有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2020/06/26 15:00
【資料】
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【項目】
153項目
② 社外取締役の状況
当社では、本書提出日現在、社外取締役は2名であり、いずれも監査等委員です。当社ではコーポレート・ガバナンスにおいて客観性の高い監視が重要であるとの認識のもと、社内取締役1名、社外取締役2名により構成される監査等委員会にて経営監視機能の充実を図っています。
社外取締役による監督又は監査に期待する機能及び役割につきましては、会社経営、会計財務等に関する経験及び専門的な知見に基づき、社外の視点から監督又は監査することにより、経営監視機能の客観性及び中立性を確保することにあります。
当社は、社外取締役を選任するための独立性に関する基準及び方針は定めていませんが、株式会社東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしています。
社外取締役小澤稔弘氏は、大手SI会社での管理職やJVの立ち上げ、ITコンサルティング会社の執行役員、大手電器メーカーのCIO(ITシステム担当責任者)等を経て、2008年より株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)で本社部門等の役員を歴任し、テンプホールディングス株式会社(現パーソルホールディングス株式会社)との経営統合後も同社の取締役として海外事業やグループ全体のIT部門を管掌し、経営全般及びIT領域に関する豊富な経験と幅広い見識を有することから、監査等委員として適任と判断し選任しています。当社とパーソルグループとの間には、本書提出日現在においてデジタル・クリエイティブスタジオ事業のサービスを提供する等の取引関係がありますが、人的関係、資本的関係又はその他の利害関係はありません。
社外取締役浅野弘揮氏は、株式会社東京三菱銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)、フィデリティ投信株式会社等での業務を通じて培われた主にファイナンス領域に関する高度な見識と豊富な経験を有することから、客観的で精度の高い監査が期待できるために監査等委員として適任と判断し選任しています。当社との間に、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。
監査等委員会は社内取締役1名、社外取締役2名で構成されています。監査等委員である社外取締役は、内部監査室より内部監査結果について報告を受けるなど、適時に情報交換することにより連携を図っています。また、会計監査人より会計監査の内容について報告を受けるなど、適時に情報交換することにより連携を図っています。監査等委員会と内部監査室と会計監査人は、それぞれの監査計画、監査結果を報告し情報共有を図っています。また、会計監査人による監査報告会及び内部統制評価を通じて情報交換を行い、監査の有効性と効率性の向上を図っています。
③ 社外取締役または社外監査等委員による監督または監査と内部監査、監査等委員監査及び会計監査との相互連携ならびに内部統制部門との関係
社外取締役は、代表取締役、内部監査室、内部統制部門及び会計監査人と定期的、適時に会社の業績、現況、問題点、課題などに関する情報交換を行うことで緊密に相互連携を図りつつ、監査及び経営監督の実効性を確保しています。