有価証券報告書-第106期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 13:43
【資料】
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【項目】
146項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役は3名であり、常勤監査役1名と社外監査役2名から構成されており、財務・会計に関する相当程度の知見を有している者を確保している。
また、監査役の職務を補助するため、財務・会計、内部監査に関する知見を有するスタッフ1名を配置している。
当事業年度において当社は監査役会を12回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりである。
役 職氏 名開催回数(回)出席回数(回)
常勤監査役加藤 高明1212
社外監査役森田 由樹子1212
社外監査役浅林 孝志1212

監査役会における主な検討事項は、監査の方針・監査計画、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性等である。
また、監査役の活動として、取締役会その他重要な会議への出席、取締役等との意思疎通、重要な決裁書類の閲覧、本店各部門・各事業所等における業務及び財産状況の調査、子会社取締役及び監査役との意思疎通・情報交換、内部監査部門との意思疎通・情報交換、会計監査人からの監査の実施状況・報告の確認を行っている。
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、業務執行部門から独立した業務監査部(3名)を配置し、業務遂行及び内部統制の状況を検証・評価し、その結果に基づく情報の提供及び改善・合理化への助言や提案を通じて、業務運営の円滑適正化及び経営効率の向上並びに不正・過誤の未然防止に寄与することとし、業務監査計画に基づき計画的に監査を実施している。
なお、監査役会、業務監査部及び会計監査人は相互に緊密な連携を保ち、効果的な監査を実施するよう定期的に情報交換を行うなど、機能の相互補完を図っている。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
3年間
c.業務を執行した公認会計士
三宅 孝典
安田 康宏
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は公認会計士5名、その他12名である。
e.監査法人の選定方針と理由
当社の監査役会は、会計監査人の選定にあたり、親会社である北陸電力株式会社と同一の監査法人とすることで、グループとして監査の一元化を図るとともに、同法人の規模、経験等の職務遂行能力及び独立性、内部管理体制等を総合的に勘案し、選定している。
また、監査役会は、監査法人が会社法・公認会計士法等の法令に違反・抵触した場合等、会計監査人が継続してその職責を遂行するうえで重要な疑義を抱く事象が発生した場合には、その事実に基づき会計監査人の解任または不再任の検討を行うという「会計監査人の解任または不再任の決定の方針」に基づいて検討した結果、同監査法人を再任している。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っている。この評価については、会計監査人より、監査計画・監査の結果などの報告を受けたほか、適宜、監査に立ち会うなどし、同監査法人の監査の方法および結果は相当であることを確認している。また、「会計監査人の評価基準」を設定し、同監査法人の品質管理や独立性などの監査体制について、聴取等により妥当であると評価している。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区 分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
提出会社1919
連結子会社
1919

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項なし。
c.その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項なし。
d.監査報酬の決定方針
該当事項なし。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、取締役、社内関係部署及び会計監査人からの入手資料や報告聴取を通じて、会計監査人の監査計画、報酬見積りの算出根拠および職務執行状況等を総合的に検討したうえで同意している。