四半期報告書-第14期第3四半期(令和4年3月1日-令和4年5月31日)

【提出】
2022/07/14 12:30
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウィルス感染症による厳しい状況がワクチン接種の拡大等により徐々に緩和されつつあるものの、ロシア・ウクライナ情勢の影響により依然として予断を許さない状況となっております。
当社を取り巻く事業環境としましては、テレワークが浸透し、就労の多様化が徐々に進展する一方で、企業における人手不足はますます深刻な状況となっております。
このような状況の下、当社は、中小企業を中心に営業リソース不足が深刻化している環境を、アウトソーシング拡大のビジネスチャンスとして捉え、主力サービスのセールス・プラットフォームサービスを中心とし、積極的にワーク・イノベーション事業の展開を推進してまいりました。その結果、在宅ワークが定着化した環境下におけるオンラインセールスの手法を必要とする多くの中小、中堅企業からご発注を頂くことになりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は4,322,392千円(前年同期比67.2%増)、営業利益は1,474,196千円(同106.7%増)、経常利益は1,505,127千円(同110.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は980,991千円(同109.5%増)となりました。
なお、当社グループは、ワーク・イノベーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、6,020,351千円となり、前連結会計年度末に比べ710,333千円の増加となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動資産合計は、4,747,289千円となり、前連結会計年度末に比べ36,303千円の増加となりました。これは主に、収益認識に関する会計基準等の適用により売掛金及び契約資産(前連結会計年度末は売掛金)が88,539千円減少したものの、現金及び預金が117,863千円増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定資産合計は、1,273,062千円となり、前連結会計年度末に比べ674,029千円の増加となりました。これは主に、将来減算一時差異の減少により繰延税金資産が209,804千円減少したものの、投資有価証券が724,730千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、2,078,021千円となり、前連結会計年度末に比べ190,173千円の減少となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動負債合計は、2,061,132千円となり、前連結会計年度末に比べて203,674千円の減少となりました。これは主に、契約負債(前連結会計年度末は前受金)が349,068千円増加したものの、未払法人税等が462,590千円、短期借入金が100,000千円減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定負債合計は、16,889千円となり、前連結会計年度末に比べ13,500千円の増加となりました。これは主に、長期借入金が13,500千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、3,942,329千円となり、前連結会計年度末に比べ900,506千円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金980,991千円の増加によるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。