においては、財務諸表の作成に当たって会計上の見積り及び見積りに利用した仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
① 固定資産の減損処理
当社は、固定資産の減損に係る回収可能性の評価に当たり、全社を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位としてグルーピングを行い、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。
② 継続企業の前提の評価
当社は、継続企業の前提に関する重要な不確実性の有無の判断に当たり、貸借対照表日の翌日から1年間のキャッシュ・フローを見積っております。事業計画の未達、変更等によりキャッシュ・フローが大幅に変動した場合、当該不確実性の判断に影響を及ぼす可能性があります。