有価証券報告書-第59期(平成25年7月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/09/29 11:19
【資料】
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【項目】
111項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)概況
当社グループは、厳しい経営環境のなか、建設事業部門においては工事受注と工事原価削減による工事利益の確保、砕石事業部門においては、砕石製品の販路拡張及び製造原価の削減等に精力を傾けると同時に、酒類販売事業や環境事業の面でも、精力的に営業活動を展開しております。
(2)当連結会計年度の財政状態について
① 資産の状況
当連結会計年度末における流動資産は26億円となり、前連結会計年度末に比べ1億1千1百万円減少いたし ました。これは主に現金預金2億4千3百万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が4億3千8百万円減 少したことによるものであります。固定資産は27億3千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億5千1 百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が1億9千4百万円及び投資その他の資産7千4百万円増 加したことによるものであります。
この結果、総資産は、53億3千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億3千9百万円増加いたしまし た。
② 負債の状況
当連結会計年度末における流動負債は26億2千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ1千7百万円増加 いたしました。これは主に支払手形・工事未払金等2億5千2百万円、未払法人税等が7千1百万円減少いた しましたが、短期借入金1億3千1百万円、未払費用6千5百万円及び未成工事受入金が9千万円増加したこ とによるものであります。固定負債は6億2千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ4千万円減少いたし ました。これは主に長期借入金3千4百万円増加し、役員退職慰労引当金が7千9百万円減少したことによる ものであります。
この結果、負債合計は、32億5千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ2千2百万円減少いたしまし た。
③ 純資産の状況
当連結会計年度末における純資産合計は20億8千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億6千2百万円増加いたしました。これは主に当期純利益1億7千1百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は39.0%(前連結会計年度末は37.0%)となりました。
(3)当連結会計年度の経営成績について
① 受注高及び売上高
建設事業部門の受注高は、全社一体となって受注活動に努めてまいりました結果、当連結会計年度の受注高
は28億5千1百万円(前連結会計年度比56.7%増)となりました。
建設事業部門の完成工事高は、前連結会計年度の16億4千1百万円から25.9%増の20億6千5百万円となりました。
砕石事業部門においては、建設業界全般に回復の兆しが見られるものの、依然として厳しい状況の中、積極的な営業活動を展開してまいりました結果、前連結会計年度の13億8千6百万円から23.4%増の17億1千万円となりました。
酒類事業部門の売上高は、前連結会計年度の3億3千9百万円から6.5%減の3億1千7百万円となりました。
その他の事業部門は、前連結会計年度の4億2千8百万円から4.9%増の4億4千9百万円となりました。
② 営業利益及び経常利益
営業損益は、前連結会計年度の1億1千3百万円の営業利益から12.9%増の1億2千7百万円の営業利益に、経常損益は1億8千9百万円の経常利益から21.6%減の1億4千8百万円の経常利益になりました。
③ 当期純利益
当期純損益は、前連結会計年度の1億6千3百万円の当期純利益から5.3%増の1億7千1百万円の当期純利益となりました。
(4)キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、1[ 業績等の概要 ] に記載しております。