訂正有価証券報告書-第17期(2024/02/01-2025/01/31)

【提出】
2025/05/14 15:42
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【項目】
139項目
(1)経営成績等の状況の概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度(2024年2月1日~2025年1月31日)は、引き続き、ワークスタイルとしてハイブリッドワークの定着が進んでいると考えております。さらに、サイバーセキュリティの脅威の高まりから、セキュリティを守りつつテレワークが可能な仮想デスクトップの需要も引き続き、拡大していると考えております。
当連結会計年度においては、事業戦略の一つである「自社製品の開発と展開」において、「Resalio Lynx」と「リモートPCアレイ」を自治体向けに加え、金融機関向けのプロモーションも実施しております。さらに自社製品以外でも、生成AI市場向けの新規事業として、G-Core Labs S.A.とパートナー契約を締結し、益々増大する生成AI のコンピューティングノードをクラウドで提供する「Gcore Edge AI」の提供を開始し、顧客のニーズに対応すべく、営業活動に注力いたしました。また、新たな自社製品として、ランサムウェアなどのセキュリティリスクを徹底防御するSaaS専用クライアント「SaaS Secure Client(SSC)」を発表しました。
二番目の事業戦略である「ストックビジネス(継続収入)の拡大」においては、引き続き、金融機関、医療、地方公共団体等、業界に特化し、その業界における、お客様導入事例の横展開を図り、「リモートPCアレイ」などの自営保守サービスを含めた自社製品の売上拡大に注力したことや、プロフェッショナルサービスの拡大、ならびに仮想デスクトップソフトウェア製品のクラウドサービス向けライセンス(CSP)の販売方法が月単位から年単位に変更されたことに伴い、当該ライセンスの受注および売上が、契約数一括で計上されたことで、当連結会計年度の売上ベースでは2,543,933千円となりました。また、新規受注ベースでも2,725,911千円となり、今後の売上、利益に寄与してまいります。
三番目の事業戦略である「戦略的事業・資本提携の拡大」においては、当連結会計年度より、連結子会社化した株式会社ワンズコーポレーション及び株式会社エスアイピーを連結の範囲に含めたことが、引き続き事業拡大に寄与してまいります。さらに、Cloud Software Group,Inc.との資本業務提携により、株式会社CXJを設立し、2025年3月3日より業務を開始いたしました。仮想デスクトップソリューション及びセキュリティソリューション事業のさらなる拡大に努めてまいります。
当連結会計年度の売上高におきましては、仮想デスクトップ事業領域において、前連結会計年度と比べ、官公庁を含む複数の大型案件などにより、シンクライアント端末の売上が大幅に増加したことや、仮想デスクトップの需要が堅調で、多くの仮想デスクトップ案件の納品が完了し、大幅な増収の要因となっております。利益面におきましては、増収の影響から仮想デスクトップ事業領域の売上総利益が伸びたことや、自社製品である「リモートPCアレイ」の売上高が増加したことなどにより、大幅な増益となっております。
また、利益面におきましては、当連結会計年度も、円安等によるコスト増の影響を受けているものの、受注時の為替予約(為替ヘッジ)の実施により、為替差益337,213千円を計上しております。
これらの結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高14,586,903千円(前年同期比134.3%増)、営業利益868,016千円(前年同期比42.9%増)、経常利益1,218,345千円(前年同期比73.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益859,628千円(前年同期比78.9%増)となりました。
なお、当社グループはITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、9,309,625千円と前連結会計年度末に比べて4,688,053千円の増加となりました。これは、主に現金及び預金が3,771,203千円、売掛金が629,253千円増加したためであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は、5,106,661千円と前連結会計年度末に比べて3,605,958千円の増加となりました。これは、主に買掛金が3,127,159千円、契約負債が221,770千円増加したためであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、4,202,964千円と前連結会計年度末に比べて1,082,095千円の増加となりました。これは、主に配当金の支払132,758千円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益859,628千円の計上により利益剰余金が増加したためであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ、3,771,203千円増加し、6,007,969千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、3,635,425千円(前連結会計年度は、855,467千円の収
入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,204,816千円の計上、仕入債務の増加額3,103,149千円があった一方で、売上債権の増加額579,445千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により支出した資金は、116,739千円(前連結会計年度は、84,101千円の支
出)となりました。これは主に、敷金及び保証金の差入による支出87,916千円が生じたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により得られた資金は、255,653千円(前連結会計年度は、92,664千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額132,537千円があったものの、株式の発行による収入374,629千円が生じたことによるものであります。
④生産、仕入、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度の生産実績を示すと以下のとおりであります。なお、当社グループはITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の生産実績の記載は省略しております。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2024年2月1日
至 2025年1月31日)
前年同期比(%)
ITインフラ事業 (千円)679,961128.0

(注)金額は製造原価によっております。
b 仕入実績
当連結会計年度の仕入実績を示すと以下のとおりであります。なお、当社グループはITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の仕入実績の記載は省略しております。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2024年2月1日
至 2025年1月31日)
前年同期比(%)
ITインフラ事業 (千円)11,770,140174.1

(注)金額は仕入価格によっております。
c 受注実績
当連結会計年度の受注実績を示すと以下のとおりであります。なお、当社グループはITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の受注状況の記載は省略しております。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
ITインフラ事業13,037,69367.2966,560△59.8

(注)金額は販売価格によっております。
d 販売実績
当連結会計年度の販売実績を示すと以下のとおりであります。なお、当社グループはITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の販売実績の記載は省略しております。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2024年2月1日
至 2025年1月31日)
前年同期比(%)
ITインフラ事業 (千円)14,586,903134.3

(注)1.金額は販売価格によっております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2023年2月1日
至 2024年1月31日)
当連結会計年度
(自 2024年2月1日
至 2025年1月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
株式会社ピー・ビーシステムズ857,58013.8909,2086.2
株式会社日立製作所9,8990.21,773,69612.2

(2)経営者の視点による経営成績等に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載事項のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における財政状態、連結会計年度における経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等
1) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は14,586,903千円となり、前連結会計年度より、8,360,535千円の増加となりました。主な要因は、仮想デスクトップ事業領域において、前連結会計年度と比べ、官公庁を含む複数の大型案件などにより、シンクライアント端末の売上が大幅に増加したことや、仮想デスクトップの需要が堅調で、多くの仮想デスクトップ案件の納品が完了したことにより、増収となりました。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は12,886,355千円となり、前連結会計年度より、7,852,391千円の増加となりました。以上の結果、当連結会計年度の売上総利益は1,700,547千円(前連結会計年度に比べ508,143千円増加)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、832,531千円となり、前連結会計年度より、247,409千円の増加となりました。その主な要因は、当連結会計年度より株式会社ワンズコーポレーション及び株式会社エスアイピーを連結の範囲に含めたことによる人員増や昇給等による給与手当の増加86,283千円や支払手数料の増加43,373千円などがあったことによるものです。以上の結果、当連結会計年度の営業利益は868,016千円(前連結会計年度に比べ260,734千円増加)となりました。
(営業外損益、経常利益)
当連結会計年度の営業外収益は361,634千円となりました。主な要因は、受取利息8,450千円や為替差益337,213千円です。営業外費用は11,305千円となりました。以上の結果、当連結会計年度の経常利益は1,218,345千円(前連結会計年度に比べ516,092千円増加)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損失は13,529千円となりました。その内訳は、投資有価証券評価損12,499千円、固定資産除却損1,029千円です。法人税等合計は、345,187千円となりました。以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は859,628千円(前連結会計年度に比べ379,027千円増加)となりました。
2) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
3) 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの主な資金需要のうち主なものは、売上原価の仕入代金及び外注費、労務費や、販売管理費の人件費などの運転資金であります。これらの所要資金については、自己資金により充当しております。
ただし、大規模プロジェクトなどの案件によって、仕入代金の支払が、一時的に売掛金回収より先に到来する場
合には、金融機関からの調達を行うこととしております。なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、6,007,969千円であり、当面の資金需要に十分対応できる資金を保有しております。

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