有価証券報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、物価上昇の影響を受けつつも、個人消費は緩やに増加しております。また、当社グループが取り扱うペットフードやペット用品は、犬猫の日常生活に必要な消費財であります。
当社グループが属するペット業界におきましては、犬の飼育頭数が減少傾向、猫の飼育頭数は増加傾向であることに加えて、原材料価格の高騰や急激な円安に伴う価格改定が頻繁に行われており、物量の大幅な拡大は見られておりません。一方で、健康志向の高まりによって高付加価値商品に対する飼い主の需要が増加しており、ペット市場の中でもヘルスケアの分野は着実に拡大しております。
また、飼育頭数が減少する中でも、医療技術の進歩や健康志向の高まりなどペットに対する意識が変化しており、ペットの平均寿命が長くなると同時に、1頭当たりのペット関連年間支出額も増加傾向となっており、「ペット関連支出の増加」及び「犬猫の平均寿命の伸長」により、ペットヘルスケア市場は今後も堅調に推移していくことが予想されます。
このような状況の中、当社グループは「ハッピーペットライフ・ハッピーワールド~ペットライフを幸せに・世の中を幸せに」という当社のスローガンを実現すべく事業に取り組んでまいりました。
当社グループは、「D2Cシフト」を中期成長戦略として掲げており、ナショナルブランドを主体とした事業構造からD2Cブランドを主体とした事業構造にシフトしていくことを目指しております。
当連結会計年度については、食事療法食及びノミ・マダニ駆除薬に関するD2Cブランドのエントリーモデルを上市、各オンラインモールでD2Cブランドの専門店を新規出店、新規のオフライン店舗でD2Cブランドの展開を開始、D2Cブランドの成長に向けた広告販促投資等の施策を実施しました。その結果、D2Cブランド製品の売上高1,950,151千円(前連結会計年度比42.1%増)となり、ブランド売上高合計に占めるD2Cブランドの売上高比率は20.9%まで拡大しております(前連結会計年度は13.4%)。一方、ナショナルブランド商品売上高は、一部ナショナルブランド商品の商流変更による影響により減少しました。
これらの結果、売上高は9,032,575千円(前連結会計年度比8.8%減)、営業利益は228,482千円(前連結会計年度比7.5%減)、経常利益は207,285千円(前連結会計年度比14.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は128,341千円(前連結会計年度比25.5%減)となりました。
なお、当社グループは、ペットヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
・自社オンラインサイトと他社オンラインモール等別の売上高
(単位:千円)
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して、11,087千円増加し、3,310,616千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して、23,578千円減少し、3,213,675千円となりました。これは主に現金及び預金が362,162千円増加した一方で、売上の減少に伴い商品が246,088千円、売掛金が94,312千円及び未収入金が57,865千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して34,665千円増加し、96,941千円となりました。これは主に、新物流センターの敷金相当額を支払ったことで、投資その他の資産が42,618千円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して、91,504千円減少し、2,084,466千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して、371,285千円減少し、1,776,663千円となりました。これは主に、売上の減少に伴い買掛金が546,644千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して、279,781千円増加し、307,803千円となりました。これは主に、株式会社FLAFFYの株式取得資金を調達したことにより長期借入金が279,992千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して、102,591千円増加し、1,226,150千円となりました。これは主に、自己株式の取得により自己株式が43,537千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益128,341千円を計上したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末と比べ362,162千円増加し、1,263,596千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、89,425千円の収入(前連結会計年度は163,470千円の収入)となりました。これは主に、増加要因として、税金等調整前当期純利益の計上207,285千円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益の計上241,053千円)、棚卸資産の減少額247,128千円(前連結会計年度は棚卸資産の増加額285,127千円)、売上債権の減少額94,312千円(前連結会計年度は売上債権の減少額150,620千円)があった一方で、減少要因として、仕入債務の減少額546,644千円(前連結会計年度は仕入債務の増加額277,932千円)があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、37,344千円の支出(前連結会計年度は3,237千円の支出)となりました。これは、その他の支出として34,804千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、310,082千円の収入(前連結会計年度は102,860千円の支出)となりました。これは主に、増加要因として、長期借入金の借入による収入350,000千円(前連結会計年度は長期借入金の借入による収入は発生なし)、があった一方で、減少要因として自己株式の取得による支出43,537千円(前連結会計年度は自己株式の取得による支出は発生なし)があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当社グループは、生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b. 受注実績
当社グループは、受注に該当する事項がありませんので、受注実績に関する記載はしておりません。
c. 仕入実績
当社グループは、ペットヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)金額は、仕入価格によっております。
d. 販売実績
当社グループは、ペットヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。
(売上高、売上原価、売上総利益)
新たなD2Cブランド製品の上市や広告販促投資を継続して実施した結果、D2Cブランド製品の売上高1,950,151千円(前連結会計年度比42.1%増)となりました。一方、ナショナルブランド商品売上高は、一部ナショナルブランド商品の商流変更による影響により減少した影響で、売上高は9,032,575千円(前連結会計年度比8.8%減)となりました。
また、売上高の減少により仕入高が減少したため、売上原価は6,225,308千円(前連結会計年度比12.8%減)となりました。その結果、売上総利益は2,807,267千円(前連結会計年度比1.5%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
売上高減少により、運賃及び荷造費が733,539千円(前連結会計年度比6.8%減)、決済手数料が254,255千円(前連結会計年度比11.8%減)となりました。一方、他社モール売上割合内の構成比の変動により、販売手数料が440,364千円(前連結会計年度比14.4%増)となりました。結果として販売費及び一般管理費は2,578,785千円(前連結会計年度比2.4%増)となりました。その結果、営業利益は228,482千円(前連結会計年度比7.5%減)となりました。
(営業外損益、経常利益)
一部敷地の転貸による受取賃貸料23,696千円(前連結会計年度と増減なし)を計上した結果、営業外収益は28,417千円(前連結会計年度比10.6%増)となりました。
金融機関に対する支払利息13,441千円(前連結会計年度比80.7%増)、一部敷地の転貸のための支払賃料22,868千円(前連結会計年度と増減なし)、金融機関に対する融資手数料7,000千円(前連結会計年度は発生なし)を計上した結果、営業外費用49,613千円(前連結会計年度比56.5%増)となりました。
その結果、経常利益は207,285千円(前連結会計年度比14.0%減)となりました。
(法人税等合計、親会社株主に帰属する当期純利益)
課税所得の増加により法人税等合計は78,944千円(前連結会計年度比14.9%増)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は128,341千円(前連結会計年度比25.5%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金は自己資金及び金融機関からの借入金を基本としております。また、持続的な成長を図るための投資を行っており、これらに必要な資金については金融機関からの借入を中心として調達しております。
運転資金の主要な使途としては、仕入代金、人件費、運賃及び荷造費、販売手数料、支払家賃等があります。持続的な成長を図るための投資としては、広告宣伝費及び研究開発費があります。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,263,596千円であり、借入金残高は1,111,691千円のため、流動性を確保しております。
③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 目標とする経営指標」に記載のとおり、売上高、営業利益、営業利益率、D2Cブランド売上高としております。
当社グループは中期成長戦略として、「D2Cシフト」を掲げており、D2Cブランド主体の成長へと構造を転換していくことで、持続可能な成長を目指して参ります。そのため、D2Cブランド売上高を重要な経営指標として設定しております。また、業績の進捗を図るため売上高、営業利益、営業利益率を重要な経営指標としております。
当該指標に対する今後の方針としては、「プロダクト」、「チャネル」、「プロモーション」の3つの観点からそれぞれD2Cブランドを強化していくことで、売上高に占めるD2Cブランド売上高の構成比率を拡大し、その結果として売上高、営業利益の成長に繋げていきたいと考えております。
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要とされております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、物価上昇の影響を受けつつも、個人消費は緩やに増加しております。また、当社グループが取り扱うペットフードやペット用品は、犬猫の日常生活に必要な消費財であります。
当社グループが属するペット業界におきましては、犬の飼育頭数が減少傾向、猫の飼育頭数は増加傾向であることに加えて、原材料価格の高騰や急激な円安に伴う価格改定が頻繁に行われており、物量の大幅な拡大は見られておりません。一方で、健康志向の高まりによって高付加価値商品に対する飼い主の需要が増加しており、ペット市場の中でもヘルスケアの分野は着実に拡大しております。
また、飼育頭数が減少する中でも、医療技術の進歩や健康志向の高まりなどペットに対する意識が変化しており、ペットの平均寿命が長くなると同時に、1頭当たりのペット関連年間支出額も増加傾向となっており、「ペット関連支出の増加」及び「犬猫の平均寿命の伸長」により、ペットヘルスケア市場は今後も堅調に推移していくことが予想されます。
このような状況の中、当社グループは「ハッピーペットライフ・ハッピーワールド~ペットライフを幸せに・世の中を幸せに」という当社のスローガンを実現すべく事業に取り組んでまいりました。
当社グループは、「D2Cシフト」を中期成長戦略として掲げており、ナショナルブランドを主体とした事業構造からD2Cブランドを主体とした事業構造にシフトしていくことを目指しております。
当連結会計年度については、食事療法食及びノミ・マダニ駆除薬に関するD2Cブランドのエントリーモデルを上市、各オンラインモールでD2Cブランドの専門店を新規出店、新規のオフライン店舗でD2Cブランドの展開を開始、D2Cブランドの成長に向けた広告販促投資等の施策を実施しました。その結果、D2Cブランド製品の売上高1,950,151千円(前連結会計年度比42.1%増)となり、ブランド売上高合計に占めるD2Cブランドの売上高比率は20.9%まで拡大しております(前連結会計年度は13.4%)。一方、ナショナルブランド商品売上高は、一部ナショナルブランド商品の商流変更による影響により減少しました。
これらの結果、売上高は9,032,575千円(前連結会計年度比8.8%減)、営業利益は228,482千円(前連結会計年度比7.5%減)、経常利益は207,285千円(前連結会計年度比14.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は128,341千円(前連結会計年度比25.5%減)となりました。
なお、当社グループは、ペットヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
・自社オンラインサイトと他社オンラインモール等別の売上高
(単位:千円)
| 販売経路別 | 第20期 | 第21期 | 増減 |
| 自社オンラインサイト | 3,396,269 | 3,139,754 | △256,514 |
| 他社オンラインモール等 | 6,509,416 | 5,892,820 | △616,595 |
| 合 計 | 9,905,686 | 9,032,575 | △873,110 |
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して、11,087千円増加し、3,310,616千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して、23,578千円減少し、3,213,675千円となりました。これは主に現金及び預金が362,162千円増加した一方で、売上の減少に伴い商品が246,088千円、売掛金が94,312千円及び未収入金が57,865千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して34,665千円増加し、96,941千円となりました。これは主に、新物流センターの敷金相当額を支払ったことで、投資その他の資産が42,618千円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して、91,504千円減少し、2,084,466千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して、371,285千円減少し、1,776,663千円となりました。これは主に、売上の減少に伴い買掛金が546,644千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して、279,781千円増加し、307,803千円となりました。これは主に、株式会社FLAFFYの株式取得資金を調達したことにより長期借入金が279,992千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して、102,591千円増加し、1,226,150千円となりました。これは主に、自己株式の取得により自己株式が43,537千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益128,341千円を計上したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末と比べ362,162千円増加し、1,263,596千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、89,425千円の収入(前連結会計年度は163,470千円の収入)となりました。これは主に、増加要因として、税金等調整前当期純利益の計上207,285千円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益の計上241,053千円)、棚卸資産の減少額247,128千円(前連結会計年度は棚卸資産の増加額285,127千円)、売上債権の減少額94,312千円(前連結会計年度は売上債権の減少額150,620千円)があった一方で、減少要因として、仕入債務の減少額546,644千円(前連結会計年度は仕入債務の増加額277,932千円)があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、37,344千円の支出(前連結会計年度は3,237千円の支出)となりました。これは、その他の支出として34,804千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、310,082千円の収入(前連結会計年度は102,860千円の支出)となりました。これは主に、増加要因として、長期借入金の借入による収入350,000千円(前連結会計年度は長期借入金の借入による収入は発生なし)、があった一方で、減少要因として自己株式の取得による支出43,537千円(前連結会計年度は自己株式の取得による支出は発生なし)があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当社グループは、生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b. 受注実績
当社グループは、受注に該当する事項がありませんので、受注実績に関する記載はしておりません。
c. 仕入実績
当社グループは、ペットヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
| 事業の名称 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| ペットヘルスケア事業 | 6,063,633 | 81.4 |
(注)金額は、仕入価格によっております。
d. 販売実績
当社グループは、ペットヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
| 事業の名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| ペットヘルスケア事業 | 9,032,575 | 91.2 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。
(売上高、売上原価、売上総利益)
新たなD2Cブランド製品の上市や広告販促投資を継続して実施した結果、D2Cブランド製品の売上高1,950,151千円(前連結会計年度比42.1%増)となりました。一方、ナショナルブランド商品売上高は、一部ナショナルブランド商品の商流変更による影響により減少した影響で、売上高は9,032,575千円(前連結会計年度比8.8%減)となりました。
また、売上高の減少により仕入高が減少したため、売上原価は6,225,308千円(前連結会計年度比12.8%減)となりました。その結果、売上総利益は2,807,267千円(前連結会計年度比1.5%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
売上高減少により、運賃及び荷造費が733,539千円(前連結会計年度比6.8%減)、決済手数料が254,255千円(前連結会計年度比11.8%減)となりました。一方、他社モール売上割合内の構成比の変動により、販売手数料が440,364千円(前連結会計年度比14.4%増)となりました。結果として販売費及び一般管理費は2,578,785千円(前連結会計年度比2.4%増)となりました。その結果、営業利益は228,482千円(前連結会計年度比7.5%減)となりました。
(営業外損益、経常利益)
一部敷地の転貸による受取賃貸料23,696千円(前連結会計年度と増減なし)を計上した結果、営業外収益は28,417千円(前連結会計年度比10.6%増)となりました。
金融機関に対する支払利息13,441千円(前連結会計年度比80.7%増)、一部敷地の転貸のための支払賃料22,868千円(前連結会計年度と増減なし)、金融機関に対する融資手数料7,000千円(前連結会計年度は発生なし)を計上した結果、営業外費用49,613千円(前連結会計年度比56.5%増)となりました。
その結果、経常利益は207,285千円(前連結会計年度比14.0%減)となりました。
(法人税等合計、親会社株主に帰属する当期純利益)
課税所得の増加により法人税等合計は78,944千円(前連結会計年度比14.9%増)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は128,341千円(前連結会計年度比25.5%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金は自己資金及び金融機関からの借入金を基本としております。また、持続的な成長を図るための投資を行っており、これらに必要な資金については金融機関からの借入を中心として調達しております。
運転資金の主要な使途としては、仕入代金、人件費、運賃及び荷造費、販売手数料、支払家賃等があります。持続的な成長を図るための投資としては、広告宣伝費及び研究開発費があります。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,263,596千円であり、借入金残高は1,111,691千円のため、流動性を確保しております。
③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 目標とする経営指標」に記載のとおり、売上高、営業利益、営業利益率、D2Cブランド売上高としております。
当社グループは中期成長戦略として、「D2Cシフト」を掲げており、D2Cブランド主体の成長へと構造を転換していくことで、持続可能な成長を目指して参ります。そのため、D2Cブランド売上高を重要な経営指標として設定しております。また、業績の進捗を図るため売上高、営業利益、営業利益率を重要な経営指標としております。
当該指標に対する今後の方針としては、「プロダクト」、「チャネル」、「プロモーション」の3つの観点からそれぞれD2Cブランドを強化していくことで、売上高に占めるD2Cブランド売上高の構成比率を拡大し、その結果として売上高、営業利益の成長に繋げていきたいと考えております。
| 決算情報等 | 2024年3月期実績 | 2025年3月期実績 |
| (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | |
| 売上高(千円) | 9,905,686 | 9,032,575 |
| 営業利益(千円) | 247,055 | 228,482 |
| 営業利益率(%) | 2.5 | 2.5 |
| D2Cブランド売上高(千円) | 1,371,788 | 1,950,151 |
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要とされております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。