四半期報告書-第15期第2四半期(2022/12/01-2023/02/28)

【提出】
2023/04/14 15:00
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況がワクチン接種の拡大等により徐々に緩和されつつあるものの、オミクロン株による感染も見られ、依然として予断を許さない状況となっております。
当社グループを取り巻く事業環境としましては、テレワークが浸透し、就労の多様化が徐々に進展する一方で、企業における人手不足はますます深刻な状況となっております。
このような状況の下、当社は、中小企業を中心に営業リソース不足が深刻化している環境を、アウトソーシング拡大のビジネスチャンスとして捉え、主力サービスのセールス・プラットフォームサービスを中心とし、積極的にワーク・イノベーション事業の展開を推進してまいりました。その結果、在宅ワークが定着化した環境下におけるオンラインセールスの手法を必要とする多くの中小、中堅企業からご発注を頂くことになりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,236,473千円(前年同期比57.0%増)、営業利益は1,387,832千円(同45.7%増)、経常利益は1,388,750千円(同43.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は834,268千円(同28.7%増)となりました。
なお、当社グループは、ワーク・イノベーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
②財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は8,080,241千円となり、前連結会計年度末に比べ1,560,606千円の増加となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産合計は5,402,428千円となり、前連結会計年度末に比べ828,499千円の増加となりました。これは主に、営業活動による収入等により現金及び預金が621,531千円増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産合計は2,677,812千円となり、前連結会計年度末に比べ732,106千円の増加となりました。これは主に、株式会社アッドラスト及び株式会社メイクブイ・ホールディングスを新規連結したこと等に伴い、のれんが672,753千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は3,216,184千円となり、前連結会計年度末に比べ712,116千円の増加となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債合計は2,949,368千円となり、前連結会計年度末に比べ461,814千円の増加となりました。これは主に、契約負債が91,700千円減少したものの、未払法人税等が516,028千円増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債合計は266,816千円となり、前連結会計年度末に比べ250,302千円の増加となりました。これは主に、株式会社アッドラスト及び株式会社メイクブイ・ホールディングスを新規連結したこととに伴い、長期借入金が236,908千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は4,864,056千円となり、前連結会計年度末に比べ848,489千円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により834,268千円増加したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び同等物は、前連結会計年度末に比べ678,685千円増加(前年同四半期は313,798千円の増加)し、4,931,595千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,041,585千円の収入(前年同四半期は648,861千円の収入)となりました。これは主に、未払金の減少213,931千円があったものの、税金等調整前四半期純利益1,398,524千円の計上があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、411,510千円の支出(前年同四半期は235,113千円の支出)となりました。これは主に、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出329,129千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、8,543千円の支出(前年同四半期は99,949千円の支出)となりました。これは主に、短期借入金を実行したことによる収入400,000千円があったものの、短期借入金の返済による支出402,686千円があったこと等によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当社グループは、顧客価値向上のために、既存サービスの機能拡充に取り組むほか、新サービスの開発にも取り組んだ結果、当第2四半期連結累計期間の研究開発費は39,518千円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。