(2)【手取金の使途】
上記の差引手取概算額354,000千円及び本第三者割当増資の手取概算額上限56,090千円と合わせた、手取概算額合計上限410,090千円については、①設備資金、②運転資金及び③借入金返済として以下のとおり充当する予定であります。
① 設備資金
イ.たつの市神岡工場の刷新を計画しており、ハイテク工場建設資金として176,000千円、工場隣接地の購入資金として25,000千円(平成32年9月期:201,000千円)
ロ.神岡工場ハイテク第2工場の建屋改修費用として66,000千円
(平成31年9月期:66,000千円)
ハ.販売用のクラウドシステムによる販売管理ソフトの開発費用として50,000千円
(平成31年9月期:50,000千円)
ニ.各地営業所の効率向上、労務環境向上のための移転費用として20,000千円
(平成31年9月期:13,000千円、平成32年9月期:7,000千円)
ホ.業務効率化のためのワークフローシステムの購入費用として10,000千円
(平成31年9月期:10,000千円)
② 運転資金
人材採用のための紹介手数料として6,000千円(平成31年9月期:3,000千円、平成32年9月期:3,000千円)を充当する予定であります。
③ 借入金返済
残額につきましては、金融機関からの短期借入金の返済に充当する予定であります。当社は、平成30年5月にたつの市神岡工場を将来整備することを目的に、隣接地を150,000千円で取得しており、その取得資金全額を金融機関から調達しております。財務の健全性確保等の観点から、当該借入金相当額を含めて借入金を返済するものであります。
上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(注)設備資金の内容については、「第二部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」の項をご参照下さい。