有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2022/07/01 15:00
【資料】
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【項目】
133項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態
第15期事業年度(自 2020年8月1日 至 2021年7月31日)
(資産)
当事業年度末における流動資産は2,403,302千円となり、前事業年度末に比べて494,837千円増加しました。これは主に、当期純利益の計上により現金及び預金が372,286千円、事業規模拡大に伴い商品が87,016千円増加したこと等によるものであります。
固定資産は77,332千円となり、前事業年度末に比べて7,991千円減少しました。これは主に、売却により関係会社株式が5,900千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は2,480,635千円となり、前事業年度末に比べて486,846千円増加しました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は556,596千円となり、前事業年度末に比べて13,229千円減少しました。これは主に、広告宣伝費の増加等により未払金が30,777千円増加したものの、ポイント制度の終了によりポイント引当金が42,597千円減少したことによるものであります。固定負債は170,810千円となり、前事業年度末に比べて70,915千円減少しました。これは、返済に伴い長期借入金が減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は727,406千円となり、前事業年度末に比べて84,144千円減少しました。
(純資産)
純資産は、1,753,229千円と前事業年度末に比べて570,990千円増加しました。これは、当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。
自己資本比率は70.7%と財務的健全性を維持するとともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備え、手元流動性を高めた結果、現金及び預金が2,019,559千円となりました。
第16期第3四半期累計期間(自 2021年8月1日 至 2022年4月30日)
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は2,730,689千円となり、前事業年度末に比べて327,386千円増加しました。これは主に、当期純利益の計上により現金及び預金が214,626千円、事業規模拡大に伴い商品が51,426千円増加したこと等によるものであります。
固定資産は173,717千円となり、前事業年度末に比べて96,384千円増加しました。これは主に、倉庫投資に関連する固定資産が88,000千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は2,904,407千円となり、前事業年度末に比べて423,771千円増加しました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は612,163千円となり、前事業年度末に比べて55,567千円増加しました。これは主に、仕入の増加により買掛金が93,008千円増加したものの、中間納付により未払法人税等が43,269千円減少したことによるものであります。
固定負債は124,415千円となり、前事業年度末に比べて46,395千円減少しました。これは長期借入金の返済によるものであります。
この結果、負債合計は736,578千円となり、前事業年度末に比べて9,172千円増加しました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、2,167,828千円と前事業年度末に比べて414,598千円の増加となりました。これは、四半期純利益の計上によるものであります。
自己資本比率は74.6%と財務的健全性を維持しております。
② 経営成績の状況
第15期事業年度(自 2020年8月1日 至 2021年7月31日)
当事業年度における当社を取り巻く事業環境として、個人のインターネット利用及びEC(電子商取引)利用の普及が挙げられます。総務省発表の「令和3年版情報通信白書」によりますと、2020年の我が国のインターネット人口普及率は83.4%となりました。
経済産業省発表の「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)報告書」によりますと、2020年の日本国内のBtoC-ECの物販系分野の市場規模は、12.2兆円(前年比21.7%増)と大きく拡大しました。この理由として、同調査では新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費の影響と考え、我が国のBtoC-ECの物販系分野の市場規模は1.2兆円底上げしたと計算しております。
一方で、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により経済環境は混乱し、景気の先行きは非常に不透明な状況となっております。そのような中、当店を訪れてくださるユーザーにいつもと変わらず楽しんでいただけるように、鬱々としがちな気分を少しでも解消するのに役立つような商品やコンテンツをお届けできるようにと願い、平常どおりに運営を続けることを心がけてまいりました。
当事業年度においては、初のアニメーション映像となる「リヴィングライフ」を公式YouTubeチャンネルにて公開するとともに、当社が製作した映画「青葉家のテーブル」も6月18日に全国公開となり、ライフカルチャープラットフォームの世界観の源泉となるカルチャーアセットの拡充を行いました。
これらの取り組みやエンゲージメントチャネルへの継続投資によって、エンゲージメントアカウント数は4,374千アカウント(前期比39.4%増)と順調に増加し、その中でも公式スマートフォンアプリ(iOS/Android)は、Androidアプリの提供開始から1年弱の2021年3月に100万ダウンロードを突破し、2021年7月末日現在、累計約124万ダウンロードとなりました。
その結果、累積会員数は421,571人(前期比30.9%増)、年間購入者数も182,144人(前期比23.4%増)と増加し、売上高は4,532,154千円(前期比30.5%増)と大きく伸長しました。
メイクボックス、春いちボトムス、ギャザースカートなどのオリジナル商品の成長により原価率が改善し、売上総利益は2,053,468千円(前期比36.3%増)となりました。
ユーザビリティの向上・システムの安定性のためのエンジニアの採用、アプリダウンロード訴求のための広告宣伝費を強化するといった事業規模の拡大に合わせた健全な体制、環境の整備を図ったことで、販売費及び一般管理費は1,273,916千円(前期比30.8%増)となり、営業利益は779,552千円(前期比46.4%増)、経常利益は797,311千円(前期比42.1%増)、当期純利益は570,990千円(前期比52.4%増)となりました。
なお、当社は、ライフカルチャープラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
第16期第3四半期累計期間(自 2021年8月1日 至 2022年4月30日)
当第3四半期累計期間は、新型コロナウイルス感染症の日本国内の新規感染者数は減少傾向にありましたが、世界的な物流混乱や為替の影響など、依然として先行きが不透明な状況が続いております。そのような中、当店を訪れてくださるユーザーにいつもと変わらず楽しんでいただけるように、春や新生活に向けてフィットする暮らしづくりをお手伝いできる商品やコンテンツをお届けできるようにと願い、運営を続けてまいりました。
オリジナルドラマ「ひとりごとエプロン」シーズン3や、4作目となる新作オリジナルドラマ「庭には二羽」など、引き続きライフカルチャープラットフォームの世界観の源泉となるカルチャーアセットの拡充を行いました。これらの取り組みやエンゲージメントチャネルへの継続投資によって、エンゲージメントアカウント数は順調に増加し、公式スマートフォンアプリ(iOS/Android)は、当第3四半期会計期間末日現在、累計198万ダウンロードとなりました。当第3四半期累計期間におけるアプリ経由の注文数は既に「北欧、暮らしの道具店」全体の約55%を占めております。
D2Cドメインでは、「春いちボトムス」などの定番品から今季の新作までサイズ展開を拡大してお届けしたほか、「ひとりごとエプロン」シーズン3の公開に合わせた商品展開などの施策により、前期の巣ごもり消費による一時的な増加は落ち着きを見せているものの、売上高は堅調に推移しました。
ブランドソリューションドメインでは、ドラマタイアップ「ひとりごとエプロン」×味の素「ほんだし」など、リピーターのクライアント企業から複数の大型案件が売上に寄与しました。
以上の理由から、売上高についてはD2Cドメイン、ブランドソリューションドメインともに堅調に推移し3,863,970千円となりました。なお、第1四半期会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。)等を適用しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (会計方針の変更等)」をご参照ください。売上総利益は1,675,929千円となり、公式スマートフォンアプリ(iOS/Android)ダウンロード訴求のための広告施策等の結果、販売費及び一般管理費を1,059,482千円計上したものの、営業利益は616,447千円、経常利益は626,899千円、四半期純利益は414,598千円となりました。
今後もコンテンツを拡大し、「ひとさじの非日常(Trips)」を「私たち」みたいな「誰か」に届けることを進めてまいります。
なお、当社は、ライフカルチャープラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
③ キャッシュ・フローの状況
第15期事業年度(自 2020年8月1日 至 2021年7月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末と比べ372,286千円増加し、2,019,559千円となりました。当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により獲得した資金は、444,324千円(前年同期は490,418千円の獲得)となりました。これは主に増加要因として、税引前当期純利益の計上809,335千円(前年同期559,988千円)等があった一方で、減少要因として、法人税等の支払額224,804千円(前年同期137,716千円)、たな卸資産の増加額99,772千円(前年同期36,439千円)、ポイント引当金の減少額42,597千円(前年同期は16,080千円の増加)等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により獲得した資金は、15,504千円(前年同期は7,600千円の支出)となりました。これは主に、関係会社の清算による収入17,923千円(前年同期は該当なし)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により支出した資金は、87,543千円(前年同期は65,350千円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済による支出(前年同期は184,650千円)によるものであります。なお、前年同期が65,350千円の獲得となっている理由は長期借入金による収入250,000千円が発生したことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおりライフカルチャープラットフォーム事業の単一セグメントでありますが、以下の販売実績については、事業ドメイン区分で記載しております。
a 生産実績
当社で行う事業は、提供する商品・サービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b 受注実績
当社で行う事業は、提供する商品・サービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c 販売実績
当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。
ドメインの名称第15期事業年度
(自 2020年8月1日
至 2021年7月31日)
第16期第3四半期累計期間
(自 2021年8月1日
至 2022年4月30日)
販売高(千円)前期比(%)販売高(千円)
D2Cドメイン4,258,906131.23,637,712
ブランドソリューションドメイン273,248121.0226,257
合計4,532,154130.53,863,970

(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
この財務諸表の作成にあたって、見積り、判断並びに仮定を用いることが必要となりますが、これらは期末日における資産・負債の金額、開示期間の収益・費用の金額及び開示情報に影響を与えます。ただし、これらの見積り、判断並びに仮定は、実際の結果とは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績
第15期事業年度(自 2020年8月1日 至 2021年7月31日)
(売上高)
当事業年度における売上高は、4,532,154千円(前期比30.5%増)となりました。当社は、ライフカルチャープラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しておりますが、売上高については、D2Cドメインとブランドソリューションドメインの2ドメインに区分しております。
ドメインの名称前事業年度(千円)当事業年度(千円)
D2Cドメイン3,246,6744,258,906
ブランドソリューションドメイン225,790273,248
合計3,472,4644,532,154

(D2Cドメイン)
当事業年度における売上高は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、巣ごもり需要が高まった影響を受け4,258,906千円(前期比31.2%増)となりました。
取扱商品は、メイクボックス、春いちボトムス、ギャザースカートといったオリジナル商品が大きく売上を伸ばしております。
また、流入経路においても「北欧、暮らしの道具店」のアプリ(iOS/Android)は、Androidアプリの提供開始から1年弱の2021年3月に100万ダウンロードを突破し、当事業年度の末日現在、累計約124万ダウンロードとなりました。アプリ経由(iOS/Android)の注文数は既に「北欧、暮らしの道具店」全体の約43%を占めるようになりました。
(ブランドソリューションドメイン)
継続した営業活動により需要を高めることができ、お取り組み案件数が増加したとともに、当店で広告主商品の販売を期間限定で行うといった、既存のBRAND NOTE・BRAND MOVIE以外での大型案件の獲得により273,248千円(前期比21.0%増)となりました。
(売上総利益)
アパレルを中心にオリジナルブランド「KURASHI&Trips PUBLISHING」が成長しており、売上高が堅調に推移していること、仕入商品より相対的に原価率の低いオリジナル商品取扱高の増加等により、原価率が改善して売上総利益率が45.3%(前期比1.9%増)となりました。
そのため、売上総利益は前事業年度から546,685千円増加し、2,053,468千円(前期比36.3%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
ユーザビリティの向上・システムの安定性のためのエンジニアの採用等で給料手当及び賞与を393,973千円(前年同期285,016千円)、アプリダウンロード訴求等のための広告宣伝費を298,363千円(前年同期179,992千円)計上し、事業規模の拡大に合わせた健全な体制、環境の整備を図ったことで、販売費及び一般管理費は1,273,916千円(前期比30.8%増)となりました。
そのため、営業利益は前事業年度から246,928千円増加し、779,552千円(前期比46.4%増)となりました。
(経常利益、法人税等、当期純利益)
経常利益は797,311千円(前期比42.1%増)と大きく増加したのに対し、賃上げ・生産性向上のための税制による税額控除等により、法人税等は238,344千円(前期比28.6%増)に留まったため、当期純利益は570,990千円(前期比52.4%増)となりました。
第16期第3四半期累計期間(自 2021年8月1日 至 2022年4月30日)
(売上高)
当第3四半期累計期間における売上高は、3,863,970千円となりました。当社は、ライフカルチャープラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しておりますが、売上高については、D2Cドメインとブランドソリューションドメインの2ドメインに区分しております。
ドメインの名称当第3四半期累計期間(千円)
D2Cドメイン3,637,712
ブランドソリューションドメイン226,257
合計3,863,970

(D2Cドメイン)
当第3四半期累計期間は、「春いちボトムス」などの定番品から今季の新作までサイズ展開を拡大してお届けしたほか、「ひとりごとエプロン」シーズン3の公開に合わせた商品展開などの施策により、前期の一時的な巣ごもり消費による増加は落ち着きを見せているものの、売上高は堅調に推移しました。
また、公式スマートフォンアプリ(iOS/Android)は、当第3四半期会計期間末日現在、累計198万ダウンロードとなりました。当第3四半期累計期間におけるアプリ経由(iOS/Android)の注文数は既に「北欧、暮らしの道具店」全体の約55%を占めております。
(ブランドソリューションドメイン)当第3四半期累計期間は、ドラマタイアップ「ひとりごとエプロン」×味の素「ほんだし」など、リピーターのクライアント企業から複数の大型案件が売上に寄与しました。
(売上総利益)
当第3四半期累計期間は、D2Cドメイン、ブランドソリューションドメインともに売上高が堅調に推移したことにより、売上総利益は1,675,929千円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当第3四半期累計期間における販売費及び一般管理費を1,059,482千円となりました。これは主に、公式スマートフォンアプリ(iOS/Android)ダウンロード訴求のための広告施策等によるものであります。
この結果、営業利益は616,447千円となりました。
(経常利益、法人税等、四半期純利益)
当第3四半期累計期間における経常利益は626,899千円となりました。これは主に、配信料収入を9,788千円計上したこと等によるものであります。
当第3四半期累計期間における特別利益及び特別損失は発生しておりません。
法人税等を212,300千円計上した結果、四半期純利益は414,598千円となりました。
③ 財政状態に関する認識及び分析・検討内容
財政状態の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。
④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。
当社は、事業運営上、必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当社の主な資金需要は、仕入資金、事業規模の拡大に係る人件費、物流費及び広告宣伝費に係る運転資金となります。これらの資金需要につきましては、自己資金によることを基本としておりますが、必要に応じて銀行借入で調達する方針であります。
なお、現在、支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりでありますが、今後収益を拡大するためには、既存の事業の更なる拡大、知名度向上のための広告活動の展開、新規事業及び新サービスの開発が必要であると認識しております。
そのためには、優秀な人材の確保や組織体制の整備を引き続き行い、これらの課題に対して最善の事業戦略を立案するよう、努めていく所存であります。
⑥ 経営方針、経営戦略又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の分析
「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社はユーザーとの関係の蓄積を判断するための指標として、エンゲージメントアカウント数、累積会員数及び年間購入者数といった指標を利用しております。経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、売上高、売上総利益率、営業利益率といった収益指標とともに、商品回転率や自己資本比率など重要指標を位置付けております。
当該指標については、2021年7月末時点でエンゲージメントアカウント数は4,374千アカウント(前期比39.4%増)、累積会員数は421,571人(前期比30.9%増)、年間購入者数も182,144人(前期比23.4%増)となり、売上高は4,532,154千円(前期比30.5%増)、売上総利益率は45.3%(前期比1.9%増)、営業利益率は17.2%(前期比1.9%増)、商品回転率は14.1回(前事業年度末は18.1回)、自己資本比率は70.7%(前事業年度末は59.3%)となっております。
これは、現時点においては堅調に推移しているものと認識しております。