有価証券報告書-第86期(2023/04/01-2024/03/31)
②戦略
当社グループが中長期にわたって価値を創造し続けるためサステナビリティに係る戦略に資する目的で、価値創造プロセスを策定しております。
当社グループのビジョンは、「日本の食の力でWell-beingな世界に貢献する食の総合グループ」であり、その実現のため、社会に「すこやかなおいしさ」を提供することを実現すべきこと(=ミッション)と認識しております。

また、当社グループが中長期的に世の中に「すこやかなおいしさ」を提供し続けるにあたって取り組むべき課題のうち、当社グループの事業活動にとって特に重要度が高く、かつステークホルダーが受け取る価値としても大きいと想定するものを重要取組課題(マテリアリティ)として特定しており、その内容は以下のとおりです。
<重要取組課題>
当社グループが中長期にわたって価値を創造し続けるためサステナビリティに係る戦略に資する目的で、価値創造プロセスを策定しております。
当社グループのビジョンは、「日本の食の力でWell-beingな世界に貢献する食の総合グループ」であり、その実現のため、社会に「すこやかなおいしさ」を提供することを実現すべきこと(=ミッション)と認識しております。

「すこやかなおいしさ」とは、当社グループが生み出し、世の中に提供する「食」が安全・安心であるだけでなく、体にも、心にもおいしくあるべきだと考えております。 その事業活動の中心には『ものづくり理念(右記参照)』があり、これは当社グループの全ての社員の行動原則となっており、何よりも安全・安心を優先する「紀文ブランド」の礎となってきた理念であります。 中長期的に価値を提供しつづけていくためには、この理念はその範囲を拡大し、従来の安全・安心のみならず、地球環境の保全や人権尊重等といった社会課題の面においても「疑わしく無い」ことを当社グループが自信をもつこと、そして和食・日本食文化の継承者として「食」における文化的背景や空間・時間の豊かさをお伝えすることが心にもおいしい食の提供につながると考えております。 | ![]() |
また、当社グループが中長期的に世の中に「すこやかなおいしさ」を提供し続けるにあたって取り組むべき課題のうち、当社グループの事業活動にとって特に重要度が高く、かつステークホルダーが受け取る価値としても大きいと想定するものを重要取組課題(マテリアリティ)として特定しており、その内容は以下のとおりです。
<重要取組課題>
構成要素 | 主な重要取組課題 | SDGsとの関連性 |
食による、すこやかな体と心 <お客様のために> | 食の安心・安全 タンパク質加工技術の深化 和食・日本食文化の継承 食育、食の啓発 健康価値の探求 など | ![]() ![]() |
協創/共創パートナーの尊重 <社員や取引先のために> | 安心・安全な職場環境 ダイバーシティの推進 サプライチェーン上の人権尊重 地域社会との連携 公正な取引、汚職防止 など | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
地球環境との調和 <自然と環境のために> | 気候変動への対応と抑制 生物多様性の保全 持続可能な資源利用 プラスチック使用量の削減 食品ロスの削減 など | ![]() ![]() ![]() ![]() |
誠実な事業運営 <私たち自身のために> | 各地の法令、規則、価値観の遵守 コーポレート・ガバナンスの向上 適切な情報開示 資本効率を意識した経営 など | - |