四半期報告書-第15期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/12 15:00
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は5,015,138千円となり、前連結会計年度末と比較して825,268千円減少いたしました。これは、主に現金及び預金が796,546千円減少したこと、売掛金が391,564千円減少したこと及び前払費用204,605千円が増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は2,147,584千円となり、前連結会計年度末と比較して683,248千円減少いたしました。これは、主に買掛金が343,078千円減少したこと及び未払法人税等が329,610千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は2,867,553千円となり、前連結会計年度末と比較して142,020千円減少いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純損失99,717千円を計上したこと及び配当金の支払い50,184千円によるものです。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う「第6波」の最中、当初の行動制限は解除されながらも、依然として慎重な活動を余儀なくされる厳しい状況が続きました。かねてより従来にはない新しい空間のデザインを提供してきた当社グループにとって、コロナ禍による生活様式の変化、とりわけ人々が生活する場の在り方の変化は事業において追い風ではあるものの、コロナ禍の継続は企業活動及び業績動向へ少なからず影響することとなっております。
このような中、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,103,577千円(前年同期比87.4%)、これに連動して売上総利益については、907,212千円(前年同期比83.0%)に止まりました。
売上高については、当第1四半期連結累計期間同様、引合い自体は計画を上回り順調であったものの、当第2四半期連結累計期間が業務の完了時期となる案件の獲得が伸びませんでした。当第2四半期末までに獲得した見込み受注案件は下半期以降に偏重しており、当第2四半期末におけるプロジェクトストック(※)は前年同期比110.0%となっております。
営業利益につきましては100,880千円の損失(前年同期から559,529千円の減少)となりました。当社グループの販売費及び一般管理費は四半期ごとの変動が少なく、四半期売上高が低い水準の場合には営業損失となる場合があります。売上高が低い水準となる一方、販売費及び一般管理費は、人員増、新しいライフスタイルブランドである「DAFT about DRAFT」の活動開始等、成長に向けた費用の増加のため、前年同期比158.8%となり、当第2四半期連結累計期間においては営業損失となりました。また、前連結会計年度は年間を通じてコロナ禍による企業活動の抑制が続き、販売費及び一般管理費が大幅に計画を下回りました。このため前連結会計年度の各四半期の営業利益は計画を上回る高い水準となっており、当第2四半期連結累計期間の営業利益との差が大きなものとなっております。同様に経常利益は113,662千円の損失(同573,980千円の減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は99,717千円の損失(同382,704千円の減少)となりました。
※ 用語解説
プロジェクトストックとは、受注残高(契約書等の証憑を取得済みの受注)及び見込み受注残高のうち、当期において売上計上予定の案件の合計額をさしております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて796,546千円減少し、1,341,615千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は761,666千円(前第2四半期連結累計期間は202,687千円の獲得)となりました。これは、主に仕入債務の減少額343,078千円及び法人税等の支払額316,059千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は224,600千円(前第2四半期連結累計期間は438,636千円の使用)となりました。これは、主に有形固定資産取得による支出172,769千円及び無形固定資産取得による支出35,902千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は187,912千円(前第2四半期連結累計期間は240,509千円の獲得)となりました。これは、主に短期借入れによる収入が200,000千円あったこと及び配当金の支払による支出50,184千円があったことによるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。