有価証券報告書-第71期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 13:09
【資料】
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【項目】
122項目

対処すべき課題

建設業界では、公共投資が比較的堅調に推移していること、民間投資も企業収益の改善に伴い設備投資が増加基調にあることから、受注環境は安定していますが、担い手の不足や資機材価格の上昇等、収益環境は厳しい状況にあります。
このような環境のもと、当社グループは、あらゆるステークホルダーの信頼と満足に応える「ファーストコールカンパニー」を経営目標に掲げ、総合的な技術力の強化・向上、人事制度改革や教育システム改革による個々の能力開発、積極的な営業情報収集による受注力強化、コスト管理能力の強化による適正な利益の確保を対処すべき課題として取り組んでまいります。
事業戦略は従来通り、得意分野、得意エリアに経営資源を集中し、これまで培ってきた海外工事・維持修繕・PFI・特殊技術等の分野を伸ばし、地域的には中部地区および東日本・首都圏を中心に事業を展開してまいりますが、企業価値向上のため、更なる内部経営資源の充実や財務体質の強化を図り、グループ内の連携強化を進め、一体となって強い収益基盤の確立と高い生産性の実現を目指します。